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東京モノレール1000形電車

東京モノレール1000形電車(とうきょうモノレール1000がたでんしゃ)は、東京モノレールモノレール車両電車)。

東京モノレール1000形電車
Monorail1000n-wiki.jpg
3代目塗装の1043F(流通センター駅にて)
基本情報
製造所 日立製作所
主要諸元
編成 6両
電気方式 直流 750 V
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 80 km/h
起動加速度 3.5 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
編成定員 584名
車両定員 99名(先頭車92名)
車体長 15,200(先頭車は16,200) mm
全幅 3,038 mm
全高 4,362 mm
台車 2軸ボギー跨座形台車
ブリヂストン製・窒素入りゴムタイヤ[1]
主電動機 EFO-H60 直流電動機
主電動機出力 70kW
歯車比 5.68
制御装置 抵抗制御
制動装置 発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 自動列車制御装置 (ATC)
備考 出典:[2]
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1989年平成元年)7月に営業運転を開始した。6両編成16本(96両)が製造された。

概要編集

東京モノレールの車両はボギー車となった500形以降、4両編成または6両編成での運転としていたが、この1000形は当初から6両の固定編成で製造された。

車体は先頭が傾斜したスピード感のある形状で、これまでの増結用貫通扉を設けたスタイルから一新した。非常用扉が右寄りに設置されているため、運転室は広く貫通路は右にずれている。

ドアは、幅広の片開き式で、片側2か所に設置している。

座席は、四人掛けボックス式のクロスシートを主体とし、車端部に二人掛けシート、先頭車の運転席後ろには一人席もある。車イス用に四人掛けの一部を二人掛けにしている箇所もある。また、運転席後ろの席は運転席側を向いており、前後方の展望を楽しめる。東京モノレールが採用した日立アルヴェーグ式では、タイヤ収納ボックスが車内に張り出し、床に段差ができるのが特徴だが、当形式では、張り出しの上にシートを置き、高い位置からの展望を楽しめるように配置した。

また1061Fのみ、横長のLCD案内表示器が千鳥配置で設置され、ドアチャイムも若干変更されている。

制御方式は従来の抵抗制御が踏襲されたが、ブレーキシステムは電気指令式発電ブレーキ併用)とされた。6両全車両が電動車で最高速度は80km/hである。

2002年(平成14年)9月からワンマン運転を開始した。それに伴い、自動放送を開始した。

羽田駅が終着駅だった時期に、フロントガラスの運転台下の部分にローマ字併記の行先表示板が設置されたり、その後試験目的で車掌台側の車両番号表記の上にLED式の行先表示器が設置されたこともあったが、ほとんどの列車がモノレール浜松町 - 羽田空港(当時)間の通し運転だったこともあり効果がなく、いずれも撤去された。2004年(平成16年)に快速列車の運転時間帯を拡大した際に、各車両の側面にLED式種別表示器が設置されたが、行先表示は省略されている。

塗装編集

当初はクリーム色に赤帯の塗装だったが、2000年(平成12年)12月より白地に、青、オレンジ色帯の塗装へ順次変更された(後述の広告車を除く)。

その後、この登場時の塗装は2014年(平成26年)で東京モノレール開業50周年を迎えることから、記念事業の一環として「ヒストリートレイン」として第15編成・1085Fで復元され、2013年(平成25年)6月12日から運行を開始した[3]。ワンマン運転開始と前後して編成全体を広告車両とした車両も登場しており、ロッテチューインガムの広告車として2編成が紺(クールミントガム)と緑(グリーンガム)一色の塗装に変更された。2007年(平成19年)現在は広告掲載はしていないが塗装はそのままとなっている。また第4編成・1019Fが「特別塗装」として東京モノレール開業時に初代車両の100形・200形・300形・350形に施されていた車体塗装を、第9編成・1049Fが2014年に500形に施されていた車体塗装を復元している。

なお、2015年(平成27年)11月より白色車体の扉回りに緑色・水色・青色の塗色を行った再リニューアル塗装の運行が開始されている(第16編成・1091Fが最初の塗色変更車)。

編成表と今後の予定編集

800形以前の車両は製造から10 - 15年で車両代替が行われ、1000形は初期型の登場から20年以上が経過した2013年時点でも東京モノレール在籍車両の8割を占める主力形式となっているが、老朽化が進行しているため、2014年7月18日より営業運転を開始した新形式である10000形への置き換えが順次実施され[4]、全車代替廃車される予定である。

東京モノレール1000形 全編成一覧(1996年)
← 浜松町
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搬入時期 除籍 備考
号車 1 2 3 4 5 6
種別 Mc M M M M Mc
第01編成・1001F 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1989年06月
第02編成・1007F 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1990年03月
第03編成・1013F 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1990年04月 2016年09月
第04編成・1019F 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1990年06月 2014年11月 100形塗装
第05編成・1025F 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1991年02月 2015年02月
第06編成・1031F 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1991年04月 ポケモン塗装[5]
第07編成・1037F 1037 1038 1039 1040 1041 1042 1991年06月
第08編成・1043F 1043 1044 1045 1046 1047 1048 1991年07月 リニューアル塗装
第09編成・1049F 1049 1050 1051 1052 1053 1054 1992年06月 500形塗装
第10編成・1055F 1055 1056 1057 1058 1059 1060 2018年01月
第11編成・1061F 1061 1062 1063 1064 1065 1066 1993年09月 リニューアル塗装
第12編成・1067F 1067 1068 1069 1070 1071 1072 2019年02月
第13編成・1073F 1073 1074 1075 1076 1077 1078 2016年01月
第14編成・1079F 1079 1080 1081 1082 1083 1084 1994年05月
第15編成・1085F 1085 1086 1087 1088 1089 1090 1994年06月 復刻塗装
第16編成・1091F 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1996年06月 リニューアル塗装


脚注編集

参考文献編集