欧州安全保障協力機構
安全保障に関する欧州の政府間組織
欧州安全保障協力機構(おうしゅうあんぜんほしょうきょうりょくきこう、英語: Organization for Security and Co-operation in Europe、OSCE)は、ヨーロッパの国境不可侵と安全保障・経済協力などを約束したヘルシンキ宣言を採択して全欧安全保障協力会議として1972年に発足し、冷戦終結後、紛争防止とその解決へ向けた新機構として1995年に現在の名称に変更した国際機関である。2014年現在、57か国が加盟し、地域的安全保障組織としては世界最大である。民主主義体制の構築・強化および、基本的人権の保障と保護、武力行使の抑止における、加盟各国の協力と相互尊重を目的とする。本部はウィーンに置かれている。
議長国編集
OSCEの議長国は1年ごとの加盟国持ち回り制で、当年の議長国の外相が議長の役割を果たす。
加盟国編集
ヨーロッパ全域から地中海沿岸にかけての国と、独立国家共同体加盟国、モンゴル、北アメリカの2か国が加盟、2014年現在、全57か国からなる。
協力国編集
中東編集
アフリカ編集
アジア編集
オセアニア編集
外部リンク編集
- OSCEホームページ(英語)
- Open Directory Project - OSCE - directory category
- OSCEWatch(英語)
- ODIHR(英語) - OSCE's Office for Democratic Institutions and Human Rights
- OSCE Representative on Freedom of the Media(英語)
- Legislationline.org(英語) - OSCEによる法律関連のデータベース