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歩行補助車(ほこうほじょしゃ)とは、主に高齢者その他運動能力が少し低下した個人の移動の補助などに使われるおよびこれに類する車の総称である。

分類編集

高齢者その他運動能力が少し低下した者の移動の補助などに使われる。なお、定義、分類が曖昧な呼称としてはいわゆる「歩行車」「老人車」と呼ばれる事がある。

  • シルバーカー - 高齢者向けの手押し車であって、荷物の運搬を主眼とするもの。歩行補助の目的ではなく体重を掛ける設計になっていない。介護保険の対象外。
  • 四輪歩行車 - 高齢者向けの手押し車であって、歩行の補助を主眼とするもの。歩行器ほどでは無いがある程度体重を掛けられる設計になっている。介護保険の対象。

道路交通法編集

日本の道路交通法においては、前述のものを含め「歩行補助車等」として、一括して歩行者と同じ扱いを受ける。また、運転免許は不要である。

定義編集

道路交通法上の「歩行補助車等」の定義は次の通り。

  • 「歩行補助車及びショッピング・カート(これらの車で原動機を用いるものにあつては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る。)」(道路交通法第2条第1項第9号)

原動機を用いるもの編集

原動機を用いるものについては次の「内閣府令で定める基準」(道路交通法施行規則第1条)を満たす必要がある。なお、満たさないものは原動機付自転車などの扱いとなる。

  • 車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないこと。
    • 長さ 120cm
    • 幅 70cm
    • 高さ 109cm
  • 車体の構造は、次に掲げるものであること。
    • 原動機として、電動機を用いること。(エンジンは不可)
    • 六キロメートル毎時を超える速度を出すことができないこと。
    • 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
    • 歩行補助車等を通行させている者が当該車から離れた場合には、原動機が停止すること。

具体例編集

「歩行補助車」そのものの定義は法令にはないため解釈に依存する。なお、解釈についても警察庁から提示されているものは不詳である。

出典編集

  • 道路交通法第2条第1項第9号、道路交通法施行令第1条、道路交通法施行規則第1条

関連項目編集