歌川芳富

江戸時代末期から明治時代初期にかけての浮世絵師

歌川 芳富(うたがわ よしとみ、生没年不詳)とは、江戸時代末期から明治時代初期にかけての浮世絵師

歌川芳富
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
読み仮名うたがわ よしとみ 編集
生年月日1797 編集
死亡年月日1861 編集
職業画家浮世絵師 編集
弟子小林永洲歌川州勢 編集
師匠歌川国芳 編集
活動地東京都横浜市 編集
活躍期1861 編集
活動開始1848 編集
活動終了1880 編集
コレクション所蔵者国立世界文化博物館ボストン美術館ニューヨーク公共図書館版画コレクション大英博物館 編集
作者の著作権状態著作権保護期間満了 編集

来歴 編集

歌川国芳の門人。本姓は萩原。はじめ一芸斎と号し、明治元年(1868年)からは芳州と称し真斎と号している。作画期は嘉永から明治13年(1880年)の頃にかけてで、明治6年(1873年)以降に横浜に移住したといわれるが、それ以前の万延文久の頃にかけても多くの横浜絵を描いている。また文久元年(1861年)に没した師の国芳の死絵を描いたことで知られる。芳州の落款では風俗画歴史画などを描き、明治期には萩原芳州と称して横浜絵、絵入新聞の挿絵などを手がけている。門人に永州歌川州勢がいる。

作品 編集

参考文献 編集

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 柏木智雄・内山淳子・片多祐子 『はじまりは国芳 江戸スピリットのゆくえ』 大修館書店、2012年 ※横浜美術館企画・監修
  • 『歌川国芳とその一門展』 浮世絵太田記念美術館、1990年

関連項目 編集