水曜日のアナウンス部』(すいようびのアナウンスぶ)は、2020年11月11日から2021年3月17日まで及び2023年10月4日から東北放送(tbcラジオ)で放送中の番組。略称は「水アナ」。前身番組は2020年4月から6月まで放送されていた「火曜日のアナウンス部」。

水曜日のアナウンス部
愛称 水アナ
ジャンル トーク番組
放送方式 生放送※ゲストアナウンサーの都合で8時台は録音の場合あり(第1期・第2期)
録音(第3期)
放送期間 第1期:2020年4月21日 - 6月9日
第2期:2020年11月11日 - 2021年3月17日
第3期:2023年10月4日 -
放送時間 第1期:毎週火曜 18:00 - 19:58
第2期:毎週水曜 20:00 - 21:55
第3期:毎週水曜 18:15 - 18:45
放送回数 第1期:8回
第2期:19回
放送局 東北放送
パーソナリティ 守屋周(第2期まで)
tbcアナウンサーによる週替わり(第3期)
特記事項:
第1期は「火曜日のアナウンス部」
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概要 編集

2020年の4月に、ナイター中継をするはずがプロ野球開幕が延期になり、ナイター枠を埋めようと「火曜日のアナウンス部」が始まった。6月9日に放送終了も、好評につき、ナイターオフの11月から、水曜日午後8時の放送で、名称を「水曜日のアナウンス部」と変更し、放送開始。パーソナリティーは、火曜日のアナウンス部6時台を担当していた守屋周アナウンサーが務める。

番組のコンセプトは、8時台はアナウンサーの意外な一面や放送の裏話などを知っていただき、そのアナウンサーに興味をもってそのアナウンサーが出演する番組を見たり聞いたりしていただけてもらいたいという狙いだったが、3月3日の放送で、「アナウンサーの意外な一面が知れて面白い」「あのアナ、水アナで出た人だという風に見ている」という手紙が紹介されたため、狙い通りだったといえる。アナウンサーとして、1人をクローズアップして取り上げられる機会が少ないため、アナウンサーの性格、意外な一面などを披露する斬新な番組となった。9時台は守屋周アナウンサーの趣味である本、相撲、酒を中心としたコーナーを展開。酒コーナーでは、「ラジオ呑み」と題して、自身が家で録音した酒を飲む音声や、リスナーからの晩酌の様子を紹介する。9時台についても3月3日の放送で「守屋アナのフリートークが好き」「ラジオ呑みのおつまみはどれもおいしそう」といった手紙が紹介されたため、成功と言える。[1]また、2020年のオフは自社製作の夜番組に力を入れていたが、その成功例として「NEWNEWS」とともに代表例に挙げられる。メール数も徐々に増えたといい、特に8時台のゲストに対する質問や、9時台のラジオ呑みコーナーでは、多くのメールが紹介された。

野球シーズンが近づいたため、3月17日をもって終了。番組内の一部のコーナーは夕方のワイド番組「シロクジTUNE」にて引き継がれた。ナイターシーズン明けの2021年10月からは、この後継企画として『今宵集まれ! みんなのラジオ』が同一放送枠にて開始された[2]

2023年のナイターオフ編成で3年ぶりに復活[3]。パーソナリティは守屋を含むtbcアナウンサーが週替わりで担当する。

出演者 編集

パーソナリティー 編集

  • 林田悟志(12月23日と2月17日にパーソナリティとして出演、1月6日にゲスト出演)

8時台のアナウンサーゲスト 編集

水曜日のアナウンス部 出演アナウンサー
男性 根本宣彦 (3月17日)

佐々木淳吾(2月10日)

松尾武(1月27日)

飯野雅人(12月16日、3月10日)

伊藤晋平※未出演

菅生翔平(2月17日、24日)

黒田直樹(1月20日)

古野真也(11月18日)

後藤舜(12月2日、2月17日)

女性 藤沢智子※未出演

安東理紗(11月25日)

名久井麻利 (3月3日、10日)

大久保悠(1月13日、3月10日)

林朝子※未出演

熊谷望那(11月11日、12月23日、2月17日)

増子華子(12月23日、2月3日、2月17日)

野口美和(12月9日、2月17日)

三浦菜摘(12月30日、2月17日)

その他過去の主なゲスト 編集

放送中のコーナー 編集

水曜日のアナウンス部の内容。

私はこんな人です(20:05頃)

 ゲストのアナウンサーの性格・趣味・特技などをアナウンサーページを見ながらトークする。

私の一曲(20:19頃)

 ゲストのアナウンサーが影響を受けた曲・支えにしている曲などをエピソードとともに紹介する。

担当番組裏話(20:25頃)

 ゲストのアナウンサーの担当番組について裏話を交えながら話していく。

今ハマってます(20:40頃)

