標津遺跡群(しべついせきぐん)は、北海道標津郡標津町字標津に所在する擦文文化オホーツク文化の集落跡を代表する広域的な遺跡群である。伊茶仁カリカリウス遺跡、古道遺跡、三本木遺跡の3つの遺跡と、伊茶仁川沿いに残された遺跡群から成っており、最大の特徴は、現在の地表面から数千年前の竪穴建物跡が窪みとして確認でき、しかもその数が日本最大の規模を誇ることである[1]

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遺跡 編集

伊茶仁カリカリウス遺跡 編集

天然記念物標津湿原と合わせて542haの指定地と標津町歴史民俗資料館縄文時代からの竪穴建物跡群などのポー川史跡自然公園として整備されている[4]

古道遺跡 編集

三本木遺跡 編集

脚注 編集

  1. ^ 根室振興局 標津遺跡群伊茶仁カリカリウス遺跡古道遺跡三本木遺跡(ポー川史跡自然公園)
  2. ^ a b c 竹田輝男「標津遺跡群」文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第1巻 原始1』同朋舎出版 1991年 34ページ
  3. ^ a b c 標津遺跡群 伊茶仁カリカリウス遺跡・古道遺跡・三本木遺跡 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  4. ^ 北海道文化資源データーベース
  5. ^ a b 「ポー川史跡自然公園」ホームページ(標津町)

参考文献 編集

  • 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第1巻 原始1』同朋舎出版 1991年 ISBN 4-8104-0924-4

関連項目 編集

外部リンク 編集