櫻宮

大阪市都島区にある神社

櫻宮(さくらのみや)は、大阪市都島区中野町にある神社。旧社格は郷社登記上の宗教法人名称は新字体の桜宮。通称桜宮神社(さくらのみやじんじゃ)とも表記される。都島区の地域名である桜宮は、本神社の名前が由来となっている[1]

桜宮

境内正面
所在地 大阪府大阪市都島区中野町1丁目12-32
位置 北緯34度42分04秒 東経135度31分24.8秒 / 北緯34.70111度 東経135.523556度 / 34.70111; 135.523556 (櫻宮)座標: 北緯34度42分04秒 東経135度31分24.8秒 / 北緯34.70111度 東経135.523556度 / 34.70111; 135.523556 (櫻宮)
主祭神 天照大御神
八幡大神
仁徳天皇
社格郷社
創建 不詳
別名 櫻宮(通称・旧称)
桜宮神社(通称)
例祭 7月26日
地図
桜宮の位置(大阪府内)
桜宮
桜宮
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歴史 編集

兵火洪水の難などに遭ったため神宝記録が紛失し、詳しい創建は不詳であるが、元は東生郡(東成郡)野田村「小橋」櫻の馬場字「宮田」に氏神として奉斎したのが始まりとされる。

慶長18年(1613年)の冬に再建されたが、元和6年(1620年)の大和川の洪水により社殿が流出し、現在の中野町に当たる中野村に漂着したため同地に祀った。その後も寛文6年(1666年)と延宝2年(1674年)の2度にわたり水禍にかかったため、大坂城代の許しを得て現在の地に還座した。

1872年明治5年)に郷社に列し、1906年(明治39年)に神饌幣帛料供進社に指定される。

1907年(明治40年)以降、兎我野町の若宮八幡宮、鯰江町の新喜多神社、毛馬町の八幡大神宮、善源寺町の産土神社を合祀する[2]

1945年昭和20年)6月7日の第3回大阪大空襲で本殿の他、拝門前庭にあった浪速七不思議にあげられていた「廻り回廊」なども全焼するが、社殿は戦後に復興した。

祭神 編集

境内 編集

文化財 編集

大阪府指定有形文化財 編集

現地情報 編集

所在地
交通アクセス

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 大阪の橋”. FUJITSU Family. 2018年9月4日閲覧。
  2. ^ 櫻宮”. 都島ドットコム. 2018年9月4日閲覧。

外部リンク 編集