森山未來

日本の俳優、ダンサー

森山 未來(もりやま みらい、1984年8月20日 - )は、日本俳優ダンサー

もりやま みらい
森山 未來
本名 森山 未來
生年月日 (1984-08-20) 1984年8月20日(36歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県尼崎市
身長 172 cm
血液型 AB型
職業 俳優ダンサー
ジャンル 映画、テレビドラマ、舞台
活動期間 1999年 -
公式サイト MIRAI MORIYAMA
主な作品
映画
世界の中心で、愛をさけぶ
百万円と苦虫女
フィッシュストーリー
モテキ
ALWAYS 三丁目の夕日'64
苦役列車
北のカナリアたち
怒り
テレビドラマ
WATER BOYS
危険なアネキ
僕たちの戦争
役者魂!
その街のこども
モテキ
夫婦善哉
みをつくし料理帖
いだてん〜東京オリムピック噺〜
舞台
『テヅカ TeZukA』
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
100万回生きたねこ
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兵庫県尼崎市出身。

文化庁からの任命を受け、2013年10月から2014年10月までの1年間は文化交流使として、主にイスラエルのダンスカンパニーインバル・ピント&アブシャロム・ポラックカンパニー)等を拠点に滞在・活動した[1]

来歴編集

5歳からジャズダンス、6歳からタップダンス、8歳からクラシックバレエヒップホップを始める。

夙川プリスクール[2]神戸大学附属住吉小学校神戸大学附属住吉中学校報徳学園高等学校卒業、拓殖大学外国語学部スペイン語学科中退。

1995年:10歳の時に阪神・淡路大震災が発生し神戸の自宅で被災[3]

1999年:15歳の時に舞台『BOYS TIME』で本格デビュー。ただし、これ以前にも舞台経験[4] がある。

2001年:16歳の時に単発ドラマ『TEAM 2』でドラマ初出演、『さよなら、小津先生』で連続ドラマ初出演。

2003年:連続ドラマ『WATER BOYS』にメインキャストとして出演し、一気に知名度と人気が高まる。

2004年:映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主人公・松本朔太郎(サク)の高校生時代を演じ、映画各賞を受賞。

2005年:伊東美咲と姉弟役で主演した月9ドラマ『危険なアネキ』が平均視聴率18.8%とヒット作に。

2006年:一人二役で主演したドラマ『僕たちの戦争』がアジア・テレビジョン・アワードのシングルドラマ部門で最優秀賞を受賞。

2007年 - 2008年:デビュー以来所属していたアトリエ・ダンカンからオフィス作(松田優作事務所)へ移籍。

2008年 - 2010年:NHK大阪放送局制作の阪神・淡路大震災関連番組[5] に出演。2008年にはチャリティロック・フェスティバル「GOING KOBE '08」にも出演している。

2010年:3月に一般女性と入籍したと発表。同月、映画『フィッシュストーリー』で高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。7月に主演ドラマ『その街のこども』が放送文化基金賞本賞を受賞。10月に第一子の誕生発表(性別名前は非公表)。

2011年:主演映画『モテキ』が興行収入22億円を超える大ヒットになり、また前年放送の同ドラマ版も数々の賞を受賞。

2012年:2月に映画『モテキ』にて毎日映画コンクール男優主演賞などを受賞した。同月シディ・ラルビ・シェルカウイ 演出振り付けの舞台「テヅカ TeZukA」にて初の海外公演出演を果たし、ローマを皮切りに香港・ニュージーランド・ルクセンブルク・フランス/ドイツ各都市などを回った。7月、初のラジオ冠番組となる「森山未來のオールナイトニッポンGOLD」にてパーソナリティを務めた[6]。11月に『北のカナリアたち』などで報知映画賞日刊スポーツ映画大賞両賞で助演男優賞を受賞。

2013年:1月『苦役列車』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞、同月エランドール賞新人賞を受賞。日本アカデミー賞では『苦役列車』『北のカナリアたち』で優秀主演男優賞・優秀助演男優賞をダブル受賞。5月、声優に初挑戦したアニメ映画『聖☆おにいさん』が公開。10月から2014年10月までの1年間文化庁から文化交流使の任命されイスラエルのダンスカンパニーを拠点に滞在し通訳なしで活動していた。11月、主演ドラマ『夫婦善哉』がギャラクシー賞9月度月間賞・第51回奨励賞を受賞。

