武蔵カントリークラブ

武蔵カントリークラブ(むさしカントリークラブ)は、埼玉県入間市大字小谷田に事務所がある株主会員制で運営するゴルフ場。入間市大字小谷田に「豊岡コース」、狭山市大字笹井に「笹井コース」のゴルフ場がある。

武蔵カントリークラブ
豊岡コース
Musashi Country Club
Tomioka Course
武蔵カントリークラブ
武蔵カントリークラブ豊岡コースの空中写真。
2019年8月2日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
所在地 日本の旗 日本
埼玉県入間市大字小谷田961番地
座標: 北緯35度49分7.2秒 東経139度22分37.9秒 / 北緯35.818667度 東経139.377194度 / 35.818667; 139.377194
Nuvola apps kolf.svg 概要
開業 1959年昭和34年)7月12日
運営 メンバーシップコース
設計 井上 誠一
運営者 株式会社武蔵カントリー倶楽部
トーナメント ・1982年 第47回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
・1989年 第22回 日本女子オープンゴルフ選手権競技大会(豊岡コース)
・2009年 第74回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
Nuvola apps kolf.svg コース
豊岡コース

OUTコース INコース
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 545 1 5 544
2 4 334 2 4 403
3 3 159 3 3 147
4 4 454 4 5 527
5 4 379 5 4 445
6 5 532 6 4 372
7 4 356 7 3 226
8 4 428 8 4 349
9 3 187 9 4 451
36 3374 36 3464

Nuvola apps kolf.svg その他
公式サイト 武蔵カントリークラブ豊岡コース
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武蔵カントリークラブ
笹井コース
Musashi Country Club
Sasai Course
武蔵カントリークラブ
武蔵カントリークラブ笹井コースの空中写真。
2019年6月17日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
所在地 日本の旗 日本
埼玉県狭山市大字笹井412番地
Nuvola apps kolf.svg 概要
開業 1959年(昭和34年)11月22日
運営 メンバーシップコース
設計 井上 誠一、大久 保昌(改修)
運営者 株式会社武蔵カントリー倶楽部
トーナメント ・1970年 第35回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
・1994年 第27回 日本女子オープンゴルフ選手権競技大会(笹井コース)
Nuvola apps kolf.svg コース
笹井コース

OUTコース INコース
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 409 1 4 427
2 5 547 2 5 574
3 3 172 3 4 396
4 4 369 4 3 240
5 4 444 5 4 415
6 5 551 6 4 354
7 4 418 7 3 153
8 4 379 8 5 563
9 3 212 9 4 440
36 3501 36 3562

Nuvola apps kolf.svg その他
公式サイト 武蔵カントリークラブ笹井コース
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概要編集

埼玉県川越から入間川と山岳信仰で有名な大山への道を行くと、武蔵野特有の広大な雑木の平地林が広がる[1]1958年昭和33年)頃、 大木建設株式会社は、その平地林に36ホール規模のゴルフ場用地を既に買収済みだった[1]。同年3月、小松五郎衛(後の武蔵カントリークラブ常務取締役)は、大木建設から入間郡武蔵町(現・入間市大字小谷田のゴルフ場計画が持ち込まれ、現地に行って驚いた[1]樹齢80年程の老松を切り倒していたので、慌てて買木を約束、用地21万坪を坪800円で契約した[1]

1958年(昭和33年)4月21日、株式会社毎日新聞社高石真五郎が発起人の代表となり[2][3]、各界の幹部らによる建設に向けた準備が開始され、「株式会社武蔵カントリー倶楽部」が創立され、社長は大木建設の大木貞助が就任した[1]。同年4月30日、任意団体としての倶楽部を結成、理事長に高石真五郎以下、石井光次郎佐藤喜一郎など名門倶楽部の理事長が並んだ[1]

理事会において、コース設計は井上誠一に依頼する、正会員を株式会員として募集することが決定された[2][3]。豊岡コースの造成工事は着工され、クラブハウスの設計をレーモンド設計事務所に依頼された[2][3]1958年(昭和33年)11月20日、笹井コースの建設計画が開始され、コース設計は豊岡コースと同じ井上誠一に依頼された[2][3]1959年(昭和34年)4月7日、笹井コースの造成工事とクラブハウスの建設工事が着工された[2][3]1959年(昭和34年)7月12日、豊岡コースが完成し開場された。同年11月20日、笹井コースが完成し開場された[2][3]

武蔵カントリークラブの豊岡コースと笹井コースは、コース設計家・井上誠一が生涯手掛けた数あるコースの中で最も評価が高いコースで、コース全体はフラットな地形に赤松の樹木が連なる武蔵野の面影を残す林間コースである[4]

日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本ゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本オープンゴルフ選手権競技大会を、豊岡コースで2回、笹井コースで1回の開催実績がある。

