松江駅

島根県松江市朝日町にある西日本旅客鉄道の駅

松江駅(まつええき)は、島根県松江市朝日町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線

松江駅
北口(2011年7月)
まつえ
Matsue
東松江 (6.6 km)
(2.7 km) 乃木
地図
所在地 島根県松江市朝日町472-2
北緯35度27分50.59秒 東経133度3分49.25秒 / 北緯35.4640528度 東経133.0636806度 / 35.4640528; 133.0636806座標: 北緯35度27分50.59秒 東経133度3分49.25秒 / 北緯35.4640528度 東経133.0636806度 / 35.4640528; 133.0636806
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 D 山陰本線
キロ程 351.9 km(京都起点)
電報略号 マツ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
3,000人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1908年明治41年)11月8日[1]
備考 直営駅[2]管理駅
みどりの窓口[3]
みどりの券売機プラス設置駅[3]
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南口(2011年7月)

島根県県庁所在地・松江市の中心駅。特急寝台列車を含めた全旅客列車が停車する。 事務管コードは▲640734[4]

2023年令和5年)3月11日から島根県で唯一のみどりの窓口設置駅となっている[5]

歴史

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高架化工事中の駅周辺の空中写真(1976年9月)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

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島式ホーム2面4線を有する高架駅。隣の東松江駅までは複線区間である。改札口は1ヶ所のみ。

駅長が配置された直営駅[2] であり、管理駅として安来駅 - 田儀駅間の各駅を管轄しているが、末端部は出雲市駅地区駅として管理業務を分担している。みどりの窓口・みどりの券売機みどりの券売機プラス設置[3]

駅構内には旅行会社の他、コンコースを挟み東西に分かれて[13] 、商業施設シャミネ等がある。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2   山陰本線 上り 米子鳥取倉敷岡山方面[14] 一部4番のりば
3・4 下り 出雲市浜田益田新山口方面[14]  
付記事項
  • 内側2線(2・3番のりば)が本線、外側2線(1・4番のりば)が待避線である。
  • 1・4番のりばは上下双方の入線・発車・折返しに対応しており、特急接続待ちを行う列車や、当駅での折返し列車が使用するが、2010年3月改正時点では、1番のりばから出雲市方面への折返し列車設定は無い。
  • 特急は下りは3番のりば、上りは2番のりばから発車する。

利用状況

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2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員3,000人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[統計 1]

年度 1日平均
乗車人員
1999年 4,733
2000年 4,632
2001年 4,638
2002年 4,477
2003年 4,348
2004年 4,317
2005年 4,259
2006年 4,342
2007年 4,458
2008年 4,593
2009年 4,464
2010年 4,364
2011年 4,377
2012年 4,405
2013年 4,722
2014年 4,468
2015年 4,522
2016年 4,478
2017年 4,454
2018年 4,288
2019年 4,187
2020年 2,931
2021年 3,000

駅弁

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主な駅弁は下記の通り[15]

  • 境港水揚げかにめし(10 - 3月)
  • 境港水揚げかにみそかに寿し(10 - 3月)
  • 境港水揚げかに寿し
  • 境港水揚げ蟹としじみのもぐり寿し
  • 邪気退散招福ちらし
  • 島根牛みそ玉丼
  • ご婦人お好み幕の内「出雲美人」
  • おべんとう「勾玉」

駅周辺

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北口

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南口

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バス路線

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バスのりばは北口にある。

駅北口構内

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北口前バスロータリー

構内は島式バスターミナルとなっており、バスはバスターミナル北側に進入口と退出口があり、構内は時計回りで走行する。バスターミナル北側から時計回りに11番、1 - 3番、7 - 9番の各乗り場があり、1 - 3番乗り場北側に1 - 3番乗り場と並行する形で4 - 6番の各乗り場がある。2・3番と4 - 6番乗り場は松江市バス一畑バスとの共用となっている。10番は降車専用で、松江駅止めの便と時間調整が必要な便が使用する。

一畑電車北松江線松江しんじ湖温泉駅へのバスは一部の路線を除き、島根県民会館周辺を経由するため、15分程度掛かる。一畑電車早朝便が出発する時間帯はバスが運行開始前のため、バスでの乗継が出来ない。

7番のりばの前にある松江勤労者総合福祉センター(松江テルサ)1階のアトリウムを高速バス・空港リムジンバス・隠岐汽船接続バス待合所として利用可能。

路線バス・観光周遊バス

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のりば 運行事業者 系統・行先 備考
1 松江市バス 81-181-2:南循環線外回り
82-1:南循環線内回り
91-191-291-3:北循環線外回り
92-192-292-3:北循環線内回り
 
