杉田 宗久(すぎた むねひさ、1956年5月20日 - 2013年12月25日)は、日本の元裁判官同志社大学法科大学院教授。早稲田大学卒業。大阪府柏原市出身。

経歴 編集

裁判官時代に出した判決 編集

  • 女性5人が被害にあった強姦と強姦未遂の事件で、求刑懲役12年に対し、懲役14年(一審大阪地裁裁判長、2004年)
  • 無免許・酒気帯び運転・信号無視の事件、求刑懲役8月、罰金9000円に対し、懲役1年、執行猶予5年(一審大阪地裁裁判長、2006年)
  • ペッパーランチ心斎橋店女性客強盗強姦事件で、元店長の求刑10年に対し懲役12年、元店員に求刑通りの懲役10年(一審大阪地裁裁判長、2007年)
  • 小室哲哉による著作権譲渡詐欺事件で、求刑懲役5年に対し、懲役3年執行猶予5年(一審大阪地裁裁判長、2009年)
  • 覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で求刑懲役10年に対し、懲役5年(一審大阪地裁裁判長、2009年)- 大阪地裁初の裁判員裁判
  • 強制 わいせつ1件と強姦2件の罪に問われた実際には無実 の 男性に対し、 「醜悪極まりなく、齢(よわい)六十を超えた者の振る舞いとも思えぬ所業」とし、懲役12年の誤判(一審大阪地裁裁判長、右陪席は三村三緒裁判官。2009年)

脚注 編集

  1. ^ 訃報:杉田宗久さん57歳=同志社大大学院教授 毎日新聞 2013年12月27日 - ウェイバックマシン(2013年12月28日アーカイブ分)