横浜ビー・コルセアーズ

横浜ビー・コルセアーズ(よこはまビー・コルセアーズ、: YOKOHAMA B-CORSAIRS)は、神奈川県横浜市を本拠地としてB.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチームである。

横浜ビー・コルセアーズ
YOKOHAMA B-CORSAIRS
愛称 ビーコル
所属リーグ 日本の旗 B.LEAGUE
カンファレンス B1 中地区
創設年 2011年
本拠地

神奈川県横浜市

BCORCENTER.jpg
ビーコルセンター
アリーナ

横浜国際プール.jpg
横浜国際プール(ホームアリーナ) Yokohama Cultural Gymnasium.jpg
横浜文化体育館

Hiratsuka gymnasium.JPG
平塚総合体育館
チームカラー      ネイビーブルー
運営法人 株式会社横浜ビー・コルセアーズ
代表者 岡本尚博
ヘッドコーチ トーマス・ウィスマン
優勝歴 1回(2012-13)
公式サイト http://b-corsairs.com/
ユニフォーム
Kit body basketball YOKOHAMA B-CORSAIRS 17-18 HOME.png
ホームのジャージ
Kit shorts YOKOHAMA B-CORSAIRS 17-18 HOME.png
チームカラー
ホーム
Kit body basketball YOKOHAMA B-CORSAIRS 17-18 AWAY.png
アウェイのジャージ
Kit shorts YOKOHAMA B-CORSAIRS 17-18 AWAY.png
チームカラー
アウェイ
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株式会社横浜ビー・コルセアーズ
Yokohama B-Corsairs Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
224-0003
神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目1−6
業種 サービス業
法人番号 4020001084788
事業内容 バスケットボール興行
代表者 代表取締役 岡本尚博
資本金 3億1,495万円
外部リンク b-corsairs.com
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目次

概要編集

神奈川県内初のプロバスケットボールチーム。チーム名の「ビー・コルセアーズ」(B-Corsairs)の「B」は「ベイ」などの頭文字、「コルセアーズ」は英語で「海賊たち」「海賊船団」を意味する[1][2][3]。創設2シーズン目となる2012-13シーズンにプレイオフを制し優勝した。

チームカラーは横浜の海と強さを表す濃紺(メインカラー)及び(ポイントカラー)[1]

ユニホームスポンサー編集

ホームアリーナ編集

2011~2016 (bjリーグ時代 )編集

レギュラーシーズン 11-12 12-13 13-14 14-15 15-16
横浜・川崎 横浜国際プール 12 10 6 4 4
横浜文化体育館 5 3 2 2 4
湘南 トッケイセキュリティ平塚総合体育館 4 8 8 10 10
スカイアリーナ座間 1 2 4 6 6
海老名運動公園総合体育館 - 1 2 - 2
日本大学生物資源科学部体育館(藤沢) - - - 2 -
綾瀬市民スポーツセンター - - - 2 -
三浦半島 横須賀アリーナ 2 2 2 - -
西湘 小田原アリーナ 2 - 2 - -
ホーム試合数計 26 26 26 26 26

2016~2019 (Bリーグ時代 )編集

レギュラーシーズン 16-17 17-18 18-19
横浜・川崎 横浜国際プール 24 24 24
横浜文化体育館 4 4 3
湘南 トッケイセキュリティ平塚総合体育館 2 2 3
ホーム試合数計 30 30 30


チーム運営編集

2011~2013 (横浜スポーツエンタテインメントによる運営)編集

球団運営は、神奈川県バスケットボール協会の理事を務める廣田和生[4] が全株を保有する、横浜スポーツエンタテインメント株式会社(略称YSE)によって担われていた[5]。しかしチームが好成績を収めているにも関わらず経営状態は思わしくなく、およそ1億2000万円もの負債を抱えていた[6][7]ジャパンタイムズは、チームを優勝に導いたゲイリーヘッドコーチとの契約を更新できなかったのも財政難に原因であり、チーム運営は危機的な状況であると報じた[8]

YSEは2012-13シーズン終了後の2013年6月、廣田が保有している株式のうち51%をバディ企画研究所に、残り49%を公募にてそれぞれ売却し[9]、また大手広告通信社に業務委託することを発表[10]。 チーム運営は大手広告通信社が担い、YSEはバディ企画研究所と共にバスケットボールスクール運営などに取り組むこととなった[5]

