あぐり王国北海道NEXT』(あぐりおうこくほっかいどうネクスト)は、2008年7月5日から北海道放送(HBCテレビ)で放送されている農業をテーマにした教養番組。元のタイトルは『森崎博之のあぐり王国北海道』であったが、2016年4月2日より番組名を現在のタイトルに改題している[1][2][3]

森崎博之のあぐり王国北海道

あぐり王国北海道NEXT
ジャンル 教養番組
出演者 森崎博之
森結有花
北川久仁子
あぐりっこ隊
製作
製作 北海道放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2008年7月5日[1] -
放送時間土曜日 17:00 - 17:30
放送分30分
公式サイト
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番組スポンサーは、JAグループ北海道(ホクレンJAバンクJA共済など)の一社提供

内容 編集

演劇ユニット・TEAM NACSのリーダーである森崎博之が、アシスタントのHBCアナウンサーや小学生レポーター「あぐりっ子隊」とともに、北海道内各地の農業や食の話題を紹介する[1][2]。2018年の番組10周年時点で番組のロケに際して約16万kmの移動を行ったとしている[1]

番組を企画したCREATIVE OFFICE CUEの伊藤亜由美は、子育てを行う中で自らの子供と同世代の子供達の食環境の乱れに危機感を持ち「北海道の食材の素晴らしさを伝えたい」との思いから本番組を企画したと発言しており、本番組をきっかけとしてOFFICE CUE制作の北海道内の食材をテーマとした3部作映画「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」「そらのレストラン」の制作や飲食事業への進出に発展している[4]

放送時間・ネット局 編集

  • 土曜日 17:00 - 17:30
    • 1時間に拡大放送されることもある。
    • オールスター感謝祭』など特番がある時には繰り上げスタートまたは休止で、年末年始は放送日変更あり。
    • 2018年7月より、北海道放送の無料動画配信サービス「もんすけTV」にて放送翌日から次回放送日までの間、見逃し配信が行われている。2023年7月1日より、TVerでの配信となる[5]
  • また、2010年10月からはCSのフーディーズTVでも放送していた(毎週火曜 10:00 - 11:00 他、2回連続放送)。
  • 2016年10月2日よりBS12 トゥエルビでも『〜NEXT』初回から放送が開始されたが[2][6][7]、2018年9月30日をもって終了した。最終回ではBS12側でもんすけTVを紹介するテロップが出されている。
  • 2020年4月6日よりCSの日本映画専門チャンネルでも『森崎博之の〜』初回から放送が開始。
  • 2022年3月28日よりBSJapanextにて『〜NEXT』放送開始。2023年6月26日#708をもって終了。
  • 2022年9月24日より静岡放送(SBSテレビ)にて『~NEXT』を放送(日曜 5:15 - 5:45)。但し、相当遅れての放送(通常は中2週遅れだが3年位の時もあった)の為、オープニング等で「この放送はHBCテレビで○月○日に放送されたものです」、放送時点で既に応募の期限が終了したプレゼントクイズでは「このプレゼントは終了しました」のテロップが表示される。これとは別に12月30日の5:20 - 6:20に2回連続放送された。2023年8月20日27日世界陸上2023ブダペスト放送の為、2週連続で休止。その代わりに9月に番組ネット開始前のエピソードを2回分(#668 当麻町 ミニトマトと#669夕張市 夕張メロン)放送した。

出演者 編集

出演者は番組開始時から2023年6月はつなぎ、2023年7月のリニューアル後は親しみやすさを意識した深緑色のオーバーオールを着用しており[5]、パーソナルカラーは襟元に巻かれたバンダナにあしらわれる形となっている。

現在 編集

森崎、森ともに2023年2月11日放送の♯694ではナレーションのみ担当(画面には登場せず)。
  • 北川久仁子(2016年4月16日 - ) - つなぎの色 - 緑色 ※不定期出演。
  • あぐりっこ隊[1] - つなぎの色 - 青色 ※一般公募された小学4年生から6年生の児童数名。2020年から2022年秋にかけては新型コロナウイルス感染症に伴い出演せず、2022年11月12日放送の#682(由仁町栗山町さつまいもの回)にて久しぶりに出演。引き続き、2023年2月18日放送の♯695と2月25日放送の♯696(陸別町酪農の回・前後編)にも出演。

