桜井かずみ(さくらいかずみ、1970年8月11日[1] - )は、1980年代に活動した日本の歌手。本名、野村 宇芽代(のむら うめよ)[1][2]。身長152cm[1]。かつて所属していた事務所は「ベスト・フレンド」[1]。代表曲に『母に捧げる花笠音頭』(ビクター音産)がある。

来歴・人物 編集

群馬県桐生市出身[3]。実家は菓子[2]。家族全員がカラオケ好きという家庭環境もあり[2]、幼い頃から演歌子守唄だったり、演歌や森昌子の歌などを歌っていた[1][2]。そのようなことから、子供の頃から将来は絶対歌手になろうと思っていたという[1]。小学2年生の時からカラオケ大会など歌の大会に出場し続け、毎年のように賞を獲得していた[1]。東京12チャンネル(現・テレビ東京)の『ちびっこ歌まね大賞』の第1回に出場、決戦チャンピオン大会で新人賞受賞[3]。その後『ヤング歌謡大賞・新人グランプリ』に出演してデビューのきっかけをつかむ[3]

自分がやる歌のジャンルに演歌を選んだのは、人と違うことがやりたかったからということと、演歌が好きだからということを話している[1]。デビュー当時、目標は都はるみ石川さゆりと話している[1][2]

デビューが決まると共に堀越中学校に転校[1]堀越高等学校卒業。中学生時代はブラスバンド部で、楽器はトロンボーン担当。トロンボーンの演奏は独学で覚えたという[1]。この他趣味は菓子作り[1]100m走の記録は13秒前後と速かった[1]

ディスコグラフィー 編集

シングルレコード 編集

エピソード 編集

  • 伊吹友里が愛媛県から上京する際に地元で開いた壮行会で「母に捧げる花笠音頭」を歌った。[4]

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 週刊平凡 1985年6月21日号 130頁
  2. ^ a b c d e 週刊明星 1985年7月4日 30頁「今週のホープ」
  3. ^ a b c 週刊TVガイド 1985年9月13日号 128頁「出番です」コーナー
  4. ^ [1]

関連項目 編集