ヒアートゥス: hiatus)は、母音が隣接している状態、またはその隣接している部分。例えば、hiatus はそれ自体の ia の間にヒアートゥスを有する。名前は「切れ目」や「隙間」を意味するラテン語に由来する。日本語では母音接続、あるいは連母音とも呼ばれる。

母音が二つ並んでいたとしても、二重母音の場合はヒアートゥスとは呼ばない。言語方言、あるいは話者によってはヒアートゥスを避け、rhなどの子音ywなどの半母音(わたり音)を挿入したり、母音を省略や結合させるといったことが行われる。

ヒアートゥスと二重母音を弁別しないこともある。例えば日本語で母音が連続している(語の途中にア行が入る)場合、素早く滑らかに発音した場合は二重母音のようになる場合でも、ゆっくりと丁寧に発音した場合はヒアートゥスになる。

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