株式会社東京カソード研究所(とうきょうカソードけんきゅうじょTokyo Cathode Laboratory Co., Ltd.)は、東京都板橋区に本社を置く電気機器メーカー電子部品半導体ディスプレイ用の検査装置、プローブカードなどを製造・販売していた。2013年経営破綻

株式会社東京カソード研究所
TOKYO CATHODE LABORATORY CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 6868
1995年10月24日 - 2013年4月15日
本社所在地 日本の旗 日本
173-0004
東京都板橋区板橋一丁目10番14号
設立 1953年昭和28年)4月1日
(有限会社東京カソード研究所)
業種 電気機器
法人番号 6011401006934 ウィキデータを編集
事業内容 電子機器用材料、部品及び機器の製造並びに販売
代表者 大久保尚武(代表取締役社長
資本金 23億2310万5千円
発行済株式総数 576万7268株
売上高 連結:31億6021万7千円
単独:25億7323万2千円
2012年3月期)
営業利益 連結:△5億7487万9千円
単独:△6億0442万3千円
(2012年3月期)
純利益 連結:△6億6247万6千円
単独:△6億0955万7千円
(2012年3月期)
純資産 連結:15億1392万6千円
単独:6億4218万4千円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:51億1916万6千円
単独:42億6069万5千円
(2012年3月31日現在)
従業員数 連結:444人 単独:115人
(2012年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 大久保 利次郎 7.20%
大久保 國子 4.89%
(株)三菱東京UFJ銀行 3.64%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 株式会社北光電子工業 100%
株式会社ビーテックジャパン 100%
関係する人物 大久保利次郎(取締役相談役)
外部リンク http://www.tclab.co.jp/
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概要 編集

2009年3月期より、連結・単独決算とも4期連続で最終損益が赤字となり経営難に陥っていた。

2013年3月14日付で民事再生法の適用を申請した[1]

東京カソード研究所が手掛けていたプローブカード事業は、2013年9月1日にシンガポールに本社があるSVプローブの子会社であるSV TCL(後のニデックSVプローブ)へ譲渡された[2][3][4]

事業所 編集

沿革 編集

  • 1950年昭和25年)5月 - 東京カソード研究所を創業。
  • 1953年(昭和28年)4月 - 有限会社東京カソード研究所を設立。
  • 1963年(昭和38年)4月 - 株式会社東京カソード研究所へ改組。
  • 1995年平成7年)10月 - 株式を店頭公開(現在のジャスダック)。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月14日 - 民事再生法の適用を申請。
    • 7月31日 - プローブカード事業をSVプローブへ譲渡。
    • 11月27日 - 発行済全株式を無償取得し全償却する100%減資を実施。

脚注 編集

  1. ^ 株式会社東京カソード研究所 (2013年3月14日). “民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ”. IRサイト自動更新システム IRポケット. 2021年6月10日閲覧。
  2. ^ 事業譲渡契約締結に関するお知らせ東京カソード研究所 2013年6月25日
  3. ^ 東京カソード研究所がプローブカード事業売却、民事再生手続中不景気.com 2013年6月26日
  4. ^ 事業譲渡の実行のお知らせ東京カソード研究所 2013年9月2日(2016年3月30日のキャッシュ)

外部リンク 編集