村岡 応東(むらおか おうとう、1873年1946年)とは、明治時代から昭和時代のかけての日本画家

略歴 編集

松本楓湖の門人。1873年、東京に生まれる。本名は宜雄。始めは桜塘と号し、後に応東と号す。緑巽舎、自適とも号す。山水画及び花鳥画を得意としており、巽画会烏合会で活躍した。烏合会には1903年11月の第6回から参加している。

作品 編集

  • 「養老勅使」 佐野市立吉澤記念美術館所蔵
  • 「奥の旅の一と夜」 1920年 佐野市立吉澤記念美術館所蔵
  • 「渡船」(六曲一隻) 1910年 第4回文展 褒状受賞

参考文献 編集

  • 鏑木清方 『こしかたの記』 中公文庫、1977年
  • 日展史編纂委員会編『文展・帝展・新文展・日展 全出品目録』1990年
  • 油井一人編 『20世紀物故日本画家事典』 美術年鑑社、1998年