過去 編集

  • 松坂有希子(当時北海道放送アナウンサー、2008年7月 - 2010年3月まで) ※佐々木に引き継いだ後、寿退社。
  • 佐々木佑花(当時北海道放送アナウンサー、2010年4月 - 2016年03月26日まで) - つなぎの色 - 黄色 ※人事異動による配置替えのため。
  • 河野真也藤尾仁志オクラホマ、2008年7月 - 2016年03月26日まで) - つなぎの色 - 緑色  ※北川と交代。
オクラホマは、基本的にはどちらか一人のみの出演。ただし、2013年3月30日、12月28日放送分など2人とも出演している回もある。最後となった2016年03月26日放送分も2人で出演した。
  • 金井憧れ(当時北海道放送アナウンサー 2016年4月2日 - 2017年3月)[2] - つなぎの色 - 黄色 ※北海道放送を退社してフリーアナウンサーとなったため。
  • 大下宗吾(元ローカルタレント、2016年4月30日 - 2018年3月まで) - つなぎの色 - 緑色 ※飲食店経営のため、所属事務所を退社と同時に芸能界引退。

ゲスト出演 編集

ナレーター 編集

スタッフ 編集

番組テーマソング 編集

「森崎博之のあぐり王国北海道」時代
  • ザ・クロマニヨンズうめえなあもう
  • 月光グリーン「泣いて笑ってハラへって」
    • 作詞:森崎博之、作曲:テツヤ(月光グリーン)、コーラス:森崎博之、あぐりっこ隊、佐々木佑花、オクラホマ(藤尾仁志・河野真也)、もんすけ
    • 2010年7月に放送100回を迎えるにあたって、「生きることは食べること」をモットーに森崎の全面プロデュースの下、「食育・農業応援ソング」として作られた楽曲。
  • 番組BGMにはザ・クロマニヨンズ、ハイロウズなどの楽曲が多用されている。
「あぐり王国北海道NEXT」時代

受賞歴 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d e f “NACS森崎博之の「あぐり王国」10周年 7日放送は9日からネット配信”. デイリースポーツ. (2018年7月7日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/07/07/0011423101.shtml 2022年4月3日閲覧。 
  2. ^ a b c d e TEAM NACSリーダー・森崎博之の番組が全国放送”. WEBザテレビジョン (2016年9月22日). 2022年4月3日閲覧。
  3. ^ TEAM NACSリーダー・森崎博之がつなぎと長靴で北海道を飛び回る「どんなに取材をしてもまだネタがある」”. music.jpニュース (2016年4月1日). 2016年4月1日閲覧。
  4. ^ 大泉洋の芸能事務所が経営 北海道産小麦100%のパン”. NIKKEI STYLE (2020年12月4日). 2022年4月3日閲覧。
  5. ^ a b c d TVガイド. “SixTONES・松村北斗のTEAM NACS愛が全開! 15周年の「あぐり王国」に登場”. TVガイドWeb. 2023年6月28日閲覧。
  6. ^ あぐり王国北海道 NEXT”. BS12 トゥエルビ. 2016年9月27日閲覧。
  7. ^ 金井憧れ (2016年9月18日). “ありがとうございます!”. きまぐれ あこがれの な~んだこれ?. 北海道放送. 2016年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月27日閲覧。
  8. ^ あぐり王国北海道NEXT|HBC北海道放送”. www.hbc.co.jp. 2022年8月7日閲覧。
  9. ^ あぐり王国北海道NEXT|HBC北海道放送”. www.hbc.co.jp. 2022年8月7日閲覧。
  10. ^ 飛騨牛と北海道の意外な関わりとは? 全国で活躍する道産農畜産物を調査 『あぐり王国北海道NEXT』SP - music.jpニュース”. web.archive.org (2021年3月26日). 2021年10月23日閲覧。
  11. ^ あぐり王国北海道NEXT|HBC北海道放送”. www.hbc.co.jp. 2021年10月23日閲覧。
  12. ^ あぐり王国北海道NEXT|HBC北海道放送”. www.hbc.co.jp. 2022年8月7日閲覧。
  13. ^ あぐり王国北海道NEXT|HBC北海道放送”. www.hbc.co.jp. 2022年8月7日閲覧。
  14. ^ 有限会社サンタナ. “有限会社サンタナ”. 有限会社サンタナ. 2020年7月4日閲覧。
  15. ^ 日本マーケティング協会 「第8回 日本マーケティング大賞」を発表”. 日本マーケティング協会 (2016年4月22日). 2016年9月27日閲覧。

外部リンク 編集

北海道放送 土曜17:00 - 17:30枠
前番組 番組名 次番組
森崎博之のあぐり王国北海道

あぐり王国北海道NEXT
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