杵屋 佐喜(きねや さき)は、江戸時代から続く長唄の名跡。

杵屋 佐喜
別名 Kineya Saki
生誕 (1983-03-17) 1983年3月17日(41歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都渋谷区
学歴 玉川大学芸術学科 声楽専攻卒業
ジャンル
職業
担当楽器 ボーカル
活動期間
事務所 長唄佐門会
公式サイト 杵屋佐喜 長唄・三味線教室

当代は唄方として2002年に3代目を襲名。[1]

3代目 編集

1983年東京都生まれ。玉川学園小学部、玉川学園中学部・高等部を経て玉川大学文学部芸術学科 声楽専攻を卒業。1989年、6歳のとき国立劇場で初舞台。

幼少より人間国宝であった杵屋佐登代に長唄、祖父・五代目杵屋佐吉に三味線を師事。

七代目杵屋佐吉の次男[2]。2002年に杵屋佐喜を襲名[1]。2002年よりプロの唄方として国内外の演奏会、歌舞伎日本舞踊の公演をはじめ、NHKテレビやラジオなどにも数多く出演している。

第11回アジアクラシック音楽コンサートにて新人賞を受賞。

2014年日本コロムビアより和風ビートルズメドレーをリリース。

2017年にはピコ太郎のPPAPの国立劇場バージョン『PNSP』に出演している[3]

2020年カレーライスの唄をリリース。

2023年コロッケの唄をリリース。

親族 編集

父方の祖父は五代目杵屋佐吉。伯父は六代目杵屋佐吉

母方の祖父は七人の侍野良犬雪国などで知られる、昭和を代表する映画俳優木村功。祖母はエッセイスト木村梢で、回想「功、大好き」などのベストセラーで知られる。

大叔母クニエダヤスエはライフデザイナーで著名。その父(曾祖父)は作家の邦枝完二

脚注 編集

外部リンク 編集