東州兵(とうしゅうへい)は、後漢の私兵集団のひとつ。

黄巾の乱董卓李傕袁術らの悪政による治安の悪化に伴い益州に流れ込んで来た南陽三輔の数万家族の人々から選抜された兵士である。東州兵は益州の独自勢力化を志向した劉焉劉璋軍の中核となったが、劉璋が東州兵を上手く取り締まることが出来なかったので、益州の治安悪化の原因にもなった。