2013~編集

茨城ゴールデンゴールズ代表、 bjリーグマーケティングプロデューサーを歴任した大手広告通信社の岡本尚博がCEOに就任。ブランディング、エンターテインメント性を含めたイメージ戦略等を綿密に進めた。やがて、岡本尚博CEO、植田和生球団代表、スタッフ、ブースターの努力と情熱が実り、経営破綻を回避。経営体制を再建し、リーグでもトップレベル(2016-17 Bリーグ平均観客動員数 6位[11])の観客動員力を築き上げている[12]

2018年には、チームオフィシャルショップと運営事務局を兼ねた商業施設として「ビーコルセンター」をオープンした。ビーコルセンターでは常設のグッズ販売と共に、公式チアリーディングチーム「B-ROSE」のレッスン施設を兼ねたダンス・ヨガやスクール開催なレンタルスタジオ施設、およびレストランを併設している[13]

応援編集

  • 2011年のチーム創設時に同時に公式チアリーディングチームとしてB-ROSE(プロデューサー植村綾子)も創設された。
  • ブースターの多くが応援用のハリセンB-CLAPを手にした応援を行う。攻撃時、守備時はコールに合わせてブースターが大音響でクラップ鳴り響かせる。また横浜の得点時にはメッセージボードをコートに向けて一斉に掲げるのが特徴。
  • 相手チームのフリースロー時には、ブースターが大音響のノイズで、相手シューターの集中力を乱す「ブースターディフェンス」を行う。
  • アリーナDJ豊嶋彬リズミック所属)2011-, 村上恵リズミック所属)2014-
  • 公式ブースターソングはEyes'の『We are B-CORSAIRS』である。

マスコット編集

海賊の少年「コルス」。プライマリーロゴに描かれた海賊「Mr.CORSAIR」の息子。サンリオで数多くのキャラクターデザインに携わった百瀬博之のデザインである。

歴史編集

設立まで編集

bjリーグが発足された当時より、神奈川県内ではbjリーグへの新規参入を目指す動きがいくつかあった。2010年4月1日、それらを一本化して、チーム運営会社となる横浜スポーツエンタテインメント株式会社を設立。8月26日、2011-12シーズンよりbjリーグに参入することが決定する。参入決定後、チーム名とチームカラーの一般公募を開始する。10月22日、横浜メディア・ビジネスセンターで行われたブースターパーティーでチーム名を発表。2011年1月21日、チームロゴを発表。

bjリーグ編集

2011-12シーズン編集

初代GMには元日本鋼管小川直樹、初代HCにはレジー・ゲーリーが就任。日本人選手については久山以外を地元の神奈川県出身者で固め、外国人選手はマーカス・シモンズジャスティン・バーレルファイ・パプ・ムールといったルーキーを中心に揃えた。

10月8日、ホームの横浜文化体育館に前シーズン王者の浜松・東三河フェニックスを迎えて、参入初年度のシーズンが開幕。開幕戦はオーバータイムの末に敗れたが、2戦目で初勝利を挙げる。シーズン途中で前田陽介ドゥレイロン・バーンズが加入するも、3月下旬まで勝率は5割近辺で順位も中位だったが、レギュラーシーズン最優秀コーチを受賞したゲーリーHCによる戦術の浸透、レギュラーシーズンMVPを獲得したジャスティン・バーレルの活躍もあり、3月25日の千葉ジェッツ戦から4月29日の仙台89ERSとの最終戦まで9連勝を記録するとともに東地区2位に浮上してプレイオフカンファレンスセミファイナルのホーム開催権を獲得。カンファレンスセミファイナルでは秋田ノーザンハピネッツを降してファイナルズに進出し、カンファレンスファイナルでは東地区1位の浜松に敗れたが3位決定戦で京都ハンナリーズに勝利して初年度は総合3位となった。

2012-13シーズン編集

日本人全員とドゥレイロン・バーンズファイ・パプ・ムールが残留し、トーマス・ケネディ(前岩手ビッグブルズ)、ポール・ビュートラック(前高松ファイブアローズ)が加入、昨シーズン練習生であった河野誠司も選手登録された。その後シーズン途中でビュートラックを豊田通商(JBL2)に放出し、ショーン・マロイ(前岩手ビッグブルズ)を補強。11月には横浜DeNAベイスターズの親会社であるディー・エヌ・エーとオフィシャルタイアップパートナー契約を結んだ。

