東武バスウエスト岩槻営業所

東武バスウエスト岩槻営業所(とうぶバスウエストいわつきえいぎょうしょ)とは、埼玉県さいたま市岩槻区城南3-6-45にある東武バスウエストの営業所で、大宮営業事務所の傘下である。最寄りバス停は、国際興業バスの「真福寺」であり、東武バスの路線は付近には存在しない[1]。東武バスの公式ホームページの路線図では岩槻営業所と天沼営業所が1つにまとめられている[1]

岩槻営業所 所属車両9843号車(宮下にて)

大宮駅北浦和駅をターミナルとし、さいたま市のうち見沼区東武野田線(東武アーバンパークライン)以南及びJR宇都宮線(東北本線)以東、岩槻区浦和区大宮区緑区並びにJR武蔵野線以北のエリアを運行する系統を所管している。

沿革編集

  • 2002年平成14年)10月1日 - 東武バスウエスト株式会社発足に伴う組織変更により、大宮営業所岩槻出張所が岩槻営業所となる。
  • 2008年(平成20年)8月9日 - 同営業所所管路線にPASMOを導入。

輸送人数編集

現行路線編集

大宮駅東口 - 宮下・岩槻駅方面編集

大宮駅東口から、埼玉県道214号新方須賀さいたま線埼玉県道35号川口上尾線を経て、堀の内交差点から埼玉県道2号さいたま春日部線に入り、東武野田線(東武アーバンパークライン)と平行しながら岩槻駅まで運行する路線である。かつては大宮駅から越谷駅までを結ぶ長距離路線であったが、徐々に短縮され、現在の岩槻駅までの路線に落ち着く。

この路線に加え、途中の「宮ヶ谷塔」停留所先の宮ヶ谷塔(西)交差点を右折して北浦和駅方向に進路を変え、埼玉県道65号さいたま幸手線を「宮下」まで運行する路線が2000年平成12年)4月に新設された。基本的に宮下発着便が運行されており、一部時間帯に岩槻駅まで運行される。この他に大宮営業所管轄で全区間にわたって岩槻発着便と並行するミッドナイトアロー岩槻・春日部が運行されている[3]

1975年昭和50年)頃までは、岩槻駅から大宮駅へ向かうバスは、堀の内交差点で左折せずそのまま県道2号線(旧国道16号[注釈 1]を直進し、氷川参道[注釈 2]を通って大宮駅東口へ向かっていた。その後ルートが変わり、氷川神社交差点先の一方通行の道路[注釈 3]に入り、「銀座ワシントン靴店前」停留所[注釈 4]前の一番街交差点で左折して旧中山道に入り、更に駅前の大宮駅東口交差点で左折して中央デパート前の「大宮東口駅前通り」で終着だった。ここで岩槻駅行きとして出発し、東町交差点を左折し堀の内交差点へ向かうという、ラケットの形のようなルート[注釈 5]だったが、市道に降格した一方通行の狭い道路を通っており、使用する車両が大型化すると、この通りの商店街から「危険だ」という苦情の声が頻繁に上がっていたほか、渋滞の激しい旧中山道を通るために定時運行が困難になり、ほとんどの乗客が降車専用の「銀座ワシントン靴店前」から徒歩で大宮駅へ向かう事を余儀なくされており、終着の「大宮東口駅前通り」までの乗客は稀にいる程度だった。

これらの理由から、この道路のコミュニティ道路化を期に、1991年(平成3年)10月に上下線を同一ルートに変更すると同時に「大宮駅東口」発着とし、「大宮東口駅前通り」は途中停留所[注釈 6]となった。

また、大宮駅東口発着に変更された当初は2番のりばから発着していたが、その後運行本数等を勘案し、現在の8番のりば発着に変更された。しかし、平日の最終バス(深夜バス)及びその後の深夜急行バスミッドナイトアロー岩槻・春日部)は、2番のりばから発車する[注釈 7]

更に、1980年(昭和55年)頃までは同系統の枝番として「堀崎火の見下」行きの路線が存在した。大宮駅から「大和田前原」停留所まで大50系統と同一ルートで運行し、停留所先の大和田駅入口交差点を左折。埼玉県道398号大和田停車場線を北上して、東武野田線(東武アーバンパークライン)の大和田駅へ向かい、線路を越えた駅前の十字路で右折して「堀崎町」(現在の見沼区役所、大宮武道館、大宮東図書館近辺)を経て、「堀崎火の見下」(現在の見沼区役所(北)交差点付近)で終着となっていた。

なお、現在このルートの一部を、国際興業バス東大03系統:東大宮駅 - 大和田駅)、及びさいたま市コミュニティバス(見沼区役所線)が運行している。

浦和駅・北浦和駅 - 山崎 - 東新井団地・宮下・岩槻駅方面編集

  • 岩01:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 鎌倉公園入口 - 向大谷 - 宮下 - 加倉 - 岩槻駅
  • 岩02:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 鎌倉公園入口 - 向大谷 - 宮下
  • 岩02:北浦和駅 → 浦高前 → 皇山道 → 山崎 → 東新井団地 → 鎌倉公園入口 → 向大谷 → 宮下(深夜バスあり)
  • 岩03:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 東新井団地
  • 岩04:浦和駅西口 - 常盤二丁目 - 北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 鎌倉公園入口 - 向大谷 - 宮下
  • 岩05:浦和駅西口 - 常盤二丁目 - 北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 東新井団地(土休日のみ)

