林 幻(はやし げん、1983年11月24日-)は、地方競馬船橋競馬場所属の調教師、元騎手地方競馬教養センター騎手課程第75期生。本名は下藤(かとう)幻だが、登録名は林幻である。

林幻
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都
生年月日 (1983-11-24) 1983年11月24日(40歳)
血液型 A型
騎手情報
所属団体 千葉県競馬組合
所属厩舎 渡邊薫(船橋)
勝負服 胴赤、袖黒
初免許年 2002年
免許区分 平地
騎手引退日 2018年3月31日
通算勝利 3016戦209勝(地方)
3戦0勝(中央)
調教師情報
初免許年 2018年4月1日
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来歴 編集

中央競馬の騎手を志し、中学校卒業時に競馬学校を受験するが不合格となり高校に進学。高校在学中に地方競馬教養センターの騎手課程に合格。

2002年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得し、函館喜弘厩舎からデビュー。同年4月16日第1回船橋競馬1日目第2競走C3七組条件戦パダンパダンで初騎乗(10頭立て9番人気10着)。同年6月26日第4回船橋競馬1日目第3競走C3四組条件戦をトキノマックスで優勝(9頭立て1番人気)し、初勝利。

2004年3月22日第18回全日本新人王争覇戦出場(12人中2位)[1][2]

2004年6月7日函館喜弘調教師が事故により死去[3][4]。その死をきっかけにアメリカ遠征を志すようになり渡米、2006年6月9日からキーンランド競馬場で研修を開始した。同年11月25日にフージャーパーク競馬場で初騎乗(10頭立て7着)[5]を果たすと翌2007年1月25日ケンタッキー州ターフウェイパーク競馬場でNational Day(ナショナルデイ)に騎乗し優勝(7番人気)、渡米後23戦目で海外初勝利を挙げた[6]

同年4月にはオークローンパーク競馬場で行われたG2アーカンソーダービーでの騎乗を果たした[7][8]。同年12月にビザの期限が切れ、日本へ帰国した[9]。アメリカでの成績は172戦11勝・2着10回・3着27回だった。

2009年7月17日第4回川崎競馬5日目第4競走C3一組二組三組条件戦をキャッスルオリオンで優勝(13頭立て3番人気)し、地方競馬通算100勝達成。

2014年7月29日10月23日の間、ホッカイドウ競馬山田和久厩舎に所属し期間限定騎乗をした[10]

2016年9月21日付けで渡邊薫厩舎から千葉県騎手会へ所属変更[11]。同年9月30日船橋競馬第7競走コスモス賞3歳選抜馬条件戦をカスタネットで優勝(12頭立て1番人気)し、2839戦目で地方競馬通算200勝達成[12]

平成29年度第3回調教師免許試験に合格し[13]、2018年4月1日付けで調教師となる。

2023年9月13日若武者賞をグラッシーズマンで制し、調教師として重賞初制覇を飾った[14]

主な管理馬 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集