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江坂 遊(えさか ゆう、1953年9月20日[1] - )は日本小説家SF作家。日本文芸家協会、日本SF作家クラブ、各会員[2]

大阪府八尾市生まれ。朝日新聞人物データベースには「大阪府柏原市出身」とある。早稲田大学卒業。「江坂遊」は筆名、本名非公開。1980年、26歳の折に、第2回星新一ショートショート・コンクールで「花火」が最優秀作品に選ばれ、作家デビューした。同作は『あやしい遊園地』と『仕掛け花火』とに収録されている。星新一の唯一の弟子であり、長女の星子(せいこ)、長男の新(あらた)は彼が名付け親である。また、自身の後継者として田丸雅智の名を挙げている。

目次

作家としての歩み編集

コンテスト受賞後、長編の執筆依頼がきたこともあったがそれを拒み、ショートショートのみを書き続けている。以前は、『ショートショートランド』や『IN★POCKET』等の雑誌にショートショートを掲載していたが、次第に発表媒体が減り、近年は井上雅彦監修の『異形コレクション』シリーズに単発的に作品を載せる程度である。しかし、毎週携帯電話上に作品を配信しており、単行本に収録されていない作品も多数ある。2011年、ショートショート執筆数がついに1001編に達した。

江坂の作品集は長らく入手が困難だったが、2007年には「綾辻・有栖川復刊セレクション」の一冊として『仕掛け花火』が復刊された。また、2008年には新作のショートショート集『ひねくれアイテム』が刊行、作家として再び注目されはじめている。

また、星新一作品からの選集の選者や、星新一公式サイトの「星ペディア」の作者も務めている。

2011年にはその創作方法を『小さな物語のつくり方』として刊行した。同書を刊行した樹立社が始めた樹立社ショートショートコンテストの選考委員も務める。

編著書編集

ショートショート集編集

  • 仕掛け花火 - 奇妙で愉快な掌編集 (1992年、2007年、講談社ノベルス
  • あやしい遊園地 - 奇妙で愉快なショートショート集 (1996年、講談社文庫)
  • 短い夜の出来事 - 奇妙で愉快なショートショート集 (1997年、講談社文庫)
  • ひねくれアイテム - ショートショート48タイトル!(2008年、講談社ノベルス)
  • 鍵穴ラビリンス - ショートショート56タイトル!(2008年、講談社ノベルス)
  • 小さな物語のつくり方 ショートショート創作技術塾・星派道場(2011年、樹立社)
  • きまぐれラボ(2012年、樹立社、新橋学イラスト)
  • チョコ★ド(2014年、樹立社)
  • 花火 ショートショート・セレクションI(2016年、光文社文庫
  • 無用の店 ショートショート・セレクションII(2016年、光文社文庫)
  • 30の神品 ショートショート傑作選(2016年、扶桑社文庫

編纂編集

  • 星新一ショートショート遊園地(全6巻)(2010年、樹立社)
  • スター・ワーズ 星新一の名言160選(星新一・星マリナ共著)(2010年、樹立社)
  • 北杜夫短編掌編アンソロジー(全5巻)(2012年 樹立社)
  • 小さな物語のつくり方2 ショートショート創作技術塾・星派道場(2013年、樹立社)
  • 「バンパイヤ」第二部完結編 手塚治虫未完作品 続きの夢を紡ぐ(2014年、樹立社)

アンソロジー編集

  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集(2017年、文春文庫)「バックアップの取り方」

テレビ編集

脚注編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.444
  2. ^ 読売人物データベース

外部リンク編集