武藤敦貴
日本のプロ野球選手
武藤 敦貴（むとう あつき、2001年6月15日[2] - ）は、福岡県北九州市出身[3]のプロ野球選手（外野手）。左投左打[2]。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
| 東北楽天ゴールデンイーグルス #50 | |
|---|---|
 2023年6月 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 福岡県北九州市 |
| 生年月日 | 2001年6月15日（22歳） |
| 身長 体重 |
178 cm 73 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2019年 ドラフト4位 |
| 初出場 | 2021年3月26日 |
| 年俸 | 700万円（2024年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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経歴 編集
プロ入り前 編集
都城東高等学校では2年生まで投手を務めたが、3年生時には外野手（中堅手）も兼任した[3]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議において、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受け[3][4]、11月5日に契約金3000万円、年俸560万円で仮契約した[5]。背番号は71。
楽天時代 編集
2020年はイースタン・リーグ3試合に出場し、5打数2安打の成績だった。12月2日、背番号が50に変更されることが発表された[6]。
2021年は開幕一軍入りし[7]、シーズン序盤に外野手の守備固めとして起用され44試合に出場[8]。4月3日のオリックス戦では8番・右翼手として初先発し[7]、4月6日の埼玉西武ライオンズ戦では初安打を記録した[8]。オフに、100万円増となる推定年俸660万円で契約を更改した[7]。
2022年は、7月23日の西武戦で1点を追う8回に平良海馬から同点打となるプロ初本塁打を記録した[9]。一軍では43試合に出場し、打率.250、1本塁打、9打点という成績だった。
選手としての特徴・人物 編集
パンチ力のある打撃と50m走のタイム6秒0の俊足、遠投110mの強肩が武器[10][11]。
愛称は「むーやん」[12]。
詳細情報 編集
年度別打撃成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 楽天 | 44 | 19 | 19 | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | .105 | .105 | .211 | .316 |
| 2022 | 43 | 99 | 88 | 11 | 22 | 2 | 3 | 1 | 33 | 9 | 1 | 5 | 0 | 1 | 8 | 0 | 2 | 28 | 1 | .250 | .323 | .375 | .698 | |
| 通算：2年 | 87 | 118 | 107 | 15 | 24 | 2 | 4 | 1 | 37 | 9 | 5 | 5 | 0 | 1 | 8 | 0 | 2 | 36 | 1 | .224 | .288 | .346 | .634 | |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2021 | 楽天 | 39 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2022 | 32 | 50 | 0 | 1 | 0 | .980 | |
| 通算 | 71 | 68 | 0 | 1 | 0 | .986 | |
- 2023年度シーズン終了時
記録 編集
- 初記録
- 初出場：2021年3月26日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦（楽天生命パーク宮城）、9回表に島内宏明に代わり左翼手として出場
- 初打席：2021年3月30日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦（ZOZOマリンスタジアム）、9回表に横尾俊建の代打で出場、土居豪人から空振り三振
- 初先発出場：2021年4月3日、対オリックス・バファローズ2回戦（楽天生命パーク宮城）、8番・右翼手で先発出場
- 初盗塁：同上、2回裏に二盗（投手：山岡泰輔、捕手：若月健矢）
- 初安打：2021年4月6日、対埼玉西武ライオンズ1回戦（メットライフドーム）、9回表に井上広輝から中前安打
- 初打点：2022年5月17日、対千葉ロッテマリーンズ9回戦（ZOZOマリンスタジアム）、2回表に石川歩から中前適時打
- 初本塁打：2022年7月23日、対埼玉西武ライオンズ16回戦（ベルーナドーム）、8回表に平良海馬から右越ソロ
背番号 編集
- 71（2020年）
- 50（2021年 - ）
登場曲 編集
- 『Bubble Gum』VAX & Sorana（2020年）
- 『Lovesick Girls』BLACKPINK（2021年 - ）
脚注 編集
- ^ “楽天 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b c “ドラフト会議 都城東高校の武藤 敦貴選手 楽天が４位指名 宮崎”. テレビ宮崎. (2019年10月17日). オリジナルの2019年10月20日時点におけるアーカイブ。 2019年10月20日閲覧。
- ^ “【2019年ドラフト会議】「契約交渉権獲得」選手のお知らせ”. 東北楽天ゴールデンイーグルス (2019年10月17日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “楽天、Ｄ４武藤と合意 契約金３０００万円、年俸５６０万円”. サンスポ.com (2019年11月5日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ “背番号変更に関して”. 東北楽天ゴールデンイーグルス (2020年12月2日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b c “楽天武藤敦貴100万円増で更改「もっとやれたかな」来季は50安打宣言”. 日刊スポーツ (2021年11月30日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ a b “楽天・武藤敦貴 超一流を目指して／ドラフト下位入団選手の今”. 週刊ベースボールONLINE (2021年9月20日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “楽天・武藤敦貴がプロ初本塁打で試合を振り出しに戻す「夢ですかね？」”. サンスポ (2022年7月23日). 2023年7月2日閲覧。
- ^ “「一軍で3割・30盗塁は絶対にしたい」…楽天の宝・武藤敦貴は”がむしゃら”に突き進む ｜ BASEBALL KING”. BASEBALL KING. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “楽天の「むーやん」武藤が１軍＆知名度アップへ８発 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “楽天むーやん武藤敦貴が釜田から三塁打 俊足で一気 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年5月17日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 個人年度別成績 武藤敦貴 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 50 武藤 敦貴 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト
- 武藤敦貴 (@m_atsuuu.ki_15) - Instagram
- 武藤敦貴 (@fnVtNR4EjLIYZL1) - X（旧Twitter）