標準レベルキャリア・コンサルタント

標準レベルキャリア・コンサルタント(ひょうじゅんレベルキャリア・コンサルタント)とは、職業能力評価推進給付金の対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験として指定されている試験、または過去に指定されていた試験に合格した者等をいう。なお、この上位資格として、熟練レベルキャリア・コンサルタントに位置づけられるキャリア・コンサルティング技能士がある。

対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験 編集

厚生労働省は、個人の主体的なキャリア形成や求人・求職のマッチングを支援するため、キャリア・コンサルティングを担う人材(キャリア・コンサルタント)の養成を推進している。そのため、職業能力評価推進給付金(キャリア形成促進助成金)は、民間機関が実施しているキャリア・コンサルタントに関する能力評価試験を雇用する労働者に受けさせる事業主に対して支給される。

現在指定されている試験 編集

2008年11月現在、以下の10の団体が実施している能力評価試験が対象となっている[1][2]

過去に指定されていた試験 編集

キャリア・コンサルティング技能士との関係 編集

標準レベルキャリア・コンサルタントで8年以上の実務経験のある者には技能検定キャリアコンサルティング職種1級の受験資格、3年以上の実務経験のある者には2級の受験資格が、それぞれ与えられる。キャリア・コンサルティング職種1級または2級の技能検定に合格した者は、その合格した等級の技能士として「1級キャリアコンサルティング技能士」または「2級キャリアコンサルティング技能士」と称することができる。

脚注 編集

関連項目 編集