枝手久島

奄美大島の西に隣接する無人島

枝手久島(えだてくじま)は、奄美大島の西に隣接する、奄美群島に属する無人島である[1]。イザトバナレとも呼ばれる。

枝手久島

枝手久島の空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
(2008年撮影の6枚を合成作成。)
所在地 日本の旗 日本鹿児島県
所在海域 東シナ海太平洋
所属諸島 奄美群島
座標 北緯28度17分36秒 東経129度11分57秒 / 北緯28.29333度 東経129.19917度 / 28.29333; 129.19917座標: 北緯28度17分36秒 東経129度11分57秒 / 北緯28.29333度 東経129.19917度 / 28.29333; 129.19917
最高標高 322 m
最高峰 烏帽子岳(えぼしだけ)
枝手久島の位置(鹿児島県内)
枝手久島
枝手久島
枝手久島 (鹿児島県)
枝手久島の位置(日本内)
枝手久島
枝手久島
枝手久島 (日本)
プロジェクト 地形
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鹿児島県大島郡宇検村に属する。焼内湾口にあり、大島の宇検村宇検からの最短距離は西に約300mである(地理院地図)[1]

ハブの発祥地とも言われている[2]

風葬の島としても知られ、大正9年(1920年)から1921年にかけて奄美・沖縄を三か月間にわたって取材旅行した柳田邦夫南島旅行見聞録に記されている。

1970年代石油備蓄基地として構想があったが、住民の強い反対に応え、実現しなかった[3]

脚注 編集

  1. ^ a b 枝手久島
  2. ^ 『琉球弧 あまくま語り』中村 喬次(2004)南方新社、ISBN 978-4861240225
  3. ^ 昭和のふるさと. “1/23(火)奄美の枝手久島石油基地計画(1973)”. 昭和のふるさと. 2019年12月21日閲覧。