東海大学付属札幌高等学校
日本の北海道にある高等学校
東海大学付属札幌高等学校(とうかいだいがくふぞくさっぽろこうとうがっこう)は、北海道札幌市南区南沢5条1丁目1番1号にある私立高等学校。東海大学の付属校であり、東海大学札幌キャンパスが隣接している。現在の略称は「東海大札幌(とうかいだいさっぽろ)」・「東海札幌(とうかいさっぽろ)」であり、以前の略称は「東海大四(とうかいだいよん)」・「東海大四高(とうかいだいよんこう)」。
東海大学付属札幌高等学校 | |
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過去の名称 |
東海大学第四高等学校 東海大学付属第四高等学校・中等部 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人東海大学 |
設立年月日 | 1964年4月 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合有) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科(23学級) |
学科内専門コース |
特進コース 総合進学コース |
学期 | 2学期制 |
高校コード | 01519K |
所在地 | 〒005-8602 |
![]() 北緯42度59分22.1秒 東経141度19分21.2秒 / 北緯42.989472度 東経141.322556度座標: 北緯42度59分22.1秒 東経141度19分21.2秒 / 北緯42.989472度 東経141.322556度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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概要編集
特色編集
生徒数は929人、教職員数は45人、事務職員数は5人である[1]。
所在地編集
校舎が小高い山に位置するため、豊平川側方向から登校するには、少々長めの階段を登ることになる。
階段自体にはロードヒーティングが整備されている為、冬季間は常時通行可能。 しかし、降雪した深夜・早朝、降雪した量によっては融雪機能に影響するので、多少歩きにくくなることがある。
林と斜面に囲まれているため、降雨による土砂などの流出物、秋季の落葉で路上が汚くなるが、付近住民の方が掃除してくれたり、生徒による校外清掃でごみ拾いが行われる。
階段中部付近には当校のテニスコート、下部付近には生徒専用の自転車駐輪場がある。 駐輪場は他所にも有るが、利用は当所が一番多い。
学校としては指折りの広さを持つ体育館を有する。東海大学の札幌キャンパスに隣接しており、渡り廊下から繋がっている。
沿革編集
部活動編集
概要編集
- 運動部
- 野球部
- サッカー部
- 男子柔道部
- 女子柔道部
- 剣道部
- 陸上競技部
- スキー部
- 男子バレーボール部
- 女子バレーボール部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- テニス部
- 男子バドミントン部
- 女子バドミントン部
- 文化部
- ディベート部
- 吹奏楽部
- 茶道部
- 美術部
- 演劇部
- 家庭科部
- 軽音楽部
- 漫画研究部
- 英語研究部
- 科学部
- ダンス部
- 新聞局
- 図書局
- 放送局
- ボランティア同好会
- eスポーツ同好会
特筆される成績編集
- 男子バレーボール部
- 全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)46回・ 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ)43回・国民体育大会(国体)34回の全国出場経験がある。全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)3回・ 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ)3回・国民体育大会(国体)2回の全国優勝経験がある。
- 詳細は北海道バレーボール協会#大会結果を参照。
- 男子バスケットボール部
- 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)37回・国民体育大会(国体)46回・全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)38回の全国出場経験がある。1999年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は準優勝を果たしている。
- 詳細は北海道バスケットボール協会#大会結果を参照。
- 野球部
- 明治神宮野球大会(秋)4回・選抜高等学校野球大会(春)6回・全国高等学校野球選手権大会(夏)5回の全国出場経験がある。2015年の選抜高等学校野球大会(春)は準優勝を果たしている。
- 詳細は北海道野球連盟#大会結果を参照。
- サッカー部
- 全国高等学校サッカー選手権大会(選手権)や国民体育大会(高円宮杯)の出場はないが全国高等学校総合体育大会(総体)1回の全国出場経験がある。2011年に全国初出場を果たしている。
- 詳細は北海道サッカー協会#大会結果を参照。
著名な卒業生編集
- 阿部雅司(元スキーノルディック複合)- 美装興業(1994年リレハンメルオリンピック団体金メダリストで冬季オリンピック3回出場)
- 原田雅彦(スキージャンプ)- 雪印メグミルク(1998年長野オリンピックスキージャンプ団体金メダリストで冬季オリンピック5回出場)
- 葛西紀明(スキージャンプ)- 土屋ホーム(冬季オリンピック8回出場)
- 里谷多英(モーグル)- フジテレビ(冬季オリンピック2回出場)
- 中村直幹(スキージャンプ)- 東海大
- 西本和人(元プロ野球選手)- 西武ライオンズ