豊岡コース編集

所在地編集

〒358-0026 埼玉県入間市大字小谷田961番地

コース情報編集

  • 開場日 - 1959年7月12日
  • 設計者 - 井上 誠一
  • 面積 - 699,000m2(約21.1万坪)
  • コースタイプ - 林間コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,981ヤード、コースレート73.1
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • プレースタイル - 歩行、キャディ付き
  • 練習場 - 20打席 290ヤード
  • 休場日 - 毎週火曜日、12月31日、1月1日[2][5]

クラブ情報編集

  • 理事長 - 池谷 正成
  • ハウス面積 - 3,340m2(1,010坪)
  • ハウス設計 - レーモンド設計事務所
  • ハウス施工 - 大木建設株式会社[5]

ギャラリー編集

交通アクセス編集

メジャー選手権編集

笹井コース編集

所在地編集

〒350-1327 埼玉県狭山市大字笹井412番地

コース情報編集

  • 開場日 - 1959年11月22日
  • 設計者 - 井上 誠一、大久 保昌(改修設計)
  • 面積 - 654,000m2(約19.7万坪)
  • コースタイプ - 林間コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、7,063ヤード、コースレート74.0
  • グリーン - 1グリーン、ベント(ペンクロス)
  • プレースタイル - 歩行、キャディ付き
  • 練習場 - 24打席 230ヤード
  • 休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[2][5]

クラブ情報編集

  • 理事長 - 池谷 正成
  • ハウス面積 - 2,612m2(790坪)
  • ハウス設計 - レーモンド設計事務所
  • ハウス施工 - 大木建設株式会社[5]

ギャラリー編集

交通アクセス編集

メジャー選手権編集

エピソード編集

  • コースレイアウトは、当初、大木建設が設計図を作成していたが、それを破棄し、井上誠一に全面的に設計図を作成させた[11]
  • 豊岡コースは、井上誠一の設計コースでは、「龍ヶ崎カントリー倶楽部」と並び、ツーグリーンがそれぞれの攻略ラインをもち、それぞれのバンカーを持つ設計だった[11]
  • 1959年昭和34年)の開場時、6インチプレース、豊岡コースは「オールノータッチ」のオープンで、さすが名門だとさらに評価を上げた[11]

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「武蔵カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年1月25日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h 「武蔵カントリークラブ」、クラブ概要、2020年8月日閲覧
  3. ^ a b c d e f 「武蔵カントリークラブ」、武蔵の歴史、2020年8月日閲覧
  4. ^ 「武蔵カントリークラブ」、コース案内、2020年8月日閲覧
  5. ^ a b c d 「武蔵カントリークラブ」、ゴルフホトライン、2020年8月日閲覧
  6. ^ a b 「武蔵カントリークラブ」、交通アクセス、2020年8月日閲覧
  7. ^ a b 「日本オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2020年8月日閲覧
  8. ^ 「日本女子オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2021年9月14日閲覧
  9. ^ 「日本オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2020年8月日閲覧
  10. ^ 「日本女子オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2021年9月14日閲覧
  11. ^ a b c 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年1月25日閲覧

関連文献編集

  • 『週刊ダイヤモンド』、59(23);1971年5月29日号、「日本のゴルフ場 武蔵カントリークラブ」、伊藤金吾・伊藤昭二著、東京 ダイヤモンド社、1971年5月29日、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、9月19(168)、「武蔵カントリークラブ笹井コース」、東京 一季出版、1998年9月、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、6月20(178) 、「武蔵カントリークラブ豊岡コース」、東京 一季出版、1999年6月、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、22 (通号 208)、「ゴルフ倶楽部を考える(186)武蔵カントリークラブの創設」、井上勝純著、東京 一季出版、2001年10月、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、22 (通号 210)、「ゴルフ倶楽部を考える(188)武蔵カントリークラブの充実 日本ゴルフコース100年史」、井上勝純著、2001年12月、2020年8月日閲覧
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「武蔵カントリークラブ笹井コース(埼玉県)」「武蔵カントリークラブ豊岡コース(埼玉県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、32 (通号 344)、「クローズアップ21(その130)夏だけのスタートシステムとブランチメニュー 北武蔵カントリークラブ サマータイムプランで涼しくプレー」、東京 一季出版、2011年10月、2020年8月日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年8月日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「クローズアップ21(その168)レストランなどを一般客に開放 北武蔵カントリークラブ ゴルフの場からコミュニティ施設に」、東京 一季出版、2014年12月、2020年8月日閲覧
  • 『ゴルフ場セミナークラブハウス』、「探訪 武蔵カントリークラブ笹井コース(埼玉県・18H) 品格ある落ち着きが非日常を感じさせる」、東京 ゴルフダイジェスト社、2015年1月、2020年8月日閲覧
  • 『ゴルフ場セミナー Course Report(VOL.214)』、「北武蔵カントリークラブ(埼玉県) 多様なニーズに応えてプレー、ノンプレー来場者増を」、 東京 ゴルフダイジェスト社、2017年2月、2020年8月日閲覧

関連項目編集

外部リンク編集