杉浦邦恵

日本の写真家

杉浦 邦恵(すぎうら くにえ、1942年 - )は、愛知県名古屋市出身の写真家美術家1960年代からアメリカニューヨークを拠点に活動している[1][2]

杉浦 邦恵
本名 杉浦 邦恵
ふりがな すぎうら くにえ
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1942年
出身地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市
最終学歴 シカゴ美術館附属美術大学
撮影スタイル フォトグラム など
活動時期 1960年代 -
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人物編集

1942年、愛知県名古屋市に生まれる[3][4]1963年お茶の水女子大学理学部物理学科を中退してアメリカへ渡り[5]シカゴ美術館附属美術大学に入学。この大学おいて写真との出会いを果たし、ニューバウハウスの教授たちから薫陶を受けた[1]1967年に大学の学士課程を修了し、同年にニューヨークに移住、拠点の地もこちらに移す[1][5]

これまで、アクリル絵具キャンバスを用いた作品や、動植物等をフォトグラム(特に1980年代以降)によって写した作品など、実験的な作品を発表してきた[6]。2007年、東川賞(国内作家賞)受賞。

主な個展編集

個展
1969 ポートガロ・ギャラリー(ニューヨーク)[7]
1972 ウォーレン・ベネディック・ギャラリー(ニューヨーク)
1978 銀座絵画館(東京)
1979 『孤』ツァイト・フォト・サロン(東京)
1986
  • ツァイト・フォト・サロン(東京)
  • アート・シティー(ニューヨーク)
1987 アート・シティー(ニューヨーク)
1989
  • ホワイト・ルーム、ホワイト・コラムズ(ニューヨーク)
  • ツァイト・フォト・サロン(東京)
1991 ムラヌシ・レダーマン・プロダクションズ(ニューヨーク)
1993
  • ムラヌシ・レダーマン・プロダクションズ(ニューヨーク)
  • ツァイト・フォト・サロン(東京)
  • イル・テンポ(東京)
  • 鎌倉画廊(東京)
  • 神奈川サイエンス・パーク・ギャラリー(川崎)
  • エズラ・アンド・セシル・ジルカ・ギャラリー、ウェスレイアン大学(ミドルタウン)
1994
  • ムラヌシ・レダーマン・プロダクションズ(ニューヨーク)
  • アキラ・イケダ・ギャラリー(ニューヨーク)
1995
  • 鎌倉画廊(東京)
  • ツァイト・フォト・サロン(東京)
1996 ツァイト・フォト・サロン(東京)
1997
  • 鎌倉画廊(東京)
  • レスリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクト(ニューヨーク)
1998
  • 愛知県美術館「杉浦邦恵展―惹きつけるもの」(名古屋)[8]
  • ジュディー・アン・ゴールドマン・ギャラリー(ボストン) ツァイト・フォト・サロン(東京)
1999
  • ガレリアチビカ・モデナ(モデナ)
  • レスリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクト(ニューヨーク)
2000
  • 「ボクシングの書類」ギャラリーGAN(東京)
  • ジュディー・アン・ゴールドマン・ギャラリー(ボストン)
  • ラファエラ・コルテーゼ・ギャラリー(ミラノ)
  • サンドラ・アンド・デイビット・バカラール・ギャラリー、マサチューセッツ美術大学(ボストン)
  • サンドラ・アンド・デイビット・バカラール・ギャラリー、マサチューセッツ美術大学(ボストン)
2001
  • 『薄膜』ツァイト・フォト・サロン(東京)
  • 『Dark Matters/Light Affairs』リチャード・L・ネルソン・ギャラリー&美術コレクション、カリフォルニア大学、デイヴィス
  • 鎌倉画廊(東京)
  • メーン州立大学付属美術館(バンガー)
  • レスリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクト(ニューヨーク)
  • 『アーティストの書類』ツァイト・フォト・サロン(東京)
  • レスリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクト(ニューヨーク)
  • 『再びアーティストの書類』ツァイト・フォト・サロン(東京)
2005 ジュディー・アン・ゴールドマン・ギャラリー(ボストン)
2007 鎌倉画廊 color works
2018 東京都写真美術館「杉浦邦恵 うつくしい 実験 ニューヨークとの50年」[3]

