札幌市立二条小学校

日本の北海道の小学校

札幌市立二条小学校(さっぽろしりつにじょうしょうがっこう)は、北海道札幌市中央区にある公立小学校2017年12月時点で、16学級、全校児童数469名。児童数は、近年増加傾向にある。

札幌市立二条小学校
札幌市立二条小学校
地図北緯43度03分17秒 東経141度20分08秒 / 北緯43.05472度 東経141.33556度 / 43.05472; 141.33556座標: 北緯43度03分17秒 東経141度20分08秒 / 北緯43.05472度 東経141.33556度 / 43.05472; 141.33556
国公私立の別 公立学校
設置者 札幌市
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B101210110104 ウィキデータを編集
所在地 060-0062
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要 編集

札幌市の中心部、大通公園にもほど近い地域に所在する。正面には、NTT病院がある。

平日の始業前に開かれる「朝の活動」では、スポーツ・音楽・読書など、特色のある活動が行われている。また、各種研究大会・発表会も数多く開催されている。

沿革 編集

開校の経緯 編集

1950年(昭和25年)頃、札幌市立幌西小学校札幌市立大通小学校(2004年に閉校、札幌市立資生館小学校に統合)の児童増加が問題となり、これを緩和する必要があった。他方で南2条西15丁目にあった北海道学芸大学・北海道第一師範学校附属札幌小学校(現・北海道教育大学附属札幌小学校)は、北海道学芸大学キャンパス(南22条西13丁目)から離れていて運営上支障があった。そこで、附属小学校を大学構内に移転し、跡地に二条小学校を新設することで、これら問題を一挙に解決した[1]。またこれに伴い、従来の校地を貫いて南1条と南3条の間に西15丁目線の道路が新設された[1]。開校した1950年度は最高学年が5年生であった[2]ため、第1回卒業式が行われたのは1952年(昭和27年)3月である[3]

年表 編集

  • 1950年10月1日 - 開校[4]
  • 1952年
    • 3月3日 - 校歌制定[4]
    • 3月18日 - 第1回卒業式[4]
  • 1970年10月1日 - 開校二十周年記念式典[4]
  • 1993年
    • 2月3日 - ソニー教育賞優良校受賞[4]
    • 12月2日 - 全日本よい歯の学校表彰文部大臣賞受賞[4]
  • 1994年
    • 2月15日 - 北海道教育実践表彰受賞[4]
    • 11月16日 - ソニー教育賞優秀校受賞[4]
  • 1996年-1998年 - 吹奏楽コンクール全道大会で3年連続金賞受賞[4]
  • 2000年
    • 9月30日 - 開校五十周年記念式典・祝賀会[4]
    • 10月13日 - 第33回全国小学校理科研究大会[4]

教育目標 編集

  • 健康な心身の育成〜命の尊さを知り、進んで健康を増進する態度を育てる(たくましい子)
  • 豊かな情操の育成〜自然や人間に深い愛情を持ち、その美しさを求める心を育てる(ゆたかな子)
  • 創造的な思考力の育成〜真理を求めて創意工夫する力を育てる(かしこい子)
  • 強い意志の育成〜仕事のねうちと責任の大切さを知り、最後までやりぬく心を育てる(やりぬく子)

備考 編集

同校の最初の卒業生には、その後1997年4月から2000年3月まで同校校長を務めた尾崎敏(第14代)がいた。

二条小の校木「はるにれ」は二条小設立以前から立っていた。また二条小内には多目的室を「はるにれ教室」と呼び、校庭から校舎を挟んだ反対側の広場を「はるにれ広場」と名づけていた(現在は「なかよし広場」と呼ばれている)ことから「はるにれ」が二条小の中心的存在であることが窺える

なかよし広場は、校舎建て替えに伴い廃止された。

著名な関係者 編集

出身者 編集

卒業後の主な進路 編集

所在地 編集

札幌市中央区南2条西15丁目

脚注 編集

  1. ^ a b 『札幌教育史 下巻』153-154頁
  2. ^ 『二条』36-37頁
  3. ^ 『二条』72頁
  4. ^ a b c d e f g h i j k 札幌市立二条小学校-二条小のあゆみ”. www16.sapporo-c.ed.jp. 2022年3月26日閲覧。

参考文献 編集

  • 札幌市立二条小学校『40周年記念誌「二条」』1991年。
  • 山崎長吉『札幌教育史 下巻』第一法規出版、1997年。

関連項目 編集

外部リンク 編集