2014年:1月、ミュージカル『100万回生きたねこ』で第21回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。

2016年:11月1日付で所属していたオフィス作からの独立を発表[7]

受賞歴編集

2003年度

2004年度

2009年度

2011年度

2012年度

2013年度

2016年度

人物編集

エピソード編集

  • 舞台『BOYS TIME』のオーディションに(年齢制限は18歳以上だったにもかかわらず)中学3年生の時に応募し、合格した。演出家の宮本亜門いわく「どんなダンスもこなしてしまう恐るべき15歳」「フレッド・アステア以来の天才かと思った」。また、この作品で同じく舞台デビューを果たしたのが佐藤隆太であり、2008年には佐藤の初主演連続ドラマ『ROOKIES』に友情出演している[14]
  • テレビドラマに出演するようになったのは、2000年に舞台『ママ・ラヴズ・マンボ』で黒木瞳の息子役を演じ、この舞台を観に来ていたドラマ『TEAM』(黒木瞳が出演していた)のプロデューサーに起用されたのがきっかけである。高校2年生の時に『TEAM 2』・『さよなら、小津先生』と続けて同スタッフの作品に出演した。
  • ドラマ『刑事の現場』で共演した寺尾聰は、森山を「吸収力とパワーがある青年で、勘が良くて物おじしない。僕の若いころと違って堂々としている」と評した。また続編『リミット -刑事の現場2-』で共演した武田鉄矢は、「いい青年。普段はモゴモゴ話すが本番になると言葉が直列になってパワーアップする。集中力が高い。ハリウッドでいうジェームス・ディーンが出現した時みたいな衝撃度だった。未來には未来がある!」評し[15]、「彼を伸ばして“第2の上戸彩”にしようと思う」「本当になかなかやる、たいした若手。現場に行くとストーン!ってやれる子。お芝居のためなら何でも我慢できるし、何年かしたら大河ドラマの主役とかやるんでしょうね。期待しててください!」と語った[15]
  • 舞台『R2C2 〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜』にて、作・演出の宮藤官九郎のリクエストにより劇中でキーボードを弾くことになった。それまでまったく演奏経験がなかったものの、わずかな稽古期間で2曲のピアノ弾き語りができるまでになった。
  • 僕らの音楽』にて、唐沢寿明が「今気になっている、良いと思う若手俳優」として森山の名前をあげたことがある。
  • 映画『20世紀少年』で共演した豊川悦司によると、ボケとツッコミのような関係だったそうで、堤幸彦監督もこのコンビを気に入り、原作にないシーンも作られた。
  • ドラマ『その街のこども』では主演しただけなく、劇中音楽のドラムとパーカッション演奏にも参加している。
  • ドラマ『モテキ』では、キリンジの「悪い習慣」やCHAGE&ASKAの「201号」を劇中曲に推薦し採用された。
  • 好きなミュージシャンと仕事する機会も多く得ており、斉藤和義とは出演作『フィッシュストーリー』・『リミット -刑事の現場2-』の主題歌として、スガシカオとはテレビ番組『Music Lovers』やスガMCのラジオ番組、舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』での訳詞にて、キリンジとはエッセイ本『自棄っぱちオプティミスト』での鼎談やラジオ番組を通じて、YUKIとは朗読劇『LOVE LETTERS』での顔合わせが実現した。
  • 映画『モテキ』では森山の提案や話から取り入れられた設定や台詞が多くある。例として、初期設定では上司役の唐木は男だったが、女性に変更され真木よう子が演じた。ドラマの女優陣のその後を登場させる予定だったが、双方の女優陣にも失礼という意見から登場はなかった。ほかに、台詞に出てくる漫画『進撃の巨人』・『最終兵器彼女』など。
  • 映画『セイジ -陸の魚-』の撮影時、「自転車で一人旅をしている旅人」役を馴染ませるため、奥日光の撮影場所まで3日かけ実際に自転車で来た。
  • 映画『苦役列車』の撮影にあたり、役作りもあり3畳一間風呂なし共同トイレの宿に一人で住まい、コップ酒と本にのみ縋る生活を送った。二日酔いで腫れた顔で現われると「役が降りてきた」と褒められる現場だったという。このとき不健康な生活を送る役どころに合わせ体重を4,5キロ増量させたり爪を伸ばし続けたりした。
  • 西田敏行は、森山が2012年に日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞した際、「森山君は役に対する対峙の仕方が素晴らしい。マット・デイモンみたい。クレバーで、何者かよく分からないところが素晴らしい」と評した[16]
  • 舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』では、歌いっぱなしのミュージカル作品ということで、喉に良い聞いた生肉(とトマト)だけをひたすら食べ続けたという。またこの作品を観劇した椎名林檎が、ラジオ[17] 出演時に「未來くんは歌もダンスも素晴らしく声も良い。彼のような人は日本のデヴィッド・ボウイだし、彼に曲を書いたりしたい」と発言した。
  • ドラマ『夫婦善哉』では、和服が似合う体型になるためにお腹を出したいということで最終的に7キロ増量した。また、撮休日にロケハンに同行するなどの役者には珍しい真面目な一面が土曜スタジオパークでスタッフに明かされた[18]
  • 映画『北のカナリアたち』で共演した吉永小百合は芝居を交わすうちに息子のように思っていたといい、これからの彼の役者人生を見守っていきたいとラジオ等で思い入れを語った。
  • 髑髏城の七人』や『苦役列車』を鑑賞した市川海老蔵が、それ以来の森山のファンであり今一番共演したい俳優だとブログで明かしている[19]
  • 映画『人類資金』では、イスラエルの格闘技クラヴ・マガを使ったアクションに3か月道場通いをして挑戦。またアメリカ本国以外では初の映画撮影となる国連本部にて、クライマックスシーンである約8分間(台本にして14ページ)にわたる英語でのロングスピーチを単独で行なった。この撮影に際し、オバマケネディ両大統領やキング牧師の演説を見て参考にしたという。なお、この演説シーンが今作のクランクインであり、その時点では製作のゴーサインが正式に出ていない中でのロケ決行であった。劇中では英語の他にもロシア語やモン語を話すシーンもある。

