桜井信夫
桜井 信夫(さくらい のぶお、1931年10月18日 - 2010年8月18日[1])は、日本の詩人、児童文学作家。 日本民話の会会員。[2]
略歴
編集1999年に長編叙事詩集『ハテルマシキナ よみがえりの島・波照間』で第29回赤い鳥文学賞、第39回日本児童文学者協会賞、第3回三越左千夫少年詩賞特別賞受賞。
妻は児童文学作家の中島信子。
著書
編集- 『雪と乳房 詩集』(昭森社) 1966年
- 『コンピューター人間』(斎藤博之絵、国土社、創作子どもSF全集) 1971年
- 『おしゃべり白いるか』(芝美千世画、小学館のノンフィクション童話) 1978年
- 『ぼくはロボットパン』(西川おさむ絵、小峰書店、はじめてのどうわ) 1979年
- 『やぎのゆきちゃん』(田沢梨枝子絵、草土文化) 1979年
- 『ゆきむすめ 青森県』(小沢良吉え、第一法規出版、日本の民話絵本) 1980年
- 『げんばくとハマユウの花』(鈴木義治絵、ほるぷ出版) 1981年
- 『子そだてゆうれい』(若山憲絵、ほるぷ出版) 1984年
- 『シカのくる分校 丹沢の自然を守る中村さんと分校の子どもたち』(中村道也, 日高有作写真、くもん出版) 1984年
- 『こがねいろの子ジカ』(岡野和絵、童心社) 1985年
- 『西遊記 こども版』全10巻(萱登祥絵、あすなろ書房) 1985年
- 『地下別荘の十日間』(高橋透絵、汐文社、原爆児童文学集) 1985年
- 『デイゴの花』(鈴木義治絵、国土社、現代の民話・戦争ってなあに) 1985年
- 『ゆきむすめの里』(鈴木義治絵、国土社の童話文庫) 1986年
- 『好きだよっていいたくて』(鈴木義治絵、大日本図書) 1988年
- 『りゅうたのきょうりゅうノート』(多田ヒロシ絵、くもん出版) 1989年
- 『オオカミにそだてられた子ども』(梶鮎太絵、あすなろ書房) 1990年
- 『おならぷうっのうた 少年詩集』(文渓堂) 1994年
- 『世界ふしぎ探検隊』(くもん出版、ミステリーファイル) 1996年
- 『ハテルマシキナ よみがえりの島・波照間 少年長編叙事詩』(津田櫓冬画、かど創房) 1998年
- 『せつぶんだまめまきだ』(赤坂三好絵、教育画劇、行事の由来えほん) 2000年
- 『きみがすき』(詩、長新太絵、ポプラ社、のほほん絵本館) 2001年
- 『なげいたコオロギ 古代歌謡変奏』(市川曜子画、編書房) 2008年
- 『君棲む数』(中島信子共著、エスプレス・メディア出版) 2016年
しゃかいの絵本
編集- 『トラックおじさん』(斎藤博之絵、ポプラ社、しゃかいの絵本) 1971年
- 『はしれちかてつ』(吉崎正巳絵、ポプラ社、しゃかいの絵本) 1971年
- 『たいふうがやってくる』(西村達馬絵、ポプラ社、しゃかいの絵本) 1972年
- 『ちえ子と仁王さま』(田代三善絵、ポプラ社、しゃかいの絵本) 1972年
- 『ひかり23号はっしゃ』(伊藤悌夫絵、ポプラ社、しゃかいの絵本) 1973年
「おとうさん」シリーズ
編集- 『けんせつがいしゃのおとうさん』(高松良己絵、あすなろ書房) 1984年
- 『じどうしゃこうばのおとうさん』(浅野輝雄絵、あすなろ書房) 1984年
- 『にもつをはこぶおとうさん』(宮前保彦絵、あすなろ書房) 1985年
- 『パンこうじょうのおとうさん』(宮前保彦絵、あすなろ書房) 1985年
- 『ほけんがいしゃのおとうさん』(頓田室子絵、あすなろ書房) 1985年
「ぞうさん」シリーズ
編集- 『ぞうさんのクッキーすてきなクッキー』(田沢梨枝子絵、国土社) 1987年
- 『ぞうさんのスパゲッティすてきなスパゲッティ』(田沢梨枝子絵、国土社) 1989年
- 『ぞうさんのおにぎりすてきなおにぎり』(田沢梨枝子絵、国土社) 1991年
- 『ぞうさんのカレーライスすてきなカレーライス』(田沢梨枝子絵、国土社) 1991年
- 『ぞうさんのサンドイッチすてきなサンドイッチ』(田沢梨枝子絵、国土社) 1991年
マナーとルールの絵本
編集- 『いじわるくん 自分かってはよそうの巻』(西村達馬絵、あすなろ書房、マナーとルールの絵本) 1987年
- 『おしゃべりトイレ トイレのマナーの巻』(西村達馬絵、あすなろ書房、マナーとルールの絵本) 1987年
- 『おばけでんしゃ 乗り物のマナーの巻』(西村達馬絵、あすなろ書房、マナーとルールの絵本) 1987年
- 『きょうりゅうでたぞ! 食事のマナーの巻』(西村達馬絵、あすなろ書房、マナーとルールの絵本) 1987年
- 『こわいチョコレート ゆうかいに気をつけようの巻』(西村達馬絵、あすなろ書房、マナーとルールの絵本) 1987年
ほんとうにあったこわい話
編集- 『ファラオの呪い』(保田義孝絵、あすなろ書房、ほんとうにあったこわい話) 1990年
- 『おまえが魔女だ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったこわい話) 1990年