レギュラーシーズンは最終節まで新潟アルビレックスBB富山グラウジーズ、岩手ビッグブルズとイースタンカンファレンス首位争いを演じた末、2位でのプレーオフに進出が決定。プレーオフ・カンファレンスセミファイナルでは3位の富山を破ると、カンファレンスファイナルの新潟戦では第4Q残り5秒52-52の状況からバーンズがブザービーターを決めてファイナルに進出。ファイナルでもライジング福岡を101-90で破り、参入2シーズン目、関東のチーム初のリーグ優勝を達成。MVPはファイナルで35得点をマークした蒲谷正之が受賞。

2013-14シーズン編集

レジー・ゲーリーHCが退任し、勝久マイケルが新HCに、青木勇人が現役を引退しACに就任。前シーズン在籍していた外国人選手全員と木村実が退団し、代わってマークゥィース・グレイ(前千葉)、ウェイン・マーシャル(前信州)、オマー・リード堀川竜一(前富山)と契約して開幕を迎えた。外国人が開幕当初は3人しかいなかったため、12月にマーカス・シモンズが復帰した。

シーズンは序盤から一進一退が続いた後、シモンズが復帰した2013年末に4連勝を記録して白星を先行させ、波に乗るかとも思われたが、直後の2014年1月の試合で4連敗を喫すると再び白星が先行することはなかった。シーズン後半は新加入の青森ワッツ仙台89ERSなどとプレイオフ圏内の6位を争ったが、最終的にイースタン7位に止まり、創設3シーズン目で初めてプレイオフ進出を逃した。前シーズン優勝チームがプレイオフを逃したのは9シーズン目で初となる。

2014-15シーズン編集

勝久マイケルHCが続投、堀田剛司が現役を引退。兵頭健斗、オマー・リード、マークィース・グレイ、マーカス・シモンズが退団し、齊藤洋介(前信州、秦野市出身)、ウォーレン・ナイルズ、ジャーフロー・ラーカイが新加入した。

シーズン前半はウェイン・マーシャルの故障離脱の影響などもあり、7連敗、12連敗を喫するなどプレイオフ圏外の順位に低迷。シーズン途中にカイル・マーシャル、西谷亮一が加入、兵頭健斗が復帰したが、何れも退団。カイルの退団後にカール・ホール(前信州)が加入した。チーム状態は持ち直したが、最終的にプレイオフ圏内の8位とは1.0ゲーム差のイースタン10位に止まり、プレイオフ進出を逃した。

2015-16シーズン編集

勝久マイケルHCが退任し、青木勇人ACが新HCに就任。齊藤洋介、久山智志、ナイルズ、ホール、ラーカイ、マーシャルが退団し、エマニュエル・ウィリス、コーリー・ジョンソン、ジョーダン・ヘンリケス・ロバーツ、兵頭健斗、稲垣敦、喜久山貴一が加入した。シーズン開幕後の10月にウィリスの契約を解除して再契約したホールと久山が復帰。前シーズン終了後に選手契約が更新されず練習生となっていた西谷亮一とは2月に再び選手契約を締結した。

B.LEAGUE編集

2016-17シーズン(B1中地区)編集

2016年9月22日B.LEAGUEが開幕。横浜はB1中地区で開幕を迎える。川村卓也高島一貴湊谷安玲久司朱ジェフリー・パーマージェイソン・ウォッシュバーン、さらにbjリーグ時代は横浜の2012-13シーズン優勝メンバーの一人だったファイ・パプ月瑠に加え、さらに2014年に現役引退したバスケットボール元日本代表の竹田謙が現役復帰し、横浜に加入するなど、実力者を補強して、シーズンを迎えた。

一時は中地区の上位争い、チャンピオンシップ出場権争いにも絡んでいたが、2017年になると、チームの主軸として活躍していたジェイソン・ウォッシュバーンといった主力選手の怪我なども相次ぎ、2017年2月5日千葉戦の勝利以後、泥沼の10連敗という苦しい戦いを強いられた。その最中にヘッドコーチ交代(青木勇人→尺野将太)やかつて羽田ヴィッキーズWJBL)のヘッドコーチを勤めていた古田悟をアシスタントコーチを招聘するなどテコ入れも行った。特に、ウォッシュバーンが復帰してから、徐々にチームプレーを取り戻していき、4月23日新潟戦に勝利し、連敗をストップさせた。結局、この10連敗が響き、中地区は16勝44敗、6チーム中最下位に終わり、総合順位も18チーム中17位とB1残留プレーオフに回される。

