江文峠(えぶみとうげ)は、京都府京都市左京区にある。標高324m[1]。静原峠ともいう[1]

江文峠の位置(日本内)
江文峠
江文峠
京都府道40号標識
江文峠

概要 編集

京都府道40号上に位置し、京都府京都市左京区静市静原町と大原野村町・大原井出町を隔てる峠。峠の傍らには金比羅大権現の石碑が建っており、歴史の古さを示す。吉田経房の日記『吉記』にも記されている[1]

道路状況 編集

自動車での通行が可能。全線に渡って2車線の舗装された道路が続く。勾配は峠が近づくにつれて急になってくるが、短区間のみ。峠には北の金比羅山へ続く登山道の入口がある。

旧道 編集

東海自然歩道

江文峠は、鞍馬から薬王坂・静原を経由して大原比叡山に向かう古くからの道に位置している。 現在、峠から西方向(静原方面)は未舗装の道で、車両通行止めではないものの自動車の通行は推奨されない。東方向(江文神社・大原方面)は未舗装の登山道となっている。両者共に、東海自然歩道の一部に指定されている。

大原の里10名山

また、峠から北方向に金毘羅山(標高572.5m コースタイム60分)・翠黛山(すいたいやま 標高577m)に向かう山道が、南方向に寒谷峠・瓢箪崩山(標高532.0m コースタイム90分)に向かう山道がある。

峠附近の施設 編集

出典 編集

  1. ^ a b c 江文峠 京都観光Navi(京都市観光協会)、2021年3月9日閲覧。

関連項目 編集