- 『どれい船のゆくえ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったこわい話) 1990年
- 『東京が火の海に』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったこわい話) 1990年
- 『死者のひらいた道』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったこわい話) 1990年
ほんとうにあったふしぎな話
編集- 『ミイラのなぞ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったふしぎな話) 1990年
- 『ナスカ地上絵のなぞ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったふしぎな話) 1990年
- 『ヒマラヤの雪男のなぞ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったふしぎな話) 1990年
- 『秘境アンデスのなぞ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったふしぎな話) 1990年
- 『UFOと宇宙人のなぞ』(梶鮎太絵、あすなろ書房、ほんとうにあったふしぎな話) 1990年
伝記
編集- 『宮沢賢治』(横内襄絵、国土社、子ども伝記全集) 1967年
- 『フォスター』(梶鮎太絵、国土社、子ども伝記全集) 1968年
- 『アンデルセン』(赤星亮衛絵、小峰書店、幼年伝記ものがたり) 1972年
- 『福沢諭吉』(霜野二一彦絵、主婦の友社、少年少女世界伝記全集) 1977年
- 『ナイチンゲール物語 さいしょのかんごふさん』(高見八重子絵、あすなろ書房) 1979年
- 『のぐちひでよ物語 びょうきとたたかう』(帆足次郎絵、あすなろ書房) 1979年
- 『ファーブル物語 こんちゅうのおじさん』(小坂茂絵、あすなろ書房) 1979年
- 『ふくざわゆきち物語 べんきょうがたいせつ』(滝原章助絵、あすなろ書房) 1979年
- 『ヘレン・ケラー物語 くらやみにひかりを』(小坂茂絵、あすなろ書房) 1979年
- 『ベートーベン物語 おんがくにいきる』(柴宮忠徳絵、あすなろ書房) 1979年
- 『リンカーン物語 アメリカのこころ』(小坂茂絵、あすなろ書房) 1979年
- 『わが子昭和新山 昭和新山の誕生を記録した三松正夫』(高田三郎絵、PHP研究所) 1982年
- 『みどりの大地はわが心 自然のめぐみを農業に生かした内城本美』(高田勲絵、PHP研究所) 1983年
- 『エベレスト直滑降 世界の屋根からスキーですべりおりた三浦雄一郎』(小泉澄夫絵、PHP研究所) 1985年
- 『大きな夢をタイヤにのせて 人びとのための生産をねがいつづけた石橋正二郎』(高田勲絵、PHP研究所、PHPこころのノンフィクション) 1986年
- 『もえよ稲むらの火 村人を津波からまもり堤防をきずいた浜口梧陵』(高田三郎絵、PHP研究所) 1987
- 『武田信玄ものがたり 戦国のえいゆう』(竹村よしひこ絵、金の星社) 1988年
- 『諸葛孔明 「三国志」の名軍師』(講談社火の鳥伝記文庫) 1992年
- 『『坊っちゃん』をかいた人 - 夏目漱石』(鴇田幹絵、岩崎書店) 1992年、のちフォア文庫
- 『歴史を生きた78人 人物アルバム 日本と外国をむすんだ人たち 鑑真・支倉常長・ペリー・中浜万次郎・新渡戸稲造など13人』(PHP研究所) 1992年
- 『劉備・関羽・張飛 三国志「蜀」の三英雄』(講談社火の鳥伝記文庫) 1993年
- 『エジソン』(ポプラ社、おもしろくてやくにたつ子どもの伝記) 1998年
- 『鑑真と大仏建立』(フレーベル館、あるいて知ろう!歴史にんげん物語) 2004年
編著・共著
編集- 『煉瓦詩集 第15号』(編、煉瓦詩社) 1964年
- 『庭にくる鳥』(佐伯敏子共著、小峰書店、自然科学シリーズ) 1975年
- 『はじめてであう短歌の本 心の歌』(編著、池田げんえい絵、あすなろ書房、はじめてであう俳句と短歌の本) 1993年
- 『はじめてであう短歌の本』全2巻(編著、池田げんえい絵、あすなろ書房) 1993年
- 『はじめてであう俳句の本』全4巻(編著、三谷靱彦絵、あすなろ書房) 1993年
- 『はじめてであう世界の名詩』全10巻(編著、小坂茂絵、あすなろ書房) 1994年
- 『古典から現代まで126の文学 名作アルバム ま~わ』(編著、PHP研究所) 1995年
- 『おもしろガイド修学旅行 広島・山陽』(編著、PHP研究所) 1996年
- 『学校と子どもの生活の100年』(編著、PHP研究所、写真でみる20世紀の日本) 1997年
- 『鎌倉をたずねる』(編著、あすなろ書房、歴史と文化の町たんけん) 2003年