松野 長八万延元年(1860年) - 没年不明)は、日本政治家

松野長八
生年月日 1860年
出生地 日本の旗 日本 熊本県菊池郡城北村木野
(現熊本県山鹿市)
没年月日 不明
前職 酒造業
配偶者 松野ソノ
子女 長男・松野鶴平
親族 松野頼三(孫)
松野頼久(曾孫)
松野未佳(玄孫)


城北村会議員
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来歴・人物 編集

1860年、萩尾家の三男として生まれ、松野家の養子となる。農業を営む傍ら馬の仲買人をしていた。

1883年、妻ソノとの間に、松野鶴平が生まれる[1]。このころ、農業に見切りをつけて造り酒屋を始めた。

1887年明治20年)以降に酒造を始め、松野酒造を開設。最初は「宝舟」の名前で地酒として地元を中心に販売をしていた。その後、筑後の専門家の技術指導でいい酒ができるようになり、販売を広げ資産も増やしていた[1]。この酒を、福岡市の清酒品評会に出品したところ、一等賞に選ばれている。

1898年、松野鶴平の商売がうまいということで、酒の商売は鶴平に任せきりとなり、長八自身は、城北村の旦那衆として、1898年(明治31年)に城北村会議員となる。のちに城北村の村長となった。

脚注 編集

  1. ^ a b 近代の山鹿の偉人たち 013 熊本県初の参議院議長 松野 鶴平. 山鹿市教育委員会 教育部 文化課. (平成 22 年 3 月 発行)