B1残留プレーオフ1回戦は、アウェー・CNAアリーナ★あきたで東地区5位の秋田ノーザンハピネッツ(総合順位16位)と対戦。第1戦(5月13日)では秋田の猛攻を凌ぎ、78-75と勝利。第2戦(5月14日)では一時は横浜が逆転するも、終盤秋田に逆転されてしまい、64-65で惜敗。特別ルールの第3戦(5月14日)では第1クォーターを5-12と大きく引き離されるが、第2クォーターは驚異的な追い上げを見せ、2点差と追い詰めた残り1秒で川村卓也が3ポイントシュートを決めて、17-16で劇的な逆転勝利を果たす。この結果、2勝1敗で残留PO残留決定戦進出を決める。B2自動降格は免れた。B1残留プレーオフ残留決定戦(5月19日)は、国立代々木競技場第二体育館で中地区5位の富山グラウジーズ(総合順位15位)と対戦。第3クォーターでは横浜が粘りを見せるも、71-79と富山に及ばず。横浜はB1・B2入れ替え戦に残留の望みを託す。

B1・B2入れ替え戦(5月28日)ではB2リーグ3位・西地区の広島ドラゴンフライズと対戦。試合は序盤から横浜が優位に進める。第2クォーターでは広島の反撃により、4点差に迫られるも、横浜は終始安定した戦いぶりを見せ、ウォッシュバーンや川村、細谷、パーマーが危なげなく試合を有利に進め、74-53で横浜が勝利し、B1残留を果たした。

2017-18シーズン(B1中地区)編集

新ヘッドコーチとして古田悟が就任。昨シーズン途中からヘッドコーチを務めた尺野将太は引き続きアソシエイトコーチとしてチームに留まった[14]。チーム発足以来GMを務めていた小川直樹が退任[15]

選手はファイ・パプ月瑠ライジングゼファーフクオカに移籍[16]。一方で昨シーズンは京都でチームキャプテンを勤めていた佐藤託矢[17]三遠田渡修人の弟で、NIKE ALL ASIAN CAMP日本代表に選ばれた経験を持つ田渡凌[18]2017年1月に特別指定選手として加入した満田丈太郎が継続契約、また開幕直前にハシーム・サビートが加入した[19]。全体的に見れば2016-2017シーズンのメンバーの大部分が残った上で、手薄だったインサイドに国内外の有力選手を補強して新しいシーズンに望んだ。

本年よりレギュラーシーズン開幕前に、カップ戦としてB.LEAGUE EARLY CUPが開催され、2017年9月1~3日に開催された関東大会に出場した。横浜ビーコルセアーズは、この大会をリーグ戦への準備として利用する方針だったこともあり[20]、一回戦で千葉ジェッツに92-70で敗戦、5位決定戦ではサンロッカーズ渋谷に73-67での連敗となり関東大会6チーム中6位(最下位)に終り、開幕に向けて不安が残された。

レギュラー・シーズンでは、開幕直後に主力の湊谷安玲久司朱ジェイソン・ウォッシュバーンが相次いで怪我で離脱などのアクシデントも重なり、2017年10月時点で2勝9敗と大きく負け越した。湊谷はシーズン終了まで復帰はできずコーチとしてチームに帯同、ジェイソン・ウォッシュバーンは米国で手術と回復を行うために11月7日に契約解除となった[21]。11月にはウィリアム・マクドナルドの加入[22]や前年栃木ブレックスヘッドコーチを務めたトーマス・ウィスマンをアドバイザーに迎える[23]など戦力のテコ入れを図ったが、11月 2勝4敗 12月 4勝7敗と成績は大きくは上向きにならず、同年12月に古田ヘッドコーチが体調不良を理由とした欠場[24][25][26]が続いた後に、成績不振を理由とした古田ヘッドコーチの契約解除と尺野ヘッドコーチ再就任が発表された[27]。2016-2017に続き2シーズン連続のシーズン途中のヘッドコーチ交代(いずれも後任は尺野将太)となる。尺野ヘッドコーチ再就任後の成績はシーズン序盤からはやや持ち直したものの14勝27敗に終わり、4月27日に行われた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦における敗戦で、2シーズン連続のB1残留プレーオフ出場が決まった[28]。最終成績は18勝42敗で中地区6チーム中6位、総合順位は18チーム中16位で2016-2017シーズンの17位から1つ順位は上がってはいるが、2年連続の下位に沈む結果となった。

