松坂 忠則(まつさか ただのり、1902年1月20日 - 1986年3月2日)は、日本国語学者、児童文学者。

秋田県出身。秋田県立工業講習所卒。1927年カナモジカイに入り、漢字制限の方法などを研究。山本有三に師事し、1948年カナモジカイ理事長。国語審議会委員、産業能率短期大学教授、青少年文化の会理事長[1]。山本有三記念路傍の石文学賞選考委員。

著書 編集

  • 『火の赤十字』弘文堂 1940
  • 『女軍医』弘文堂書房 1941
  • 『国字問題の本質』弘文堂書房 1942
  • 『ワカチガキノケンキユウ』シロガネ社 1943
  • 『朝雲のように 少年小説』沢井一三郎絵 小峰書店 1948
  • 『当用漢字ハンドブック』共和出版社 1950
  • 『山の王者』梁川剛一絵 新潮社 1950
  • 『新しい文書実務』春秋社 現代の生活技術新書 1953
  • 『国語国字論争 復古主義への反論』新興出版社 真昼文庫 1962
  • 『PTAの広報活動』学事出版 PTA文庫 1971
  • 『現代表記と文章技術』学事出版 1974
  • 『ワカチガキ辞典』カナモジカイ 1979
翻訳

論文 編集

脚注 編集