氷川神社 (世田谷区宇奈根)

東京都世田谷区宇奈根の神社

氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都世田谷区神社。近隣の喜多見氷川神社大蔵氷川神社とともに「三所明神社」を称している。

氷川神社
所在地 東京都世田谷区宇奈根2-13-19
主祭神 素盞嗚尊
社格 村社
創建 暦仁元年(1238年
別名 宇奈根氷川神社
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歴史 編集

創建年代は不明である。ただ少なくとも江戸時代には既に存在していたものと推測される。宇奈根村の鎮守であり、観音寺別当寺であった[1]

国学者歌人橘千蔭は当社に参拝し、次のを詠んでいる[1]

うしことの うなねつきぬき さきくあれど うしはく神に ぬさ奉る

1945年昭和20年)の空襲で社殿を焼失したが、1962年(昭和37年)に再建している[1]

現在の社殿は、1999年平成11年)に新築したものである[2]

交通アクセス 編集

ギャラリー 編集

分社 編集

多摩川対岸の神奈川県川崎市高津区宇奈根には、当神社から分祀された氷川神社(川崎宇奈根氷川神社などと呼称)がある。

脚注 編集

  1. ^ a b c 『せたがや社寺と史跡(その二)』世田谷区教育委員会、1969年、14p
  2. ^ 宇奈根氷川神社喜多見氷川神社

参考文献 編集

  • 『せたがや社寺と史跡(その二)』世田谷区教育委員会、1969年