東北インテリジェント通信
東北インテリジェント通信株式会社(とうほくインテリジェントつうしん)は、日本の電気通信事業者。東北電力の完全子会社で、東北電力管内で電気通信事業を行っている。
本社の入居する電力ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | TOHKnet、トークネット |
本社所在地 |
![]() 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目 7番1号電力ビル2F |
設立 | 1992年(平成4年)10月27日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 |
6370001011375 ![]() |
事業内容 |
(1) 電気通信事業法に基づく電気通信事業 (2) 電気通信設備、電気設備およびこれに付帯する設備の工事ならびに保守 (3) 電気通信および情報処理に関する機器・ソフトウェアの開発、制作、販売、賃貸 (4) 前各号に関するコンサルティング (5) 前各号に付帯するまたは関連する一切の事業 |
代表者 | 代表取締役社長 三浦直人 |
資本金 | 100億円 |
売上高 | 232億8800万円(2020年03月31日時点)[1] |
営業利益 | 26億3400万円(2020年03月31日時点)[1] |
経常利益 | 28億0800万円(2020年03月31日時点)[1] |
純利益 | 21億0300万円(2020年03月31日時点)[1] |
純資産 | 350億1400万円(2020年03月31日時点)[1] |
総資産 | 538億6500万円(2020年03月31日時点)[1] |
従業員数 |
381名 (2019年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人 |
主要株主 | 東北電力 100% |
外部リンク | http://www.tohknet.co.jp |
概要編集
アステルブランドのPHSサービスを2004年(平成16年)12月1日に全国ローミングが停止した後も東北地区限定で続けていたが、2005年(平成17年)7月28日をもって新規受付を終了し[2]、アステル東京のサービスを提供していたYOZANが同年11月30日に音声サービスを終了したのに伴い、同サービス最後の事業者となったが、2006年(平成18年)12月20日にはアステル東北もサービスを終了した[3]。
かつて、デジタルツーカー東北→ジェイフォン東北(現・ソフトバンク)の出資会社の一つであった[4]。このことが、現在に至るまでソフトバンクの東北エリアに(ネットワーク上)新潟県が含まれることになった遠因とされている。
2012年(平成24年)にISDNサービスを廃止した後は、全てのサービスが法人向けとなっている。
2012年(平成24年)10月に創立20周年を迎えるにあたり、更なる企業価値と知名度の向上を図るため、新たに企業ブランド「TOHKnet」を導入した[5]。
事業内容編集
- ネットワークソリューション
- インターネットソリューション
- クラウドソリューション
- データセンターソリューション
- オプションサービス
沿革編集
- 1992年(平成4年)10月27日 東北インテリジェント通信(株)設立(資本金0.75億円)。
- 1993年(平成5年)
- 3月 資本金を3億円に増資。
- 5月資本金を10億円に増資(株主23社)。
- 10月 第一種電気通信事業許可。
- 1994年(平成6年)
- 4月 資本金を40億円に増資(株主93社)。
- 6月 事業開始(専用サービス[アナログ伝送、デジタル伝送])。
- 1996年(平成8年)
- 2月 資本金を80億円に増資(株主95社)。
- 3月 ISDNサービス開始。
- 11月 超高速デジタル伝送サービス、映像伝送サービス開始。
- 1997年(平成9年)5月 フレームリレーサービス開始。
- 1998年(平成10年)
- 4月 TOCNサービス開始。
- 10月 ATM専用サービス開始。
- 10月 専用線エコノミーサービス開始。
- 10月 高品質・広帯域映像伝送サービス開始。
- 1999年(平成11年)
- 3月 資本金を100億円に増資(株主96社)。
- 8月 一般建設業(電気工事業・電気通信工事業)許可。
- 2000年(平成12年)9月 株式会社アステル東北のPHS事業営業譲受。
- 2001年(平成13年)
- 3月2日 株式会社トークネット・サービスを設立。
- 6月 ADSLサービスをISP向けに提供開始。
- 8月 高速イーサネット網サービス開始。
- 2002年(平成14年)
- 2004年(平成16年)
- 1月 IP電話サービス開始。
- 3月 東北電力株式会社の完全子会社化(100%子会社)。
- 6月 ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得。
- 2006年(平成18年)12月 PHSサービスを終了。
- 2007年(平成19年)7月 トークネット・サービスを吸収合併。
- 2008年(平成20年)12月 ISDNサービスの新規受付を停止。
- 2009年(平成21年)3月 ADSLサービスを廃止。同年4月1日よりイー・アクセスが譲受[6]。
- 2010年(平成22年)4月22日 ISDNサービスを停止[7]。
- 2012年(平成24年)3月21日 設立20周年(同年10月)に先駆け、ブランディング変更を行い、コーポレートロゴを刷新[5]。
事業所一覧編集
詳細は「公式サイトの事業所一覧」を参照
脚注編集
- ^ a b c d e f 東北インテリジェント通信株式会社 第28期決算公告
- ^ 「アステルPHS電話サービス」新規申込の受付終了について
- ^ 「アステルPHS電話サービス」の終了について
- ^ 一方で、親会社の東北電力は、東北セルラー電話に出資していたため、かつてのau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)は新潟県も東北のエリア内であったが、現在は、営業上は新潟県は関東エリア、ネットワーク上は東北エリアとなっている
- ^ a b 企業ブランド「TOHKnet」の導入について
- ^ 「ADSLサービス」事業譲渡に関するお知らせ
- ^ 「ISDNサービス」の終了について