- 佐藤真一(元プロ野球選手)- 福岡ダイエーホークス→ヤクルトスワローズ
- 大村巌(元プロ野球選手)- 千葉ロッテマリーンズ
- 大内貴志(元プロ野球選手)- 読売ジャイアンツ
- 佐竹学(元プロ野球選手)- オリックス・ブルーウェーブ→東北楽天ゴールデンイーグルス
- 吉村将生(元プロ野球選手)- 読売ジャイアンツ
- 伏見寅威(プロ野球選手)- オリックス・バファローズ
- 田代将太郎(プロ野球選手)- 東京ヤクルトスワローズ
- 今川優馬 (プロ野球選手) - 北海道日本ハムファイターズ
- 小林珠維 (プロ野球選手)- 福岡ソフトバンクホークス
- 上野純輝(プロ野球選手) - 徳島インディゴソックス
- 西嶋亮太(元社会人野球選手)- JR北海道
- 山根謙二(元バスケットボール指導者)- 埼玉ブロンコス
- 細野真(元バスケットボール選手)- ジャパンエナジー→アイシン精機→愛知機械工業→新潟アルビレックスBB
- 柏木真介(バスケットボール選手)- 新潟アルビレックスBB(日本代表)
- 宮永雄太(バスケットボール選手)- 東芝ブレイブサンダース→リンク栃木ブレックス→千葉ジェッツ→富山グラウジーズ
- 斉藤恵一(バスケットボール選手)- 宮田自動車→仙台89ers→イカイグループ
- 菅原洋介(バスケットボール選手)- サンノゼ・スカイロケッツ→レラカムイ北海道→琉球ゴールデンキングス→静岡ジムラッツ→琉球ゴールデンキングス→大阪エヴェッサ→群馬クレインサンダーズ→滋賀レイクスターズ→兵庫県警察警察官
- 野口大介(バスケットボール選手)- 渋谷サンロッカーズ
- 阿部佑宇(バスケットボール選手)- パナソニックトライアンズ→和歌山トライアンズ
- 小松秀平(バスケットボール選手)- 新潟アルビレックスBB→バンビシャス奈良→佐賀バルーナーズ
- 三澤貴弘(バスケットボール選手)- 静岡ジムラッツ→富山グラウジーズ→静岡ジムラッツ→新潟アルビレックスBB→埼玉ブロンコス
- 大塚裕土(バスケットボール選手)- 川崎ブレイブサンダース
- 西川貴之(バスケットボール選手)- レバンガ北海道→シーホース三河→三遠ネオフェニックス
- 須田侑太郎(バスケットボール選手)- アルバルク東京
- 佐藤卓磨(バスケットボール選手)- 滋賀レイクスターズ
- 内田旦人(バスケットボール選手)- レバンガ北海道
- 山田修司(元バレーボール選手)- 富士フイルム(全日本)
- 成田貴志(元バレーボール選手)- 富士フイルム→堺(全日本)
- 清水克彦(元バレーボール選手)- 富士フイルム→カフエモタ・サレルノ→日立国分
- 南由紀夫(元バレーボール選手)- 富士フイルム
- 山田晃豊(バレーボール指導者)- NECレッドロケッツ監督→日本オリンピック委員会スポーツ指導者海外研修員
- 加賀龍哉(元バレーボール選手)- FC東京
- 五十嵐元(元バレーボール選手)- 豊田合成→大分三好→つくば
- 塚崎祐平(バレーボール選手)- JTサンダーズ
- 浅利昌哉(柔道選手)- ALSOK(66kg級世界ジュニア大会優勝)
- 須貝等(元柔道選手)- 新日本製鉄(95kg級世界大会優勝)
- 滝吉直樹(元柔道選手)- 新日本製鉄(95kg超級世界学生大会優勝)
- 小野幸司(元柔道選手)- 東海大(アジア大会60kg級2位)
- 栄花直輝(剣道家)- 北海道警察(2000年世界選手権大会個人優勝)
- 若生大輔(剣道家)- 北海道警察(2009年世界選手権大会個人ベスト8)
- 安藤翔(剣道家)- 北海道警察(2018年世界選手権大会個人優勝)
- 金子宣隆(元陸上競技選手)- 富士通→佐川急便
- 高橋利幸(ハドソン)- 高橋名人
- 鴨志田穣(カメラマン、ジャーナリスト、エッセイスト)- フリー
- いくえみ綾(漫画家)- 集英社
- 熊谷徳明(ドラマー)- CASIOPEA→TRIX
- 池澤公隆(キーボード)- ZARD
- 田中義人(ギタリスト、プロデューサー)- フリー
- 磯田彩実(アナウンサー)- テレビ北海道
- 佐香智久(シンガーソングライター)- フリー
- 小林正典(歌手、声優)- SME Records SACRA MUSIC
不祥事編集
野球部に於ける暴力不祥事編集
- 2005年9月16日 - 9月16日、監督や部員による部内の暴力事件を理由に、本校側から参加中の秋季北海道高校野球大会への出場を辞退すると申し出た。暴力事件は6月から8月にかけて3件(2年生部員が1年生部員を部室で10発程度殴打、野球部OBが1年生部員の胸を足で押し倒した、監督が2年生部員を平手で2回殴打)。本校は当該大会ですでに札幌地区大会を勝ち抜き、10月3日からの全道大会に出場予定だった[5]。
- 2019年11月26日 - 11月26日、日本学生野球協会は悪質な部員の部内暴力(2年生部員が1年生部員に椅子を投げつける威嚇行為や胸を蹴る、押し倒す、突き飛ばすなどの暴力が11月13日に判明[6])があった本校野球部を11月13日から3か月、対外試合禁止とした[7]。
脚注編集
- ^ “北海道私立中学高等学校協会(私学ナビ)”. 2020年9月1日閲覧。
- ^ [1]による。
- ^ 東海大学付属第四高等学校中等部の生徒募集について(2013年5月29日)による。
- ^ 校名変更についてのお知らせ-東海大学付属第四高等学校(2015年4月13日)による。
- ^ “東海大四が暴力事件で出場辞退 秋季北海道高校野球”. asahi.com 2005年09月16日. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “下半身露出「一発芸」を強要…高校野球処分の詳細”. 日刊スポーツ 2019年11月26日19時3分. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “東海大札幌は対外試合禁止 学生野球審査室会議”. サンケイスポーツ 2019.11.26 17:18. 2020年7月28日閲覧。