B1残留プレーオフ1回戦は、ホーム・横浜文化体育館で西地区5位の西宮ストークス(総合順位17位)と対戦。第1戦(5月11日)は拮抗した試合になったが、横浜のミスとターンオーバーから西宮が少しづつリードを広げる展開となり、横浜も第4クォーターに追いすがったものの83-86で敗戦。横浜は第2,3戦の連勝以外はB2降格が確定するという崖っぷちに追い込まれた[29]。第2戦(5月12日)も、序盤は第1戦に勝利して勢いに乗る西宮の優勢で進んだが、第2クォーターに横浜が攻勢に出て大量リードを奪い返した。第2戦の終盤は両チームとも第3戦を見据えてベストメンバーを温存する戦いになった事もあり、横浜は今シーズン初の100点ゲームとなる102-81で圧勝した。特別ルールの第3戦(5月12日)は前半は西宮が優位に試合を運び、8-11の西宮リードで折り返したが、後半残り2分36秒で横浜が逆転に成功。20-18で西宮に勝利し、B1残留プレーオフ2回戦への進出が決定した[30]

B1残留プレーオフ2回戦は、中立地・片柳アリーナで中地区5位の富山グラウジーズ(総合順位15位)と5月19日に対戦。観客数は満員の2887人[31]。富山とは2016-1017シーズンのB1残留プレーオフ2回戦でも対戦していたため、2年連続の同じ顔合わせとなった。

立ち上がりから激しいディフェンスを仕掛けた富山に気負いが出たのか第1クォーター開始から2分弱で早くも5ファウルに達してしまう。この直後に横浜が川村サビートウィリアム・マクドナルドらの連続得点により14-0のランに成功。第1クォーターは21-12で横浜がゲームの主導権を握る展開となった。第2クォーターも立ち上がりは横浜が好調でサビートのアリウープや満田のブロックショットなどのビッグプレーも決まり、徐々に富山との点差を広げていったが、終盤は富山がペースを握り返して連続得点に成功したため第2クォーターは20-22で富山リード。前半トータルでは41-34の横浜リードでの折り返しとなった。後半、第3クォーター開始からは、前クォーターからの攻勢を続ける富山がサム・ウィラード宇都直輝を中心とした猛攻を仕掛け、本日最大となる0-17のランで逆転に成功した。横浜も点差を引き離されないために懸命の反撃を見せ、ここから一進一退の攻防が続いたが、第3クォーターは17-26で富山の大量リード。横浜は第1クォーターで獲得したリードを全て失いトータルでも58-60で富山が上回った。最終第4クォーターも富山の攻撃が好調でサム・ウィラード宇都大塚裕土らの得点により、残り4分10秒で62-71で富山の9点リードに広がり、残り時間が少なくなると共に横浜の形勢不利が増してゆく厳しい展開となった。しかし、この局面で満田の3Pシュート成功から流れが大きく変わり、サビート川村細谷の連続得点で追い上げ、残り1分46秒で満田のフリースロー成功でついに73-73の同点に追いつき、残り1分10秒でサビートのスティールが成功、川村のアシストからパーマーが3Pシュートを成功させ、ついに横浜が76-73で逆転した。ここから残り時間のポゼッションを巡って双方の選手のプレイに激しさが増し、両チーム共にファウルとフリースローが続く展開となり、残り23秒で富山のデクスター・ピットマン のフリースローが2本決まり、77-76という横浜が僅か1点でのリードで横浜のポゼッションを迎える。ここで富山はファウルゲームを選択、川村がファウルで得たフリースローを2本とも決め、残り16秒で79-76の3点差に広がる。富山はこのポゼッションで3Pシュートで同点に追いつくことに勝負を託し、大塚宇都が連続3Pシュートを放つが、この直前に投入された高島一貴の好守備などに阻まれて両方とも失敗。大接戦の末、最終スコア79-76で横浜が勝利したことで、2018-2019シーズンにおける横浜のB1残留が決定した。

