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樟葉パブリック・ゴルフ・コース(くずはパブリック・ゴルフ・コース)は、大阪府枚方市にある淀川河川敷を利用したゴルフ場、およびその運営会社の名前。本項目は1965年から1990年まで当ゴルフコースで開催されていた「くずは国際トーナメント」についても取り上げる。

樟葉パブリック・ゴルフ・コース
所在地 日本の旗 日本
大阪府枚方市楠葉花園町14番2号
Nuvola apps kolf.svg 概要
開業 1957年9月1日
運営 パブリックコース
設計 樟葉パブリック・ゴルフ・コース
運営者 株式会社 樟葉パブリック・ゴルフ・コース
Nuvola apps kolf.svg コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 527 10 5 561
2 4 277 11 4 319
3 3 135 12 3 205
4 4 368 13 4 359
5 3 135 14 4 363
6 4 383 15 3 182
7 4 333 16 4 358
8 5 569 17 5 533
9 3 170 18 3 175
35 2897 35 3055

Nuvola apps kolf.svg その他
公式サイト 樟葉パブリック・ゴルフ・コース
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(株)樟葉パブリック・ゴルフ・コース
Kuzuha Public Golf Course
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
573-1121
大阪府枚方市楠葉花園町14番2号
設立 1957年3月27日
業種 サービス業
事業内容 ゴルフ場の運営。
代表者 大塚 憲郎
資本金 60,000千円
純利益 1500万円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 10億5300万円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数  55人
主要株主 京阪ホールディングス
主要子会社  
関係する人物 今田英作
外部リンク http://www.kuzuha-golf.co.jp/
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目次

概要編集

国際トーナメントも行われた18ホール・パー70のゴルフコースとアプローチコースが9ホール・120打席の打放し練習場を持つ。

京阪沿線にゴルフ場を建設する計画は、1951年京阪電気鉄道専務の今田英作がアメリカに視察した際、多くの市民がゴルフを楽しんでいる様子を目にして、一般大衆にも楽しめるゴルフ場を建設したいと考案したのがきっかけとなった[2]。これに基づき、淀川の高水敷の整備を兼ねてゴルフ場建設計画が進められ、京阪と近畿地方建設局との共同実地調査の結果樟葉地区に建設することを決め、1956年6月に河川敷の利用許可が下り、1957年3月27日運営会社となる「株式会社樟葉パブリック・ゴルフ・コース」を設立、今田が初代社長となり6月の開場にむけ諸準備が進められた[3][4]

しかし、梅雨の長雨によりコースが冠水したことで6月の開場が延期となり、水がひくのを待って突貫工事が進められ、9月1日に開場した(開場時の規模は9ホール、パー35)[5][2]。その後、1958年に9ホール増設して18ホール、パー72の規模になった[2](1972年に淀川の河道計画によりコースレイアウトが変更されパー70となっている[6])。

河川敷のゴルフ場ということもあり、開業当初から台風や豪雨が発生すると冠水被害がたびたび起こり、1957年9月の開業から1962年8月までの5年間で172日間、1972年8月までの15年間の累計で358日間と、15年間でほぼ1年分休業を余儀なくされ会社経営にも影響が出た。その後、上流に天ヶ瀬ダムが建設されるなど洪水対策や淀川の河川改修工事により冠水による休業は激減するようになった[7]。1962年以降、日本の高度経済成長とゴルフ人口の増加で利用者が増加[8]。1965年から1990年まではパブリックコースでありながら「くずは国際トーナメント」を開催していた(後述)[9]

2018年10月から1年間、コースレイアウト変更工事を行っており、2019年秋に再開予定。

沿革編集

  • 1957年3月27日 京阪電鉄・住友グループの出資を得て設立
  • 1957年9月1日 アウトコース9ホール営業開始。
  • 1958年11月1日 インコース9ホール、ベビーゴルフ場、アプローチバンカー練習場営業開始。
  • 1965年9月1日 第1回「関西有名プロ招待競技会」を開催(「くずは国際トーナメント」の前身、以後1990年まで開催)。
  • 2002年4月1日 乗用カート、自動精算システムを導入。

くずは国際トーナメント編集

概要・歴史編集

1965年に樟葉パブリック・ゴルフ・コース初代社長の今田英作の発案によりスタートした[2]。第1回大会は「関西有名プロゴルフ競技」の名称で9月1日に開催された。パブリック・プレーヤーにトップ選手の技術を見てもらう趣旨があり、第2回までは観戦料が無料となっていた[10]1968年の第3回大会より「全日本トッププロ招待トーナメント」に名称変更、1日に36ホールを回る方式とした[10]。この時から産経新聞系の各紙(サンケイスポーツ大阪新聞)も主催者に加わっている[11]1971年の第7回大会は初めて外国人選手が4人参加し[12]1972年の第8回大会から「くずは国際トーナメント」に名称変更、第8回・第9回は1日27ホールで実施された[13]1974年の第10回大会より2日間・36ホール制となった[13]

しかし、日本ゴルフ界の成長・発展とともに、当初の目的は達成したとして、1990年の第26回大会をもって大会を終了した[13]

この大会は「くずは国際トーナメント」と称してからテレビ中継も行われるようになり、1974年の第10回大会から5年間関西テレビ[14]1982年の第19回大会からテレビ大阪で放送されていた[15]

歴代優勝者編集

太字JPGA公認男子ゴルフツアートーナメント

アクセス編集

  • 京阪電気鉄道樟葉駅より徒歩2分 - クラブハウスは駅舎に隣接。

参考文献編集

  • 京阪電気鉄道株式会社/編集 『京阪70年のあゆみ』、1980年。 
  • 樟葉パブリック・ゴルフ・コース/編集 『樟葉パブリック・ゴルフ・コース25年の歩み』、1983年。 
  • 京阪電気鉄道株式会社経営統括室経営政策担当/編 『京阪百年のあゆみ』、2011年。 

脚注編集

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  1. ^ a b 株式会社樟葉パブリック・ゴルフ・コース 第82期決算公告
  2. ^ a b c d 京阪70年、307頁。
  3. ^ 樟葉25年、43頁。
  4. ^ 京阪100年、748頁。
  5. ^ 樟葉25年、43-44頁。
  6. ^ 樟葉25年、49頁。
  7. ^ 京阪100年、748-749頁。
  8. ^ 京阪100年、749頁。
  9. ^ 樟葉パブリック・ゴルフ・コース トラディショナル
  10. ^ a b 京阪100年、750頁。
  11. ^ 樟葉25年、52、76頁。
  12. ^ 京阪70年、308頁。
  13. ^ a b c 京阪100年、751頁。
  14. ^ 関西テレビ放送(編) 『関西テレビ放送50年史 資料編』、2009年、64頁。 
  15. ^ テレビ大阪株式会社社史編纂委員会 編纂 『テレビ大阪10年の歩み』、1992年、106頁。 

外部リンク編集