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池田町(いけだちょう)は、福井県の中央部に位置している今立郡に属している。

いけだちょう
池田町
水海の能舞
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
今立郡
市町村コード 18382-2
法人番号 2000020183822
面積 194.65km2
総人口 2,386[編集]
推計人口、2019年6月1日)
人口密度 12.3人/km2
隣接自治体 福井市大野市越前市鯖江市
南条郡南越前町
岐阜県揖斐郡揖斐川町
町の木 スギ
町の花 しゃくなげ
池田町役場
町長 杉本博文
所在地 910-2512
福井県今立郡池田町稲荷35号4番地
北緯35度53分25秒東経136度20分38.9秒座標: 北緯35度53分25秒 東経136度20分38.9秒
池田町役場
外部リンク 福井県池田町

池田町 (福井県)位置図

― 市 / ― 町

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龍双ヶ滝
池田町のかずら橋

伝統芸能の能楽、それに伴う能面芸術の文化を受け継いできた町である。総面積の90%は山地で、県内屈指の山間僻地である[1]

地理編集

主な居住域は周囲を山で囲まれた海抜150〜250m程度の場所に若干広がっている谷間。町全域が特別豪雪地帯の指定を受けており、冬季の降水量が多い。

隣接している自治体編集

以下の6市町と隣接している。

福井県
岐阜県

このうち、鯖江市と接しているのは福井市・越前市を含む4市町境となっている山頂1点のみ。また、南越前町・揖斐川町・大野市と接続する道路はいずれも冬季閉鎖となる。

歴史編集

沿革編集

人口編集

 
池田町と全国の年齢別人口分布(2005年) 池田町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 池田町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
 

池田町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

経済編集

産業編集

  • 主な産業 
    • 兼業を含め3分の2近くの世帯が農業を営んでいる。
  • 産業人口(2005年国勢調査)
    • 第一次産業: 158人
    • 第二次産業: 697人
    • 第三次産業: 774人

農業編集

  • 町全体で有機栽培への取り組みが進んでおり、化学肥料なし、農薬も可能な限り使わない米や野菜づくりを行っている。主体は米作りで、除草剤の量を制限した米は「うららの米」の名でブランド化され、家庭から出る生ゴミと池田牛の糞で作った堆肥は「土魂壌(どこんじょう)」の名で一般販売もされている[3]。毎朝収穫されたものの一部が福井市の大型商業施設に開いた同町のアンテナショップへ運ばれ直売、都市部の消費者の人気を呼んでいる。

商業編集

  • コンビニ・スーパー・ドラッグストアは1軒もない[4][5]
  • 2011年4月に唯一の観光物産店「こってコテいけだ」がオープンした[6]

姉妹都市・提携都市編集

国内編集

1985年から2005年までの間、7市町の持ち回りで毎年1回の全国池田サミットが開かれていた(池田市は1988年から参加)。

地域編集

健康編集

  • 平均年齢 51.9歳(2005年国勢調査)
福井県の現行市町、調査当時の市町村いずれにおいても最も高い。
  • 町内の医療機関は診療所2か所(内科・小児科)、歯科1か所があるのみである。

教育編集

交通編集

公共交通機関はバスのみだが本数は少ない。また福井県の市町では唯一、高速道路・高規格道路の供用および計画がない。

バス路線編集

道路編集

高速道路編集

なし(北陸自動車道福井ICまたは武生ICが最寄)

一般国道編集

町内を走る一般国道
  • 国道417号 - 岐阜・福井県境部の車両通行不能区間を解消する工事が冠山付近で進められている。この工事で計画されている2本のトンネルのうち1本は2017年7月31日に貫通済みで[9][10]、2019年5月下旬、福井県側から掘り進めていたもう1本のトンネルも4年の歳月をかけ県境部まで到達した[11]
  • 国道476号