2018-19シーズン(B1中地区)編集

尺野ヘッドコーチが退任[32]。新ヘッドコーチには2017-2018シーズンの途中からアドバイザーを務めたトーマス・ウィスマンが就任した[33]

選手は、満田丈太郎が名古屋ダイヤモンドドルフィンズ[34]、横浜ビー・コルセアーズの契約第一号選手だった山田謙治広島ドラゴンフライズへ移籍した[35]。 一方で新戦力は富山グラウジーズから橋本尚明小原翼中村太地広島ドラゴンフライズからハンター・コート八王子トレインズからエドワード・モリスが加入、新卒として米国ベルモント大学からアマンゼ・エゲケゼが新加入した[36]

成績編集

B.LEAGUE編集

横浜ビー・コルセアーズ シーズン成績
レギュラーシーズン プレーオフ
# シーズン リーグ 地区 順位 勝率 ゲーム差 ホーム アウェイ 自地区 他地区 得点 失点 点差 総合 結果 備考 HC ref.

1 2016-17 B1 6 16 44 (.267) 33(-) 10-19(.345) 6-25(.194) 8-28(.222) 8-16(.333) 4366 4738 -372 17 青木勇人 /(2017/03/31~)尺野将太
2 2017-18 B1 6 18 42 (.300) 30 7-23(.233) 11-19(.367) 7-23(.233) 11-19(.367) 4522 4857 -335 16 古田悟  /(2017/12/22~)尺野将太

ゲーム差:1位との差(PO圏との差)  地区1   # :ワイルドカード  QF :準々決勝  3決 :3位決定戦  SF :準決勝   FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし   チャンピオン   B2優勝   昇格   降格   残留  2018年07月13日更新


個人別タイトル編集

過去のリーグ戦編集

bjリーグ編集

年度 レギュラーシーズン 最終結果 HC 1試合平均観客数 備考
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2011-12 31 21 .596 6.0 75.1 72.8 +2.3 東2位 3位 レジー・ゲーリー 1,050人 新規参入1年目
ファイナル4出場
2012-13 35 17 .673 1.0 82.8 74.5 +8.3 東2位 優勝 1,203人
2013-14 24 28 .462 18.0(3.0) 76.4 76.5 -0.1 東7位 13位 勝久マイケル 1,268人
2014-15 18 34 .346 23.0(1.0)       東10位 17位 1,439人
2015-16 19 33 .365       東10位

ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している

個人別タイトル編集

主な記録編集

個人編集

通算最多試合出場

最多連続試合出場

最年少試合出場 #32 前田陽介 (23歳)

最年長試合出場 #33 青木勇人 (38歳)

1試合最多得点 ジャスティン・バーレル/38得点(2011/12/28 富山グラウジーズ戦)

1試合最多リバウンド 

1試合最多アシスト #13 山田謙治

通算最多得点 #24 ジャスティン・バーレル

シーズン最多得点 #24 ジャスティン・バーレル

シーズン最高3ポイントシュート成功率 #73 久山智志 (36.2%)

シーズン最高2ポイントシュート成功率 #2 ドゥレイロン・バーンズ (55.4%)

シーズン最高フリースロー成功率 #3 蒲谷正之 (83.4%)

最年少得点 #24 ジャスティン・バーレル

最年長得点 #33 青木勇人

チーム編集

1試合最多得点

1試合最多失点 

1試合最少得点 

1試合最少失点

最多連勝

  • 9連勝 2回(2012年3月25日-2012年4月29日、2012年12月8日-2013年1月5日)

