柳志赫(リュ・ジヒョク、1994年1月13日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身のプロ野球選手内野手)。

柳志赫(リュ・ジヒョク)
Ryu Ji-hyuk
サムスン・ライオンズ #16
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1994-01-13) 1994年1月13日(30歳)
身長
体重
181 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手 ユーティリティ 右翼手
プロ入り 2012年 ドラフト4巡目
初出場 KBO/ 2012年6月21日
年俸 2億ウォン(2024年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗 韓国
リュ・ジヒョク
各種表記
ハングル 류지혁
漢字 柳志赫
発音: リュジヒョク
英語表記: Ryu Ji-hyuk
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経歴 編集

斗山時代 編集

2012年に斗山ベアーズから走攻守揃ったユーティリティ内野手としての評価で入団すると、早々に初打席で初安打を記録。

しかしその年の見せ場はこれだけであり2013年に兵役のため尚武に入隊。

翌年オフに除隊され斗山に復帰した。

2016年になると同年には内野のバックアップとして重宝されるようになり、代走や守備固めとして最終的に90試合に出場した。

2017年8月1日の三星ライオンズ戦では4安打5打点の大活躍をみせ、MVPに選ばれた。この年には125試合に出場し、打率2割5分7厘、77安打、26打点、3本塁打の好成績を残した。

オフの11月に開催された第1回アジア プロ野球チャンピオンシップ韓国代表に選出された。同大会では初戦の日本戦では崔元準を走者においた状態で打席に入り、タイムリー2塁打を放った。次のチャイニーズタイペイ戦では代打で四球を選び、代走の安益勳と交代した。そして決勝で再び日本と勝負した時は、韓国代表に合計3本しかヒットを打たせなかった田口麗斗からセンター前に安打を放った(他の二人は韓承沢金河成[1]

2018年も内野の全ポジションを守れるため様々な場面で出場機会に恵まれ、128試合に出場した。

2019年に背番号を8から17に変更した。本人曰く、「理由は特になく、変更してみたかった」とのこと。同年も内野のユーティリティとして重宝され118試合に出場した。また5月8日には人生初となる公式戦で右翼手の守備につく姿も見せた。

起亜時代 編集

2020年6月7日に洪建喜とのトレードで起亜タイガースへ移籍[2]。移籍後はすぐに一軍登録されたがわずか5試合の出場で負傷に見舞われ離脱した[3]

サムスン時代 編集

2023年7月5日、金泰君とのトレードでサムスン・ライオンズへ移籍した[4]

プレースタイル・人物 編集

打撃・守備ともに高い水準を誇るがメンタルが非常に弱く、一度失策をすると連続して失策をするケースがしばしばある。

深い内野ゴロも安定感のある送球でアウトにするかと思えば、センター前ヒット性の打球を容易に処理する姿も見せる。 守備時には無駄な動きが少なく、ダブルプレーをとる能力にも優れている。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2012 斗山 1.000 2 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
2015 0.200 14 5 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 3 0 0
2016 0.288 90 118 34 34 5 0 3 48 9 3 2 10 3 28 0 2
2017 0.259 125 297 60 77 13 4 3 107 26 7 5 21 4 55 2 15
2018 0.268 128 228 52 61 7 0 1 71 29 7 2 29 10 43 3 4
2019 0.250 118 276 36 69 6 2 0 79 34 18 5 24 7 40 6 11
2020 KIA 0.381 25 42 13 16 3 0 1 22 5 1 1 1 5 6 3 4
2021 0.278 92 273 37 76 8 0 2 90 34 0 0 42 7 46 7 8
2022 0.274 127 405 55 111 19 2 2 140 48 8 4 56 6 83 6 13
2023 KIA/サムスン 0.268 132 455 63 122 11 1 2 141 45 26 2 46 6 73 12 6
通算 10シーズン 0.270 853 2100 353 568 72 9 14 700 230 70 21 229 48 377 39 63

背番号 編集

  • 34 (2012年)
  • 8 (2015年 - 2018年、2020年途中 - 2023年途中)
  • 17 (2019年 - 2020年途中)
  • 51 (2020年途中 - 同年途中)
  • 42 (2023年途中 - 同年終了)
  • 16 (2024年 - )

代表歴 編集

脚注 編集

外部リンク 編集

  • 選手の各国通算成績 KBO