主なグループ展編集

グループ展
1969 『視覚と表現・現代写真』ジョージ・イーストマン・ハウス(ロチェスター)
1972
  • ウォーレン・ベネディク画廊(ニューヨーク)
  • 『コレクション展』アルドリッチ美術館(アルドリッチ)
  • 『今日の絵画と彫刻』インディアナポリス美術館
  • 『ホイットニー・アニュアル1972年』ホイットニー美術館(ニューヨーク)
1978 『パーソナル・ヴィジョン:場/空間』ブロンクス美術館(ニューヨーク)
1979 O.K.ハリス画廊(ニューヨーク)
1980 ライス画廊(フィラデルフィア)
1981 フォトグラム2人展『K551』(カズオ・カミタキと)ツァイト・フォト・サロン(東京)
1982
  • 『過去を見る=未来を見る』アルドリッチ美術館(アルドリッチ)
  • 『日本の写真家38人展』フォトアート1(フォトキナ)(ケルン)
  • 『招待作家展』トニー・シャフラジ画廊(ニューヨーク)
1984 『香港=東京=ニューヨーク』ケンケリバ画廊(ニューヨーク)
1985
  • 『招待作家展』フリーダス/オードヴァー画廊(ニューヨーク)
  • 『パリ・ニューヨーク・東京』つくば写真美術館'85(筑波研究学園都市)
1986
  • 『父』アジアン・アーツ・センター(ニューヨーク)
  • 『日本現代写真展』スペイン巡回展
1987
  • 『ラージ・アズ・ライフ』ケリー・ジョーンズ監修、ヘンリー・ストリート・セッツルメント&ジャマイカ・アーツ・センター(ニューヨーク)
  • 『ペイント=フォトグラフィー』ベス・カトラー・ギャラリー(ニューヨーク)
1988
  • 『コレクション83-8』栃木県立近代美術館(宇都宮)
  • 『フォース・テン・チャイナタウン・ギャラリー展』アジアン.アメリカン・アートセンター(ニューヨーク)
1989
  • 『セレクションズ44』ドローイング・センター(ニューヨーク)
  • 『オリエンタリズムの絵画と写真』ホワイトミュージアム(世界デザイン博覧会、名古屋)
  • 『アップ・デイト』ホワイト・コルムス(ニューヨーク)
1990
  • 『ヴェール』アート・イン・ジェネラル(ニューヨーク)
  • 『自然を愛する芸術家達』グリーンミュージアム(国際花と緑の博覧会、大阪)
  • 『女性のまなざし ─日本とドイツの女性写真家達』川崎市市民ミュージアム(川崎) 『写真』ザブリスキー・ギャラリー(ニューヨーク)
1991
  • 『7月4日』ムラヌシ・レーダーマン・プロダクションズ(ニューヨーク)
  • 『ハウス・オブ・ヴァリュー』252ラファイエット(ニューヨーク)
  • 『日本の14人展』日本橋三越(東京)
1992
  • 『カルチャー・バイツ』カミングス・アート・センター(コネチカット・カレッジ)(ニューロンドン)
  • 『シェイプシフターズ』エミー・リプトン・ギャラリー(ニューヨーク)
  • 『ラバー・ソウル』レディス・フラム(ニューヨーク)
1993
  • 『フォトス』バロン/ボワサンテア・ギャラリー(ニューヨーク)
  • 『3人の写真家』ザブリスキー画廊(ニューヨーク)
1994
  • 『実験的映像』デンヴァー美術館(デンヴァー)
  • 『KARADAがARTになる時[物質になった器官と身体]』板橋区立美術館(東京)
  • 『ネガティブ・エネルギー』リアル・アート・ウエイズ(ハートフォード)
  • 『カメラ・オブスクラ/オブスクラ・カメラ』ザ・スクール・オブ・アート・インスティチュート(シカゴ)
1995
  • 『イン・アンド・アウト・キャラクター』ロジャー・スミス画廊(ニューヨーク)
  • 『「うつすこと」と「みること」─意識拡大装置─』埼玉県立近代美術館(浦和))
  • 『花ざかり』クリスティーヌ・ローズ画廊(ニューヨーク)
  • 『another reality 現代写真の動向』川崎市市民ミュージアム(川崎)
  • 『傷つきやすい』ダーン画廊(ニューヨーク)
  • 『変容』トランス・ハドソン画廊(ジャージィ・シティ)
1996
  • 『日本の写真:内なるかたち、外なるかたち 第三部 現代の景色』東京都写真美術館(東京)
  • 『光の本質』ジョイス・ゴールデン画廊(ニューヨーク)
  • 『プッシング・イメージ・パラダイム』ポートランド現代美術研究所(ポートランド)
  • 『非類似、非関連の彫刻』バロン/ボワサンテア(ニューヨーク)
  • 『ザ・ボックス』フォトゥヒ・クレーマー画廊(ニューヨーク)
1997
  • 『20/20 CAF Looks Forward and Back』サンタバーバラ・コンテンポラリーアートフォーラム(カリフォルニア)
  • 『光の化石』埼玉県立近代美術館、浦和『New Photography 13』ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)
1998
  • 『熱い場:新しいアメリカ写真』ナソイシャー・クンストヴェレン(ヴィースバーデン,ドイツ)
  • 『パラフォトグラフィー』メイヤー美術館(ヴァージニア)
  • 『つかまえどころのない跡』ロードアイランド大学美術館(ロードアイランド)
  • 『Blooming』カレン・マクレディー・ファイン・アート(ニューヨーク)
  • 『Formication』ローレンス・ミラー・ギャラリー(ニューヨーク)
  • 『Flower Paper』カンザスシティー現代写真協会(カンザスシティー)
1999
  • ヘアテン国際写真フェスティバル(ヘアテン、ドイツ)
  • 『日本の現代写真』NBK[ベルリン現代美術センター]、ベルリン他ドイツ巡回展
  • 『Pencils of Nature: A Dialogue』レスリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクト(ニューヨーク)
  • 『Wildflowers』カトナ美術館(カトナ、ニューヨーク)
  • 『Skin Deep: A Survey of Interior Imaging from X-ray to MRI』ジュリー・サウルギャラリー(ニューヨーク)
2000
  • 『Aimal Magnetism』バックネル・アートギャラリー、バックネル大学(ルイスバーグ、ペンシルバニア)
  • ニーナ・フロイデンハイム・ギャラリー、バッファロー(ニューヨーク)
  • 『Animal Magnetism』バックネル・アートギャラリー、バックネル大学(ルイスバーグ、ペンシルバニア州)
2001 『Welt』ルイーズ・ロス・ギャラリー(ニューヨーク)
2002
  • 『This is Not a Photograph』カルフォルニア大学アートギャラリー、サンディエゴ;他巡回
  • 『Shadow Play』ロジャー・スミス・ギャラリー(ニューヨーク)
  • 『True Blue』ジェーン・ジャクソン・ファインアート(アトランタ)
  • 『Retrrospectacle』デンヴァー美術館(デンヴァー)
  • 『PhotoGenesis::Opus 2』サンタバーバラ美術館(サンタバーバラ)
  • 『Works on Paper』ウェザースポーン美術館(グリーンズボロ、ノースカロライナ)
2003
  • 『Vision & Revision』ファイン・アート・ミュージアム(ボストン)
  • 『How Human: Life in the Post Genome Era』国際写真センター(ニューヨーク)
  • 『Genomic Issue(s) : Art and Science』ニューヨーク市立大学大学院センター(ニューヨーク)
  • 『The Shadow』Vestsjaellands美術館(デンマーク)
2006 『光と影』東京都写真美術館(東京)
2007 『写真の町東川賞受賞作家作品展』(北海道)

