汽笛が響く!(きてきがひびく!)は関西テレビが制作し、フジテレビ系列にて1978年4月2日から7月23日まで毎週日曜21:00 - 21:54に放送された、鉄道を舞台としたテレビドラマ。タイトルの汽笛は鉄道車両のものを指す。

汽笛が響く!
ジャンル テレビドラマ
原作 城山三郎(『盲人重役』)
脚本 佐々木守
演出 林宏樹
出演者 藤岡弘
製作
制作 関西テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年4月2日 - 同年7月23日
放送時間日曜21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ系列日曜夜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数17
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内容 編集

九州島原を中心に展開する小私鉄「有明鉄道」を、大資本の横暴から守るため立ち向かう屋代由之を中心に、彼とその周りの人々の様々な人生模様を描く。物語は昭和23年から始まる。

主人公のモデルは、島原鉄道元役員で「まぼろしの邪馬台国」著者の宮崎康平

視聴率は、1978年5月7日放送の第6話で1.9%を記録[1]、同年6月の時点で「7月打ち切り濃厚」とされた[1]が、結局その通りの7月23日で終了した。

神奈川県横浜市にある放送ライブラリーにおいて、この作品の第1話の放送回が閲覧可能となっている。

キャスト 編集

舞台 編集

撮影は大井川鉄道C11 227号を使用。

スタッフ 編集

  • 原作:城山三郎「盲人重役」(副本:宮崎康平「まぼろしの邪馬台国」)
  • 脚本:佐々木守
  • 演出:林宏樹

主題曲 編集

『愛のエスペランサ』 作曲・演奏:クロード・チアリ

クロード・チアリは、最終回にゲスト出演もしている。

サブタイトル 編集

放送日 サブタイトル
1 1978年
4月2日
しがらみ鉄道
2 4月9日 温泉バス攻防戦
3 4月16日 わが鉄道にお召列車を
4 4月23日 鉄路に歌うオロロンバイ
5 4月30日 レールを走る心と心
6 5月7日 男がうたう子守唄
7 5月14日 妻よ、許せ!
8 5月21日 目が、双の目が・・・
9 5月28日 去る愛、すがる愛
10 6月4日 離婚
11 6月11日 奔(はし)る愛
12 6月18日 子盗り合戦
13 6月25日 再婚
14 7月2日 大災害
15 7月9日 危篤
16 7月16日 男泣き
17 7月23日 妊娠

脚注・出典 編集

  1. ^ a b 週刊TVガイド 1978年6月2日号 p.28「REPORT・『ハッピーですか?』六月で打ち切り」
  2. ^ 当作品主演のため、テレビ朝日系ドラマ「特捜最前線」を一時降板していた。
関西テレビ制作、フジテレビ系列 日曜21:00枠
前番組 番組名 次番組
汽笛が響く!
【当番組まで連続ドラマ枠
日曜恐怖シリーズ
(1978年版)