水素細菌(すいそさいきん、Hydrogen-oxidizing bacteria)とは、遊離の水素酸化し、その反応によって生じるエネルギーを利用して、炭酸同化を行う化学合成細菌の総称である。水素を生成する微生物(水素生産菌)と区別して水素酸化細菌、あるいはドイツ語で酸水素ガスを意味するKnallgasにちなんでKnallgas bacteriaとも呼ばれる。土壌海洋などの自然環境中に存在する。Alcaligenes属やPseudomonas属、Bacillus属、あるいは好熱性のHydrogenobacter属など、多様な分類群に属する細菌が含まれる。

参考文献編集

  • Bowien, B., Schlegel, H. G. (1981). “Physiology and biochemistry of aerobic hydrogen-oxidizing bacteria”. Ann. Rev. Microbiol. 35: 405-452. PMID 6271040. 
  • 五十嵐 泰夫 (1987). “水素細菌の機能とその利用”. 日本農芸化学会誌 61: 1322-1325.