最多連敗

  • 10連敗

スタッフと選手編集

現行ロースター編集

選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
PG 0 細谷将司 28 (1989/10/2 ) 1.73 m (5 ft 8 in) 73 kg (161 lb)   関東学院大学 
SG 1 川村卓也 32 (1986/4/24 ) 1.93 m (6 ft 4 in) 92 kg (203 lb)   盛岡南高校 
SG 2 高島一貴 34 (1984/2/25 ) 1.90 m (6 ft 3 in) 85 kg (187 lb)   早稲田大学 
SG 3 蒲谷正之 36 (1982/7/2 ) 1.83 m (6 ft 0 in) 80 kg (176 lb)   日本大学 
F 4 ジェフリー・パーマー 33 (1985/4/27 ) 2.03 m (6 ft 8 in) 106 kg (234 lb)   フロリダ・アトランティック大学 
SG 5 湊谷安玲久司朱   29 (1988/8/31 ) 1.90 m (6 ft 3 in) 80 kg (176 lb)   青山学院大学 
PF 15 佐藤託矢 34 (1983/8/25 ) 1.98 m (6 ft 6 in) 115 kg (254 lb)   青山学院大学 
PG 21 田渡凌 25 (1993/6/29 ) 1.80 m (5 ft 11 in) 82 kg (181 lb)   ドミニカン大学カリフォルニア校 
SG 25 竹田謙 39 (1978/10/5 ) 1.80 m (5 ft 11 in) 80 kg (176 lb)   青山学院大学 
C 34 ハシーム・サビート 31 (1987/2/16 ) 2.21 m (7 ft 3 in) 121 kg (267 lb)   コネチカット大学 
F/C 45 ウィリアム・マクドナルド 38 (1979/10/5 ) 2.06 m (6 ft 9 in) 120 kg (265 lb)   サウスフロリダ大学 
ヘッドコーチ
トーマス・ウィスマン

アソシエイトコーチ

記号説明
    チーム・キャプテン      故障者
  (特) 特別指定選手    (S) 出場停止
  (帰) 帰化選手   (+) シーズン途中契約
外部リンク

更新日:2018年07月13日


歴代ヘッドコーチ編集

  1. レジー・ゲーリー(2011-13)
  2. 勝久マイケル(2013-15)
  3. 青木勇人(2015-17)
  4. 尺野将太(2017)
  5. 古田悟(2017)
  6. 尺野将太(2017-2018)
  7. トーマス・ウィスマン(2018-)

過去の所属選手編集

エピソード編集

  • スタメン発表の際のアンセムに、チーム名にちなみ彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)が使用されている。
  • 東京サンレーヴス戦が町田市立総合体育館で開催される場合、「町田のっとり大作戦」[37]と称し、物販ブースのビーコルグッズ販売、ブースターポイント加算、B-ROSEのパフォーマンスと、アウェーではあるがホームのような雰囲気を作り出そうというイベントも行っていた。


