森田孟
森田 孟(もりた たけし、1939年9月30日 - )は、日本の英文学者、歌人、筑波大学名誉教授。
専攻はアメリカ文学。ウィリアム・フォークナー、ナサニエル・ホーソーン、ハーマン・メルヴィル、マーク・トウェインなど。マリアン・ムーア、フレデリック・ゴダード・タッカーマンの詩業を全訳。また、近藤芳美に師事する歌人でもあり、「未来」同人、「双峰会」主宰。
略歴
編集日本統治時代の台湾台北市生まれ[1]。1962年東京教育大学英文科卒、1966年同大学院博士課程中退、大東文化大学講師、名古屋大学教養部助教授、1976年筑波大学助教授、教授、2003年定年退官、名誉教授、成城大学教授。2010年退職。
著書
編集- 『ニューヘイヴン 森田孟歌集』(松柏社) 1978
- 『青い渚 歌集』(六法出版社) 1980
- 『雪解の雲 歌集』(六法出版社) 1982
- 『白銀の葉 歌集』(六法出版社、ほるす歌書) 1992
- 『吹き尖る峰 歌集』(筑波書林) 2001
- 『通奏低音 第六歌集』(筑波書林) 2001
- 『さあれ風が 第七歌集』(櫻明舘出版) 2005
共編
編集翻訳
編集- 『アイロニー』(D・C・ミカ、研究社出版、文学批評ゼミナール) 1973
- 『批評の方法 3 批評と評価』(スタンレー・ハイマン、大修館書店) 1974
- 『批評の地勢図』(ジョセフ・ヒリス・ミラー、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1999
- 『間テクスト性 文学・文化研究の新展開』(グレアム・アレン、研究社) 2002
脚注
編集- ^ “森田孟 - 公開講座JAPAN”. 公開講座JAPAN. 2015年2月21日閲覧。
参考
編集- J-GLOBAL
- 『文藝年鑑』2010年