コレクション編集

  • オースチン美術館、オースチン/テキサス州 [7]
  • ベイリー美術館(ヴァージニア大学)、シャロットヴィル/ヴァージニア州
  • デンバー美術館、デンバー/コロラド州
  • フランシス・リーマン・ローブ・アートセンター(ヴァサー大学)、プキプシー
  • ボストン美術館、ボストン
  • ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク
  • ローズ美術館(ブランデイズ大学)、ウオルサム
  • ヴァージニア美術館、リッチモンド
  • アルドリッチ美術館、アルドリッチ
  • ジョージ・イーストマン・ハウス、ロチェスター
  • リアソン・インスティチュート・オブ・トロント、トロント
  • ベスト・プロダクツ、リッチモンド
  • 栃木県立美術館、宇都宮
  • デンヴァー美術館、デンヴァー
  • 東京国立近代美術館、東京
  • 東京都写真美術館、東京
  • 埼玉県立近代美術館、浦和
  • ヒューストン美術館、ヒューストン

主な書籍編集

  • 杉浦邦恵 (2000年). Dark matters, light affairs. ISBN 9780295980386 
  • 杉浦邦恵 (2007年). Artists and scientists. ISBN 9781590051900 
  • 杉浦邦恵 (2013年12月20日). ニューヨーク・アート、ニューヨーク・アーティスト: 『美術手帖』アート・レポート1986‐2008. ISBN 9784568202625 

脚注編集

  1. ^ a b c 杉浦邦恵(ART OFFICE OZASA)” (日本語). 美術手帖. 2020年10月12日閲覧。
  2. ^ 杉浦 邦恵” (日本語). タカ・イシイギャラリー / Taka Ishii Gallery. 2020年10月12日閲覧。
  3. ^ a b NYを拠点に活動、写真家 杉浦邦恵が日本初の大規模個展を開催 (2018年7月2日)” (日本語). エキサイトニュース. 2020年10月12日閲覧。
  4. ^ NYと写真から生まれる実験 杉浦邦恵展:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2020年10月12日閲覧。
  5. ^ a b 東京都写真美術館”. 東京都写真美術館. 2020年10月12日閲覧。
  6. ^ 杉浦邦恵(ART OFFICE OZASA)” (日本語). 美術手帖. 2020年10月12日閲覧。
  7. ^ a b Culture Power - 杉浦邦恵”. apm.musabi.ac.jp. 2020年10月12日閲覧。
  8. ^ Kamakura Gallery: 2015 Sugiura Kunié”. www.kamakura.gallery. 2020年10月12日閲覧。