脚注編集

  1. ^ a b 県内初のプロバスケチームは「横浜ビー・コルセアーズ」に、力強さを表現/神奈川 神奈川新聞 2010年10月23日
  2. ^ チーム名は「横浜ビー・コルセアーズ」 bjリーグ 朝日新聞 2010年10月23日
  3. ^ バスケットボール:bjリーグ 県内チーム名、横浜ビー・コルセアーズに /神奈川 毎日新聞 2010年10月23日
  4. ^ 木村元彦 (2012年10月4日). “JBLとbjリーグの統合はなぜ進まないのか?”. Webスポルディーバ. 2013年9月23日閲覧。
  5. ^ a b “横浜ビー・コルセアーズよりお知らせ” (プレスリリース), 横浜ビー・コルセアーズ, (2013年6月28日), http://b-corsairs.com/20130628-2110 2013年9月23日閲覧。 
  6. ^ Ed Odeven (2013年4月1日). “Gunma’s Keller alleges pattern of malfeasance by Miyazaki”. Japan Times. 2013年9月23日閲覧。
  7. ^ “横浜リバイバルプラン” (pdf) (プレスリリース), 横浜ビー・コルセアーズ, (2013年7月8日), http://b-corsairs.com/wp-content/uploads/2013/07/5de1749f162874c77a22ced7ee2eff2e.pdf 2013年9月23日閲覧。 
  8. ^ Ed Odeven (2013年7月17日). “Yokohama’s title defense already in serious trouble”. Japan Times. 2013年9月23日閲覧。
  9. ^ “bjリーグ横浜、株主を一般公募”. 神奈川新聞. (2013年6月28日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306280004/ 2013年9月23日閲覧。 
  10. ^ “プロバスケbjリーグ 横浜が運営全面委託、大手広告通信社に/神奈川”. 神奈川新聞. (2013年5月28日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1305270038/ 2013年9月23日閲覧。 
  11. ^ “借金3億円から巻き返した「海賊」。Bリーグ横浜の“正しくない進化”。” (プレスリリース), バスケットボールPRESS, (2017年7月4日), http://number.bunshun.jp/articles/-/828399 2018年6月22日閲覧。 
  12. ^ “ラジカルに、そして海賊らしく。横浜ビー・コルセアーズCEO岡本尚博さんに聞く” (プレスリリース), The BORDERLESS, (2017年5月29日), http://theborderless.jp/4297/ 2017年9月17日閲覧。 
  13. ^ “2018年2月センター北駅前高架下に「ビーコルセンター」がOPEN!” (プレスリリース), 横浜ビー・コルセアーズ, (2017年12月25日), https://b-corsairs.com/news/hometown_201712025_1.html 2018年6月22日閲覧。 
  14. ^ 2016-2017ヘッドコーチ、アシスタントコーチ就任のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2016年7月7日
  15. ^ 小川直樹ゼネラルマネージャー退任のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2017年6月30日
  16. ^ ファイ・パプ月瑠選手 自由交渉選手リストへの公示のお知らせ 2017年6月14日
  17. ^ 佐藤託矢選手 新加入のお知らせ 2017年6月27日
  18. ^ 田渡 凌選手 新加入のお知らせ 2017年6月27日
  19. ^ ハシーム・サビート・マンカ選手 契約締結のお知らせ 2017年9月27日
  20. ^ どん底から抜け出すための第一歩(横浜ビー・コルセアーズ) BASKETBALL SPIRITS ONLINE 2017年8月30日
  21. ^ ジェイソン・ウォッシュバーン選手 契約解除のお知らせ 2017年11月7日
  22. ^ ウィリアム・マクドナルド選手 契約基本合意のお知らせ 2017年11月7日
  23. ^ トーマス・ウィスマン氏 アドバイザー就任のお知らせ 2017年11月28日
  24. ^ 古田悟ヘッドコーチ 12月10-11日 欠場のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2017年12月8日
  25. ^ 古田悟ヘッドコーチ 12月16-17日 欠場のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2017年12月15日
  26. ^ 古田悟ヘッドコーチ 12月20日 欠場のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2017年12月19日
  27. ^ 古田ヘッドコーチ契約解除並びに尺野ヘッドコーチ就任について 横浜ビー・コルセアーズ 2017年12月22日
  28. ^ 勝利だけが求められる決戦!「B1 残留プレーオフ 1回戦 2017-18」開催概要 横浜ビー・コルセアーズ 2018年5月10日
  29. ^ ビーコル、B1残留プレーオフ1回戦の初戦を3点差で落とす。 ビーコルマガジン 2018年5月12日
  30. ^ ビーコル、魂のバスケで西宮を下し残留PO1回戦を突破!2回戦で昨季と同じ相手富山と対戦! ビーコルマガジン 2018年5月14日
  31. ^ ビ5/19「B1残留プレーオフ 2回戦 2017-18」チケット完売のお知らせ Bリーグ 2018年5月18日
  32. ^ 尺野将太ヘッドコーチ 退任のお知らせ 横浜ビー・コルセアーズ 2018年5月28日
  33. ^ トーマス・ウィスマン氏 ヘッドコーチ就任のお知らせ 2018年5月28日
  34. ^ 満田丈太郎選手 移籍のお知らせ 2018年6月5日
  35. ^ 山田謙治選手 契約合意(新規)のお知らせ| 広島ドラゴンフライズ”. 広島ドラゴンフライズ. 2018年6月27日閲覧。
  36. ^ 2018-19シーズン  新加入選手契約締結のお知らせ”. 横浜ビー・コルセアーズ (2018年7月13日). 2018年7月13日閲覧。
  37. ^ http://b-corsairs.com/news/7312/

関連項目編集

  • 横浜ギガスピリッツ(元いすゞギガキャッツ→横浜ギガキャッツ。bjリーグ参入の動きもあった)
  • 横浜熱闘倶楽部(横浜市を本拠地とするプロスポーツクラブの異業種交流。2012年3月より参加)
  • 川崎ブレイブサンダース:川崎市を本拠地とするバスケットボールチーム。横浜ビー・コルセアーズと同じ神奈川県を本拠地とするチームのため、同チームとの対戦は「神奈川ダービー」と呼ばれている。
  • 日立戸塚レパード:かつて横浜市を本拠地としていた女子バスケットボールチーム

外部リンク編集