出演編集

映画編集

劇場アニメ編集

OVA編集

  • 聖☆おにいさん(2012年、2013年) - 主演・イエス

テレビドラマ編集

ドキュメンタリー番組編集

  • 踊る阿呆 森山未來・自撮り365日(2014年12月17日、NHK BSプレミアム
  • ジドリ(2015年12月5日、NHK総合)[28]

舞台編集

出演編集

ダンスカンパニー公演編集

演出・主演編集

脚本・演出・出演編集

  • CANプロデュース公演 きゅうかくうしお vol.0「素晴らしい偶然をもとめて」(2010年8月)

ナレーション編集

ラジオ編集

携帯ドラマ編集

  • au LISMOオリジナルドラマ「土俵際のアリア」(2009年7月13日 - 全4話、山下敦弘監督) - 古賀ワタル 役

ゲーム編集

CM/広告編集

ミュージックビデオ編集

CD編集

  • 劇団☆新感線「メタル マクベス」(2006年)の劇中歌を集めたCDに「メタル演歌〜七光り三度笠〜」「明けない夜はSO LONG」が収録
  • 劇団☆新感線 「五右衛門ロック」(2008年)の劇中歌を集めたCDに「復讐こそ我が道」「絶望と光」が収録
  • SAKEROCKのアルバム「LIFE CYCLE」に、タップダンスによる「音」として参加

メイキングDVD編集

  • 世界の中心で、愛をさけぶ 〜朔太郎とアキの記憶の扉〜
  • 森山未來 in school daze

書籍編集

写真集編集

  • 森山未來 写真集「ぼくのSchool Daze Diary」(ロッキング・オン、2005年12月)ISBN 4-86052-056-4

雑誌連載編集

  • SWITCH (スイッチ・パブリッシング)「彼方からの手紙」(2013年12月 - )

