林駅 (岡山県)

日本の岡山県倉敷市にあった下津井電鉄の駅

林駅(はやしえき)は、かつて岡山県倉敷市に存在した下津井電鉄

林駅
駅跡(2019年8月)
はやし
HAYASHI
福田 (2.5 km)
(1.9 km) 藤戸
地図
所在地 岡山県倉敷市
北緯34度32分33.3秒 東経133度48分53.1秒 / 北緯34.542583度 東経133.814750度 / 34.542583; 133.814750座標: 北緯34度32分33.3秒 東経133度48分53.1秒 / 北緯34.542583度 東経133.814750度 / 34.542583; 133.814750
所属事業者 下津井電鉄
所属路線 下津井電鉄線
キロ程 16.6 km(下津井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1913年大正2年)11月11日
廃止年月日 1972年昭和47年)4月1日
備考 路線廃止に伴う駅廃止
テンプレートを表示

1972年昭和47年)4月1日茶屋町駅から児島駅間の区間廃線に伴い、廃駅となった。かつてはここから尾原中央、黒谷を経て由加山までの同社バス路線が接続していた。

歴史 編集

  • 1913年大正2年)11月11日:林駅が開業する。当初は停留場だった[1]
  • 1928年昭和3年)2月6日:対向ホームと場内信号機を新設、行き違い可能駅となる[1]
  • 1959年(昭和34年)3月1日:郷内村(植松を除く)が児島市(第2次)に編入され、所在地表示が岡山県児島市林になる。
  • 1967年(昭和42年)2月1日倉敷市(第2次)成立に伴い、所在地表示が現行のものになる。
  • 1969年度:駅員を委託化し、行き違い設備を廃止[1]
  • 1972年(昭和47年)4月1日:茶屋町 - 児島間が廃止される。それに伴い、林駅も廃止となる。
  • 1974年(昭和49年)11月:倉敷市による茶屋町 - 児島間の自転車道の整備が完成する。

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。下りホーム側に駅本屋と貨物側線を有していた[1]

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 下津井電鉄線 下り 児島下津井方面
2 上り 茶屋町方面

廃止後 編集

  • 廃止区間(茶屋町 - 児島)は、自転車専用道として整備されている[3]
  • 2019年2月に「吉備の児島陸続き400年・瀬戸大橋開通30周年記念事業」実行委員会によって模擬駅名標が設置された[4]

隣の駅 編集

下津井電鉄
下津井電鉄線
福田駅 - 林駅 - 藤戸駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d 下津井電鉄 : 瀬戸大橋開通後に姿を消したナローゲージ鉄道 下 15頁(寺田裕一ネコ・パブリッシング
  2. ^ 下津井電鉄 : 瀬戸大橋開通後に姿を消したナローゲージ鉄道 上 13頁(寺田裕一、ネコ・パブリッシング)
  3. ^ 「西大寺鉄道と下津井電鉄の廃線跡を訪ねて」『RAIL FAN』第48巻第11号、鉄道友の会、2001年11月号、12-13頁。 
  4. ^ 吉備の児島陸続き400年・瀬戸大橋開通30周年記念事業のご紹介(児島商工会議所)

関連項目 編集

外部リンク 編集