横浜青葉インターチェンジ

日本の神奈川県横浜市青葉区にある東名高速道路のインターチェンジと首都高速神奈川7号横浜北西線の出入口

横浜青葉インターチェンジ(よこはまあおばインターチェンジ)は、神奈川県横浜市青葉区にある東名高速道路インターチェンジ開発インターチェンジ)である。国道246号に連絡している。首都高速神奈川7号横浜北西線と接続する横浜青葉ジャンクション(よこはまあおばジャンクション)と首都高速神奈川7号横浜北西線の横浜青葉出入口(よこはまあおばでいりぐち)が併設されている[1]

横浜青葉インターチェンジ
横浜青葉ジャンクション
横浜青葉出入口
首都高速神奈川7号横浜北西線開通後の様子
(2020年3月撮影) 地図
所属路線 E1 東名高速道路
IC番号 3-1
料金所番号 01-134
本線標識の表記 横浜青葉 市ヶ尾
起点からの距離 13.3 km(東京IC起点)
東名川崎IC (5.7 km)
(0.8 km) 港北PA
所属路線 首都高速神奈川7号横浜北西線
IC番号 759
料金所番号 12-983(東名接続)
本線標識の表記 横浜青葉 市ヶ尾
起点からの距離 7.1 km(横浜港北JCT起点)
接続する一般道 国道246号
供用開始日 (東名)横浜青葉IC : 1998年3月20日
(首都高)横浜青葉出入口・横浜青葉JCT : 2020年3月22日
通行台数 31,000台/日
所在地 227-0042
神奈川県横浜市青葉区下谷本町35番地12
北緯35度32分34.39秒 東経139度32分21.39秒 / 北緯35.5428861度 東経139.5392750度 / 35.5428861; 139.5392750
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東名高速道路(右上から左下)、首都高(右下)、国道246号(左上奥)が複雑に連結されている
付近には谷本川が流れる
横浜青葉ICのランプウェイ

概要 編集

国道246号との接続、東名高速道路と首都高速神奈川7号横浜北西線の交差と全方向の接続、東名高速道路と首都高速神奈川7号横浜北西線の各料金所の設置を実現するため、南北約1.5km、東西約0.4kmという大規模で複雑な構造となっている。

東名高速道路唯一のY型インターチェンジである(東名高速道路でトランペット型でないインターチェンジは、他に東京IC裾野ICの2箇所のみ)。

当ICから下り線(静岡名古屋方面)に入る場合、本線に合流するとすぐに港北PAがあり、合流車線がそのままPAへの減速車線となる。そのため、ICから本線へ合流する車両と本線からPAに入る車両が交わる「織り込み交通」が発生する。

本線への流入路分岐部の方向標識は東京-清水間で唯一、下り方面が「名古屋」ではなく「静岡」と表示されている。これは交差している首都高速側の標識や、周辺一般道での誘導標識でも同様である。

本ICの開設に合わせ、1998年3月10日に国道246号の接続部分も市ヶ尾立体として高架化された。また、供用開始当初より横浜環状北西線の接続を見越し、長いランプウェイや分岐の準備構造が設けられた。

道路 編集

神奈川7号横浜北西線は、途中通過する横浜北西トンネルが水底トンネルに該当するため、危険物積載車両の通行が禁止されている。

接続する道路 編集

  • 直接接続
    •   国道246号
    • 横浜市道市ヶ尾134号線(出口)、市ヶ尾87号線(入口)

料金所 編集

  • ブース数:15

東名入口 編集

  • ブース数:3
    • ETC専用(時間帯によってはETC/一般):1
    • ETC/一般 : 2

東名出口 編集

  • ブース数:6
    • ETC専用(時間帯によってはETC/一般):3
    • 一般:3

東名→首都高 編集

  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1

首都高→東名 編集

  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1

首都高入口 編集

  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1


歴史 編集

横浜市北西部地域の交通の利便性向上と横浜町田インターチェンジ(旧称=横浜インターチェンジ)の渋滞緩和のために開設された。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開通記念イベントおよび開通式典は中止された[4][5]
  • 2021年令和3年)8月5日 : 料金所のスタッフに新型コロナウイルス感染者が多く出た影響により、東名→首都高乗継用本線料金所について、当面の間、ETC無線専用運用となる[6]

周辺 編集

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E1 東名高速道路
(3) 東名川崎IC - (3-1) 横浜青葉IC/JCT - 港北PA - (4) 横浜町田IC
 首都高速神奈川7号横浜北西線
横浜港北JCT/ (757,758)横浜港北出入口 - 横浜青葉JCT/(759) 横浜青葉出入口

その他 編集

  • ICランプ橋下の空間の一部は横浜市の放置自転車保管場所として利用されている。
  • 当ICから東京方面約1キロ程のところに、昭和40年代横浜市土地区画整理事業に合わせてインターチェンジ用地(現在の市ヶ尾町公園)として買収した市有地が存在する[7]

脚注 編集

  1. ^ 東名またぐ横浜青葉JCTの「最高所」へ 首都高「横浜環状北西線」工事現場に潜入(写真25枚) - 乗りものニュース(2018.11.16版)2018年11月16日閲覧
  2. ^ 日本住宅公団 (1972). “港北ニュータウン交通計画1971-72”. 港北ニュータウン交通計画1971-72. 
  3. ^ 横浜北西線(横浜北線〜東名高速)が2020年3月22日16時に開通します ファンランイベント(2020年2月29日)・一般公開イベント(2020年3月8日)も開催”. 首都高速道路株式会社・横浜市道路局 (2019年12月18日). 2019年12月18日閲覧。
  4. ^ 横浜北西線開通記念イベントの中止について”. 首都高速道路株式会社・横浜市道路局 (2020年2月20日). 2020年4月2日閲覧。
  5. ^ 横浜北西線 開通式典の開催中止について”. 首都高速道路株式会社・横浜市道路局 (2020年3月12日). 2020年4月2日閲覧。
  6. ^ 料金収受スタッフの新型コロナウイルス感染に伴い E1 東名 横浜青葉本線料金所の運用方法を変更します。~東名から北西線を連続利用する場合はETC車限定となります~ | ニュースリリース | プレスルーム | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
  7. ^ 『明るく 住みよい まちづくり 港北ニュータウン』横浜市都市計画局、3。 

関連項目 編集

外部リンク 編集