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氷河湖(ひょうがこ、英語: glacial lake)とは、氷河作用によって形成されたである[1]

概要編集

狭義の氷河湖[要検証]は、U字谷が溜まったものであるが、氷河後退して残ったモレーンに囲まれた窪地に水が溜まることにより形成されたものや、氷河そのものに堰き止められてできたものなども広義の氷河湖[要検証]に含まれる。

災害編集

貯水量が一定以上になると、火山活動の影響を受ける等の原因で天然ダム部分が決壊し、氷河湖決壊洪水土石流を引き起こし、下流域に大きな被害をもたらすことがある。ヒマラヤ山地では、多くの氷河湖が形成され、地球温暖化の影響で夏に雪が降らず、雨が降ることにより、氷河が縮小し、氷河湖の貯水量が増える傾向があると指摘されており、その危険性が指摘されている。

ネパールのイムジャ氷河のイムジャ湖は最も決壊の危険性が大きい湖として、警戒されている。日本にはU字谷に淡水が入り込んでできた「狭義の」氷河湖の例はない(氷河によって運ばれた岩石(モレーン)によってせき止められた湖としては豊似湖がある)が、ヨーロッパアメリカ大陸などには氷河湖が多く存在し、代表的なものにボーデン湖などがある。アメリカ大陸の五大湖も全て氷河湖である。

脚注編集

  1. ^ 岩田修二 2011, p. 240

参考文献編集

  • 岩田修二 『氷河地形学』 東京大学出版会、2011年。ISBN 978-4-13-060756-8 

関連項目編集