2 12-112-4島根大学前・川津
15-115-215-3:あじさい団地
16-0:ソフトビジネスパーク
17-0東高校
50-0:淞北台団地
「12-4」・「17-0」は平日のみ運行
一畑バス 13:美保関ターミナル マリンプラザ方面は川津で乗り継ぎが必要
3 松江市バス 31-131-331-631-731-831-9松江しんじ湖温泉駅
32-032-232-7:福祉センター前
3537:授産センター
「31-8」は平日のみ運行
「31-9」は土休日のみ運行
一畑バス 31:松江しんじ湖温泉駅  
4 松江市バス 23-123-6かんべの里
24-124-2:県合同庁舎前
63-063-163-2:八重垣神社
64-2:公園墓地
6666-166-366-466-766-9:平成町車庫
68-068-168-268-368-468-7市立病院
69-1県立大学
「23-6」は土休日のみ運行
「24-2」「66」「66-4」「68-0」「68-4」は平日のみ運行
一畑バス 202122:八雲車庫  
5 松江市バス 40-140-2:竹矢  
一畑バス 6162玉造温泉  
6 松江市バス 70-170-2八束町由志園入口
70-3:八束町・由志園入口・江島
71-1:大海崎
73-2女子高校
939597:法吉ループ右回り
949698:法吉ループ左回り
「73-2」は平日のみ運行
一畑バス 51:恵曇
54高専
「54」は平日のみ運行
7 松江市バス ぐるっと松江レイクライン  
10 降車専用
11 一畑バス 一畑バス本社 10番が使用中に、松江市バスが降車用として使用する場合がある。
  • 日ノ丸バス米子松江線は2020年9月30日限りで運行終了、翌日廃止となった。そのため、同区間は松江市バス・イエローバスが補完している。
  • 一畑バス大東線・荒島線・御津線は2024年9月30日限りで運行終了、翌日廃止となった。そのため、同区間は既存のバス路線とコミュニティバスとの乗り継ぎで補完している。
  • 一畑バスマリンプラザ線は2024年10月1日から、平日ダイヤの松江駅着の初便を除いて川津 - マリンプラザ前間に区間短縮となった。そのため、川津方面へのバス路線との乗り継ぎが必要。

定期観光バス

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8番のりば

※高速バスの降車スペースや、繁忙期の続行便の停車スペースとして利用されることが多い。

高速バス・空港リムジンバス・隠岐汽船接続バスなど

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のりば 運行事業者 系統・行先 備考
9 JRバス中国 スサノオ号:東京(東京駅日本橋口
出雲・松江・米子ドリーム名古屋号:名古屋(名古屋駅新幹線口
グラン昼特急出雲号・グランドリーム出雲号・ドリーム出雲号:大阪(大阪駅JR高速バスターミナル)・京都(京都駅烏丸口
「スサノオ号」「出雲・松江・米子ドリーム名古屋号」「グランドリーム出雲号」「ドリーム出雲号」は夜行便
「ポートレイク号」は夜行便あり
JRバス中国
神姫バス
ポートレイク号:神戸(神姫バス神戸三宮バスターミナル  
一畑バス
阪急観光バス
くにびき号:大阪(新大阪(阪急高速バス新大阪ターミナル)・梅田(阪急三番街高速バスターミナル))
一畑バス
日ノ丸自動車
両備ホールディングス
中鉄バス
JRバス中国
ももたろうエクスプレス:岡山(岡山駅西口  
一畑バス
広島電鉄
グランドアロー号:広島(大塚駅広島バスセンター広島駅新幹線口  
JRバス中国
JR九州バス
出雲ドリーム博多号:北九州(小倉駅新幹線口)・福岡(博多バスターミナル 夜行便
松江一畑交通 空港リムジンバス出雲縁結び空港  
松江一畑交通
日ノ丸ハイヤー
空港リムジンバス米子鬼太郎空港  
一畑バス 隠岐汽船接続バス七類港 / 境港駅  

駅北口

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カラオケ335松江駅前店向かい及びローソン松江御手船場町店前にあるバス停で、一部高速バスが停車する。

高速バス

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カラオケ335松江駅前店向かい

宍道湖遊覧船第2乗船場前

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宍道湖遊覧船第2乗船場前にあるバス停で、ぐるっと松江レイクラインと一部高速バスが停車する。

観光周遊バス

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隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  山陰本線
快速(上り到着列車のみ)
松江駅乃木駅
普通
東松江駅 - 松江駅 - 乃木駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、309頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、167頁。 
  3. ^ a b c d 松江駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2021年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月8日閲覧。
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ “江津駅の「みどりの窓口」廃止、木次駅は3月10日 島根県内は松江駅だけに JR西日本”. 中国新聞社. (2023年2月28日). オリジナルの2023年3月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230308024935/https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/275602 2023年3月11日閲覧。 
  6. ^ 「米子、松江両駅に旅行センター開店」『交通新聞』交通協力会、1973年6月26日、2面。
  7. ^ a b 松江の都市計画、都市施設 松江市公式サイト
  8. ^ “「シャミネ」新装、縁結び通り人気 JR松江駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版. (2015年12月13日) 
  9. ^ 杉山匡史 (2016年11月5日). “米子など3駅に自動改札機導入 きょうからJR山陰線”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版 
  10. ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版 
  11. ^ 井潟克弘 (2017年6月23日). “松江・宍道駅で歓迎 「瑞風」初停車に沸く”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版 
  12. ^ サウシードッグの「優しさに溢れた世界で」 JR松江駅の発車メロディーに(Sデジオリジナル記事)」『山陰中央新報』2023年3月22日。2023年3月22日閲覧。
  13. ^ 宮野拓也 publisher = 朝日新聞社 (2015年4月15日). “城の石垣・美保関石畳、デザインに 松江駅、年内に改装工事終了”. 朝日新聞: p. 朝刊 島根版 
  14. ^ a b 松江駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
  15. ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、383頁。 
  16. ^ “出雲―鳥取に高速バス 3時間25分、3月16日から運行”. 日本経済新聞. (2016年2月17日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO97349750W6A210C1LC0000/ 2019年2月28日閲覧。 
  17. ^ 一畑バス・日ノ丸自動車、松江~鳥取線「オオクニヌシ」号を廃止 来年2月28日運行分で”. Traicy (2018年12月21日). 2019年2月28日閲覧。
  18. ^ 松江境港シャトルバスの路線廃止について”. 一畑バス. 2021年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。

広報資料・プレスリリースなど一次資料

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統計資料

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関連項目

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外部リンク

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