脚注編集

  1. ^ 森山未來からのお知らせ”. 2013年6月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。
  2. ^ 夙川プリスクール卒園生
  3. ^ 幸いにも家族や周囲は無事だったものの、その時から持ち続けてきた複雑な想いがあり、のちにNHK大阪が制作したセミドキュメンタリー『未来は今』(2009年)、ドラマ『その街のこども』(2010年)にも反映されている。
  4. ^ 小学生時代に劇団ひまわりに所属していた。
  5. ^ プレミアム10『絆・被災地に生まれたこころの歌』(2008年)、セミドキュメンタリー『未来は今』(2009年)、放送文化基金賞本賞を受賞したドラマ『その街のこども』(2010年)
  6. ^ a b オリコン (2012年7月4日). “森山未來、初の冠番組は『オールナイトニッポン』”. http://www.oricon.co.jp/news/movie/2013852/full/ 2013年9月2日閲覧。 
  7. ^ “森山未來が所属事務所から独立「愚直に表現の世界を放浪できれば」”. スポーツ報知. (2016年11月2日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161102-OHT1T50070.html 2016年11月2日閲覧。 
  8. ^ “第10回日本ダンスフォーラム賞に東京ゲゲゲイと森山未來、特別賞は室伏鴻”. ステージナタリー. (2016年4月8日). http://natalie.mu/stage/news/180472 2016年4月8日閲覧。 
  9. ^ 「FIGARO japon」より。
  10. ^ 「僕たちの戦争」、「リミット -刑事の現場2-」など。
  11. ^ ワンカップ発売開始のお知らせ
  12. ^ Jetstar magazine october
  13. ^ 脚本家の宮藤官九郎や演出の井上剛など過去に仕事をしたスタッフキャストが多い。
  14. ^ その前にも2003年に『リボルバー 青い春』で共演をしている。
  15. ^ a b “「未来がある!」武田鉄矢、新たな“教え子”に森山未來を指名”. オリコンキャリア (オリコン). (2009年6月16日). http://career.oricon.co.jp/news/66959/full/ 2014年3月25日閲覧。 
  16. ^ “森山未來「熱気で作った作品」/映画大賞”. 日刊スポーツ. (2012年12月28日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20121228-1065371.html 2014年3月25日閲覧。 
  17. ^ http://blog.livedoor.jp/sumikichi_blog/archives/65781808.html
  18. ^ それを受けた本人の反応は「予定が無くて暇だったため」とのこと
  19. ^ http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/entry-11957693732.html
  20. ^ 渡辺謙主演映画「怒り」に妻夫木聡ら主役級ズラリ”. 日刊スポーツ (2015年8月20日). 2015年8月20日閲覧。
  21. ^ “佐藤健ら日本映画界代表×アカデミー賞受賞製作陣!「サムライマラソン」19年2月公開”. 映画.com. (2018年11月19日). https://eiga.com/news/20181119/4/ 2019年2月1日閲覧。 
  22. ^ “佐久間由衣、映画初主演作で“隠れビッチ”に 村上虹郎、大後寿々花、森山未來と共演”. 映画.com. (2019年1月29日). https://eiga.com/news/20190129/4/ 2019年2月1日閲覧。 
  23. ^ “柄本明、宮崎県を舞台に“もう一度、ハネムーン”をドラマ化”. ORICON STYLE. (2016年4月27日). http://www.oricon.co.jp/news/2070810/full/ 2016年4月27日閲覧。 
  24. ^ “7歳子役が最年少でWOWOWドラマ主演 広末涼子&森山未來の“甥っ子”に”. 毎日新聞. (2017年1月17日). http://mainichi.jp/articles/20170116/dyo/00m/200/027000c 2017年1月17日閲覧。 
  25. ^ 《2019年大河ドラマ》出演者発表 第2弾! ビートたけしが “落語の神様” 役でナビゲート!”. NHKオンライン. NHK (2017年11月29日). 2017年11月29日閲覧。
  26. ^ NHKアーカイブス [@nhk_archives] (19 May 2019). "【大河ドラマ『いだてん』第19回・神田松之丞さん】古今亭志ん生と金原亭馬生と古今亭志ん朝(敬称略)三役を演じ分ける森山未來さんの演技力どんだけ……続きは t.co/cK4BbX5Nuk #いだてん #大河 #神田松之丞" (ツイート). Twitterより2019年5月20日閲覧
  27. ^ 原作:荒木飛呂彦×主演:高橋一生「岸辺露伴は動かない」12/28から3夜連続放送!”. NHK. 2020年10月14日閲覧。
  28. ^ ジドリ(日本放送協会)、2015年12月1日閲覧
  29. ^ “串田和美演出「メトロポリス」に松たか子、森山未來、飴屋法水、佐野岳”. ステージナタリー. (2016年7月7日). http://natalie.mu/stage/news/193683 2017年7月9日閲覧。 
  30. ^ “阿部サダヲら、新設舞台に戦々恐々 小栗旬から引き継ぐ捨之介は「ほぼ忍者」”. エンタメOVO (共同通信社). (2017年4月18日). https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1103866 2017年5月26日閲覧。 

外部リンク編集