桃内駅

福島県南相馬市小高区耳谷にある東日本旅客鉄道の駅

桃内駅(ももうちえき)は、福島県南相馬市小高区耳谷(みみがい)字桃内にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。

桃内駅
駅入口(2017年10月)
ももうち
Momouchi
浪江 (4.9 km)
(4.0 km) 小高
地図
所在地 福島県南相馬市小高区耳谷字桃内2[1]
北緯37度31分43.49秒 東経140度59分4.28秒 / 北緯37.5287472度 東経140.9845222度 / 37.5287472; 140.9845222座標: 北緯37度31分43.49秒 東経140度59分4.28秒 / 北緯37.5287472度 東経140.9845222度 / 37.5287472; 140.9845222
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 273.5 km(日暮里起点)
電報略号 モモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
41人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1948年昭和23年)8月10日[1][2]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
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立ち入り禁止解除直後の同駅
草に覆われたまま休止中(2014年9月)

歴史 編集

駅構造 編集

東日本大震災以前は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅であった[1]が、2017年の営業再開後は島式ホームの駅舎反対側(3番線)が線路撤去の上で柵により封鎖され、相対式2面2線となった。互いのホームは跨線橋で連絡している。原ノ町駅管理の無人駅

駅舎は2001年に木造から現在の鉄骨造に改築され[1]、待合室がある。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1 常磐線 上り いわき水戸方面
2 下り 原ノ町仙台方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況 編集

2004年度の1日平均乗車人員は41人であった[5]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 30
2001 36
2002 36
2003 36
2004 41

駅周辺 編集

山間の集落であり、周囲には水田が広がる。民家は少ない。当駅周辺に出されていた福島第一原子力発電所事故に関連する避難指示は2016年7月に解除された。

大都市近郊区間 編集

2020年令和2年)3月14日より、浪江以南が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに、小高以北が仙台近郊区間及びSuica仙台エリアに編入され、前後の駅が大都市近郊区間及びSuicaのサービスが利用可能な駅となっているが、当駅はその間に位置し、どちらの近郊区間にも属さず、Suicaエリアにも編入されないため、常磐線内で唯一交通系ICカードが使えない駅となっている[6][7][8]

そのため、例えば東京近郊区間内の任意の駅から浪江駅までのきっぷを買った場合、途中下車は出来ないが、当駅まで購入することによって途中下車が可能となるほか、乗車券の有効期間が距離に応じて伸びることがある。

隣の駅 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
浪江駅 - 桃内駅 - 小高駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、435頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
  4. ^ 富岡町、浪江町の避難指示解除に伴う常磐線の運行について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年3月10日). 2017年3月10日閲覧。
  5. ^ 第120回福島県統計年鑑
  6. ^ 常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日。 オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200117080118/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho01.pdf2020年1月17日閲覧 
  7. ^ 首都圏エリア|利用可能エリア|Suica - 東日本旅客鉄道. 2020年4月24日閲覧.
  8. ^ 仙台エリア|利用可能エリア|Suica - 東日本旅客鉄道. 2020年4月24日閲覧.

関連項目 編集

外部リンク 編集