東京写真研究会(とうきょうしゃしんけんきゅうかい)は、「ゆふつヾ社」のあとを受け、1907年に、秋山轍輔加藤静一斎藤太郎渡辺進小西六右衛門らによって創立された、主としてアマチュア写真家による団体。

1910年には、基本的に年1回の写真展(会員の作品および公募作品を展示)の開催を開始しており、「研展」(けんてん)と呼ばれるようになって、現在まで続いている。ちなみに、2005年に開催された研展は「第90回」である(東京都美術館・10月5日(水)から10月14日(金)まで、その他巡回)。

その活躍が、初期の芸術写真ピクトリアリスム)の興隆をもたらす大きな要因となった。特に、ピグメント印画法による作品は日本全国へと広範な影響を与え、「研展風」とも呼ばれた。その頃活躍した会員としては、野島康三吉野誠安本江陽らがいる。

戦中・戦後における中断はあるものの、関西の浪華写真倶楽部と並んで、現在まで存続する、日本における最古の写真団体の1つである。

研展画集編集

研展に展示された写真作品をまとめた書籍として「研展画集」というタイトルの書籍が小西六本店から刊行されている。研展画集には通巻のナンバーが振られており、例えば、次のようなものが存在する。

  • 研展画集第拾九輯
  • 研展画集第弐拾輯
  • 研展画集第弐拾壱輯(昭和5年(1930年)発行)
  • 研展画集第弐拾弐輯
  • 研展画集第弐拾四輯
  • 研展画集第弐拾五輯(昭和9年(1934年)発行)
  • 研展画集第弐拾六輯
  • 研展画集第弐拾七輯
  • 研展画集第弐拾八輯
  • 研展画集第弐拾九輯
  • 研展画集第参拾輯
  • 研展画集第参拾壱輯

外部リンク編集

関連項目編集