埼玉県道65号さいたま幸手線に沿って東新井団地及び宮下まで運行する、当営業所の主要路線である。停留所は北浦和駅東口ロータリーから、少し離れた北浦和ターミナルビル敷地内の交通広場である「北浦和バスターミナル」に所在している(国際興業バスと異なり、駅東口ロータリーには入らない)。現在のバスターミナルは「北浦和一丁目地区第一種市街地再開発事業」による北浦和ターミナルビルの竣工に伴い、2002年(平成14年)に整備されたもので、それ以前はほぼ同じ位置で平面の折返場が乗り場、降車場は対岸のアーケード寄りに設置されていた。

基本的には岩02と岩03が運行されている。本数は少ないものの、「宮下」の先を道なりに進み、宮ヶ谷塔(西)交差点を右折し埼玉県道2号さいたま春日部線に入り、大50系統と区間重複して岩槻駅まで運行する岩01系統や、浦和駅(西口)発着で埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線を通り、北浦和駅を経由して宮下発着の岩04系統、東新井団地発着の岩05系統がある(北浦和以南は浦31浦44系統と区間重複)。

また、北浦和駅を21時以降に発車する岩02系統の大半は、途中東新井団地をラケット状に経由する。平日は最終含め5本、土曜は最終が深夜バスとして運行される。

この路線は従来、すべての系統で岩02を使用していたが、2008年(平成20年)10月11日のダイヤ改正において系統番号を分離した。

さいたま新都心駅東口 - 東新井団地方面編集

新都22系統はさいたま新都心駅から南下し、さいたま新都心バスターミナル前を経由して東に折れ、産業道路に出て南に進み、埼玉県道120号上木崎与野停車場線で東北へ曲がり、第二産業道路の山崎交差点を左折し、岩03と並行して東新井団地へ向かう路線である。

大宮警察署が2017年11月27日に現在地へ移転した事に伴い、2018年1月13日に「北袋住宅」停留所を「大宮警察」停留所に改称した。

2020年9月7日ダイヤ改正より、それまでの埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線を経て北袋交差点で産業道路を南下(上記の「大宮警察」停留所を経由)するルートから、新都心バスターミナル - 大宮警察南を経由する新設のルートに変更された[4]

新高01系統は2010年(平成22年)7月26日のダイヤ改正で新設された[5]。北袋一丁目停留所を出ると首都高速埼玉新都心線に入り一区間(新都心出入口 - さいたま見沼出入口)を走行し、山中橋停留所までショートカットする。埼玉県内の首都高速道路を高速道路用途ではない一般路線バスが走行する唯一の路線である。新都22系統を補完するためか、運行は朝夕のみである。

さいたま市コミュニティバス​編集

廃止路線編集

大宮駅東口 - 吉敷一丁目 - さいたま新都心駅東口 - 山崎 - 東新井団地線編集

  • 大都24:大宮駅東口 - 吉敷一丁目 - さいたま新都心東口 - 北袋住宅 - 西高前 - 山崎 - 東新井団地
    • 天沼営業所との共管路線。2009年(平成21年)10月11日のダイヤ改正にて新設。土曜及び日曜・祝日のみ4本。2017年6月19日改正にて廃止。

車両編集

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 1981年4月に県道に降格。当時の県道名は、埼玉県道21号大宮岩槻線
  2. ^ 現在は「平成ひろば」として整備されている区間
  3. ^ 現在の一の宮通り。1972年(昭和47年)1月19日までは国道16号であった
  4. ^ 旧停留所名は「ときわ通り」
  5. ^ 「堀の内」停留所から先、「氷川神社」→「銀座ワシントン靴店前」→「大宮東口駅前通り」→「氷川参道」→「東町一丁目」→「東町二丁目」を経て、再び「堀の内」停留所に戻るまでは、片方向のみの運行だったため、本系統の停留所は片側にのみ設置されていた
  6. ^ 宮下・岩槻駅方面のみ。大宮駅東口方面は「(大宮)市役所入口」→「さいたま市大宮庁舎入口」(2001年5月1日改称)→「大宮区役所入口」(2003年4月1日改称)→「大宮大門町」(2019年5月7日改称)停留所を対応停留所としている
  7. ^ 8番のりばは駅前通り沿いにあるものの、駅から少し離れている為に利便性が良くない。その為、深夜は2番のりば発着に余裕が出てくるので、乗客の利便を考慮しての措置である

脚注編集

  1. ^ a b 岩槻営業所・天沼営業所管内バス路線図
  2. ^ 東武交通広告のご案内
  3. ^ 大宮営業事務所管内バス路線図
  4. ^ 9/7 さいたま新都心駅東口を発着する一部系統の運行経路・運行回数・運行時刻等の変更について - 東武バスOn-Line 2020年8月24日
  5. ^ ニュースリリース告知物

関連項目編集

外部リンク編集