都道府県道編集

町内を走る県道
岐阜県へ抜ける代替道路
  • 林道冠山線・・・例年11月頃から5月頃まで冬季閉鎖となる

観光編集

名所・旧跡・観光スポット編集

  • 龍双ケ滝日本の滝百選
  • オウ穴
  • かずら橋 (1989年創建。全長44メートル、幅1.8メートル、川からの高さ12メートル[12])
  • 能面美術館
  • 須波阿須疑神社(すわあずきじんじゃ、本殿・天神の能面は国の重要文化財
  • 日野宮神社
  • 鵜甘神社
  • 志津原キャンプ場
  • 新保ファミリースキー場
  • まちの市場「こってコテいけだ」
  • 堀口家住宅(国の重要文化財)
  • 岡家薬医門(町の重要文化財)
  • ツリーピクニックアドベンチャーいけだ
  • 廃村めぐり(町内には美濃俣・田代・河内など廃村が多数ありマニアに知られている)

祭事・催事編集

  • 水海の田楽・能舞2月15日:鵜甘神社、国の重要無形民俗文化財
  • 池田大祭(6月9日-11日、須波阿須疑神社)[13]
  • 池田追分け(6月9日および盆、須波阿須疑神社、県無形民俗文化財)[14]
  • さかずき取り(9月、清水谷八幡神社)
  • 能楽の里池田マラソン(10月)
    • 池田中学校の生徒もボランティアとして参加している

その他編集

市外局番編集

町内の市外局番は、料金単位区域(武生MA)と同一の範囲を持つ0778で統一されており、以下の区域への通話は市外局番不要かつ市内通話料金が適用される。

なおNTT西日本による級局区分は、2級局である。

郵便番号編集

  • 池田郵便局 〒910-25xx(町内全域)

移住について編集

  • 池田町は福井県でも屈指の山間僻地であるため、町では移住希望者向けにあらかじめ生活の厳しさを伝えるサイトを掲載していたことがあった。
  • 町によると年間3組ほどのIターン者がいるとのことである[15] 。

脚注編集

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  1. ^ 過疎地域自立促進計画(平成28年度~32年度) 福井県池田町 p20
  2. ^ a b 福井県池田町 町勢要覧 資料編 2017Ver.
  3. ^ 『日本の特別地域 特別編集65 これでいいのか 福井県』p93岡島慎二, 土屋幸仁、マイクロマガジン社, Dec 5, 2014
  4. ^ 池田に住んではいけない10の理由 いけだ暮LASSEL(池田町役場内)
  5. ^ 池田町に住むとしあわせな理由 いけだ暮LASSEL(池田町役場内)
  6. ^ まちの市場「こってコテいけだ」公式サイト
  7. ^ “福井鉄道とヤマト運輸が路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始” (プレスリリース), ヤマト運輸・福井鉄道, (2018年8月8日), http://www.yamato-hd.co.jp/news/h30/h30_37_01news.html 2019年8月13日閲覧。 
  8. ^ “福井鉄道とヤマト 路線バスで「貨客混載」”. 日本経済新聞. (2018年8月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33947570Y8A800C1LB0000/ 2019年8月13日閲覧。 
  9. ^ “7月31日に(仮称) 冠山峠1号トンネルが貫通しました。” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所, (2017年8月1日), https://www.kkr.mlit.go.jp/fukui/press/h29/pdf/2017080101.pdf 2019年8月13日閲覧。 
  10. ^ “岐阜)国道417号の冠山峠1号トンネル貫通 揖斐川町”. 朝日新聞デジタル. (2017年8月11日). https://www.asahi.com/articles/ASK8B3JSNK8BOHGB003.html 2019年8月13日閲覧。 
  11. ^ “道ならぬ「酷道」、国道の「車両通行不能区間」とは 登山道やけもの道、解消工事進む”. 乗りものニュース. (2019年7月20日). https://trafficnews.jp/post/87070 2019年8月13日閲覧。 
  12. ^ 本家・徳島直伝、スリル満点 かずら橋(福井県)朝日新聞、2010年7月23日
  13. ^ 須波阿須疑神社・稲荷の大杉いけだ農村観光協会、2016年3月20日
  14. ^ 池田追分け福井の文化財
  15. ^ いけだガイド よくある質問 いけだ暮LASSEL(池田町役場内)

関連項目編集

外部リンク編集