 ゲストのアナウンサーがハマっていることやおすすめしたいものなどを紹介する。

定番音楽会(21:01頃)

 守屋周アナウンサーが音楽を聴いていた'90年代から2000年代のアーティストの定番中の定番の曲を数曲続けて流す。15分コーナーだが最高で9曲流したこともある。

週刊守屋書店(21:15頃)

 守屋周アナウンサーがGoodモーニング時代にやっていた「ほぼ週刊守屋書店」を引き継いで放送している。守屋アナウンサーのおすすめの一冊を紹介している。番組休止中は、シロクジTUNEの月曜日で「夕刻守屋書店」として放送される。

守屋周の大相撲を10倍楽しく見る方法(21:24頃)

 守屋アナウンサーが大好きな大相撲の話をする。主に本場所中は場所の話、場所がないときは相撲の豆知識などを紹介する。コーナーのタイトルはBSフジで放送されている「大相撲がっぷり総見」のサブタイトル(大相撲を100倍楽しく見る極意)からきているものと思われる。2021シーズンの最終回では、3月場所を休場した横綱白鵬鶴竜に対して批判的な意見が殺到した一方で、「日本人の横綱だったら批判しないだろう。そもそも代わりがいないのが一番の問題ではないか」という意見も紹介された。3月場所の優勝予想は照ノ富士となって終わったが、終了し代わって相撲の話ができないため、3月場所総括はできない。

守屋周の一人酒場放浪記(21:36頃)

 別称「ラジオ呑み」。番組の目玉コーナー。守屋アナウンサーが家で飲む様子を録音したものが流されるほか、リスナーの晩酌も紹介される。BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」のパロディー。徐々にメール数も増えたといい、最終回の放送では、いきものがかりの「ありがとう」を流す予定だったが紹介しきれず、BGMとして流れながら晩酌を紹介した。やはり終了を惜しむ声が続々と届いていた。

特別版 編集

  • 水曜日のアナウンス部〜クリスマス・イブイブ特別版 杜の放送局でBuzzるNightスペシャル〜(12月23日)林田悟志アナウンサーが担当し、8時台はtbcの公式YouTube杜の放送局」で生配信しながらラジオ放送した。9時台は、2020年8月~9月の月曜夜帯番組として好評だった「BUZZNIGHT」の復刻版。ビーイング所属アーティストにフォーカスし、ビーイングファンの林田悟志アナウンサーがビーイング激推しで1時間放送した。音声出演で大黒摩季もゲスト出演。
  • 2月17日の放送は、沖縄楽天イーグルス春季キャンプ出張中の守屋アナウンサーに代わって林田アナウンサーがスタジオ担当。8時台は「独身アナウンサー厳選!宮城県 理想のドライブデート」で、独身アナウンサーが登場し、理想のドライブデートをプレゼンした。リスナー投票も実施し、男性は「シュンゴトウのすべらないデート」(後藤アナ)が23.8%、「塩釜ゴーゴーデート」(菅生アナ)が25%、「県内一の絶景だ!」(林田アナ)が51.2%で優勝。女性は「甘酸っぱいイチゴ狩りの旅」(増子アナ)が35.8%で優勝、「お家でまったりマリカーデート」(三浦アナ)が24.9%、「ザ・アクティブデート」(熊谷アナ)が20.9%、「松島映え映えデート」(野口アナ)が、18.4%。9時台は「BuzzNight復刻版」で、ビーイングリクエスト祭りも開催した。
  • 3月10日の放送は、東日本大震災特別番組「絆みやぎ明日へ」の放送の前日のため、8時台のアナウンサーゲストをお休みし、「アナウンサーの3・11」として、アナウンサーのあの日どこで何をしていたのか、震災10年への思いなどを放送した。9時台は通常通り。

放送時間 編集

  • 2020年4月21日 - 6月9日 : 毎週火曜18:00 - 19:58
  • 2020年11月11日 - 2021年3月17日:毎週水曜20:00 - 21:55

外部リンク 編集

                      

東北放送 火曜 夜18時台帯番組
前番組 番組名 次番組
Come 火6 Sports
(2019年10月 - 2020年4月)
火曜日のアナウンス部
(2020年4月 - 6月)
東北放送 水曜 夜20時台帯番組
水曜日のアナウンス部
(2020年11月11日 - 2021年3月17日)

引用 編集

  1. ^ ANNOUNCER ROOM”. skip.tbc-sendai.co.jp. 2021年1月31日閲覧。
  2. ^ tbcラジオ 2021年秋の新番組&番組改編 - 東北放送、2021年9月21日閲覧。
  3. ^ tbcラジオ 秋の新番組&番組改編(ナイターオフ編成) 2023年10月2日(月)スタート - 東北放送、2023年9月25日閲覧