東大前駅
東京都文京区にある東京地下鉄の駅
東大前駅(とうだいまええき)は、東京都文京区向丘一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)南北線の駅である。駅番号はN 12。駅名の通り、東京大学への最寄り駅の一つである。
東大前駅 | |
---|---|
1番出入口(2010年5月) | |
とうだいまえ Todaimae | |
◄N 11 後楽園 (1.3 km) (0.9 km) 本駒込 N 13► | |
所在地 | 東京都文京区向丘一丁目19-2 |
駅番号 | N12[1] |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●[1]南北線 |
キロ程 | 12.7 km(目黒起点) |
電報略号 | トタ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]25,870人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)3月26日[2][3] |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札階(地下1階)とホーム階(地下3階)を連絡するエレベーターおよびエスカレーターが設置されている。ホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。当駅の建設工事は、延長274 m、最大幅員17 m、最大掘削深さ29 mにも及ぶ大規模な開削工事となった[8]。
出入口は東京大学農学部および文京学園文京女子短期大学(当時・短大は2014年に廃止)の敷地内に設置したものである[9]。また、開業当初からある駅中央部のエレベーター出入口用地は、文京区から無償提供された文京区立第六中学校の用地を使用している[9]。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[10] |
---|---|---|
1 | 南北線 | 赤羽岩淵・浦和美園方面 |
2 | 目黒方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
編集開業時から吉村弘作曲の南北線全駅共通の発車メロディ(発車サイン音)を使用していたが、2015年3月13日にスイッチ制作の当駅オリジナルのメロディに変更されている[6]。
利用状況
編集2023年度の1日平均乗降人員は25,870人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中117位。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[13] |
1日平均 乗車人員[14] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)[備考 1]10,384 | [備考 1]5,351 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)11,928 | 5,816 | [* 2] |
1997年(平成 | 9年)14,009 | 7,109 | [* 3] |
1998年(平成10年) | 16,145 | 8,271 | [* 4] |
1999年(平成11年) | 17,280 | 8,685 | [* 5] |
2000年(平成12年) | 18,584 | 9,280 | [* 6] |
2001年(平成13年) | 20,183 | 10,011 | [* 7] |
2002年(平成14年) | 21,004 | 10,331 | [* 8] |
2003年(平成15年) | 21,797 | 10,729 | [* 9] |
2004年(平成16年) | 22,443 | 11,123 | [* 10] |
2005年(平成17年) | 23,434 | 11,615 | [* 11] |
2006年(平成18年) | 23,395 | 11,640 | [* 12] |
2007年(平成19年) | 24,569 | 12,205 | [* 13] |
2008年(平成20年) | 25,105 | 12,444 | [* 14] |
2009年(平成21年) | 25,374 | 12,640 | [* 15] |
2010年(平成22年) | 25,898 | 12,871 | [* 16] |
2011年(平成23年) | 25,646 | 12,762 | [* 17] |
2012年(平成24年) | 26,052 | 12,921 | [* 18] |
2013年(平成25年) | 27,134 | 13,457 | [* 19] |
2014年(平成26年) | 26,539 | 13,139 | [* 20] |
2015年(平成27年) | 27,404 | 13,571 | [* 21] |
2016年(平成28年) | 28,456 | 14,088 | [* 22] |
2017年(平成29年) | 29,401 | 14,570 | [* 23] |
2018年(平成30年) | 29,741 | 14,748 | [* 24] |
2019年(令和元年) | 29,051 | 14,396 | [* 25] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]15,346 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]19,393 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]23,582 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]25,870 |
- 備考
駅周辺
編集バス路線
編集- 本郷追分
- 本郷通り北行(2番出入口側)
- 本郷通り南行
- 東大農学部前
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ a b 福田孝義(帝都高速度交通営団運輸本部運輸部運転課)「1996.3.26 営団南北線四ツ谷延伸開業」『鉄道ピクトリアル』第46巻第6号(通巻第622号)、電気車研究会、1996年6月1日、102 - 103頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b “南北線駒込-四ツ谷 きょう延伸開業 営団後楽園駅で記念式典”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年3月26日)
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『南北線の発車メロディをリニューアル! 各駅に新しい発車メロディを導入します。』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2015年3月2日。オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ “南北線東大前駅エレベーター設置に伴う土木・建築工事”. 坂田建設. 2022年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月18日閲覧。
- ^ 東京地下鉄道南北線建設史、p.591。
- ^ a b 東京地下鉄道南北線建設史、pp.345・392。
- ^ “東大前駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “「南北線」曲目リスト” (PDF). 東京メトロ「南北線」が新駅メロディ採用 制作:株式会社スイッチ. スイッチ (2015年3月2日). 2019年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- ^ 文京の統計 - 文京区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 「13.交通・通信」『第29回 文京の統計』東京都文京区、1997年3月、233頁 。「142.区内地下鉄各駅乗降車人員」
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
参考文献
編集- 『東京地下鉄道南北線建設史』帝都高速度交通営団、2002年3月31日 。