沖縄テレビ放送

沖縄県のフジテレビ系列局

沖縄テレビ放送株式会社(おきなわテレビほうそう、Okinawa Television Broadcasting Co., Ltd.[注 1] 略称OTV)は、沖縄県放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。

沖縄テレビ放送株式会社[1]
Okinawa Television Broadcasting Co., Ltd.
沖縄テレビ放送 本社
種類 株式会社
略称 OTV
本社所在地 日本の旗 日本
900-8588[1]
沖縄県那覇市久茂地
1丁目2番地20号[1]
設立 1958年昭和33年)5月12日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 1360001000441
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送
代表者 代表取締役社長 船越龍二[1]
資本金 2億8800万円[1]
売上高 52億5841万5261円(2023年3月期)[2]
営業利益 4億4982万6169円(2023年3月期)[2]
経常利益 5億0258万5370円(2023年3月期)[2]
純利益 3億3394万7610円(2023年3月期)[2]
純資産 75億0025万1621円(2023年3月期)[2]
総資産 103億4702万9662円(2023年3月期)[2]
従業員数 106名(2022年4月現在)
主要株主 フジ・メディア・ホールディングス
(30.2%) ほか
主要子会社 沖縄テレビ開発(100%)
関係する人物 具志頭得助(初代社長)
宮内正喜(元非常勤監査役)
外部リンク https://www.otv.co.jp/
特記事項:アナログ親局・リモコンキーIDはともにFNN系キー局のフジテレビジョン(東京)・FNN系列準キー局の関西テレビ放送(大阪)と同じ8ch。
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沖縄テレビ放送
英名 Okinawa Television
Broadcasting Co., Ltd.
放送対象地域 沖縄県
ニュース系列 FNN
番組供給系列 FNS[1]
略称 OTV
愛称 OTV
沖テレ
沖縄テレビ
OTV沖縄テレビ
呼出符号 JOOF-DTV
呼出名称 おきなわテレビ
デジタルテレビジョン
開局日 1959年11月1日
本社 900-8588[1]
沖縄県那覇市久茂地
1丁目2番地20号[1]
北緯26度12分49.88秒 東経127度40分41秒 / 北緯26.2138556度 東経127.67806度 / 26.2138556; 127.67806座標: 北緯26度12分49.88秒 東経127度40分41秒 / 北緯26.2138556度 東経127.67806度 / 26.2138556; 127.67806
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 8[3]
デジタル親局 那覇 15ch
アナログ親局 那覇 8ch
ガイドチャンネル 8ch
主なデジタル中継局
主なアナログ中継局
公式サイト https://www.otv.co.jp/
特記事項:
アナログ親局・リモコンキーIDはともにFNN系キー局のフジテレビジョン(東京)・FNN系列準キー局の関西テレビ放送(大阪)と同じ8ch。
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通称沖縄テレビコールサインJOOF-DTV(那覇 15ch。詳細は後述)。

フジテレビ系列FNNFNS)に属しており、デジタル放送のリモコンキーIDはアナログ親局の8chから「8」でキー局のフジテレビ・準キー局の関西テレビと同じ。

概要 編集

創立当初よりフジテレビが関わっていたことからFNN系列のテレビ局となっており、同系列のフルネット局である。現在はフジテレビ系の全国ネット番組は、原則として全て放送されるようになった(一部の番組は、時差ネットまたは未ネット)。

しかしながら、沖縄県には日本テレビ系列局(NNN/NNS)が無いため[注 2]、フジテレビ系のローカル枠の時間帯に日本テレビ系列の番組も一部放送されている[注 3] 他、毎年夏放送の『24時間テレビ』、『高校生クイズ』および年末年始の『高校サッカーの中継』(沖縄県大会および全国大会の沖縄県代表絡みの試合)にも参加している。

本局初代社長の具志頭得助はフジテレビの前に日本テレビを訪れ、「時期尚早」と断られている[4][注 4]

かつてはホームページのリンク集にFNSやフジテレビ系列各局の他に日本テレビテレビ東京のアドレスが掲載されていたこともあった。

なお、本土復帰前の一時期(1965年3月-1968年9月)に日本放送協会(NHK)の番組も放送していたことがあり、OTVが独自にスポンサーを付け、NHKの番組をCM付きで放送していた。

フジテレビ系列の深夜アニメ枠『ノイタミナ』に関しては、1度も放送実績が無い[注 5]

大東諸島では、2011年7月22日に北大東島南大東島にて、NHK・在沖各社と同時に地上デジタル放送中継局が開局した。これにより、これまで放送されていなかったOTVのローカル番組が視聴可能になった。さらに、日本テレビ系やテレビ東京系の番組を含む、ローカルセールス枠の番組も視聴できるようになった。

以前は代替として、フジテレビなど在京各社により東京から衛星通信で送られていた、小笠原諸島向けの中継波を受信し、地上波に変換して放送していたが、2010年6月30日に地上波での放送は終了。それ以降は総務省が地デジの難聴地域向けに行なっている、BSデジタル放送でのセーフティーネットで番組を流していた[注 6]。沖縄県内の情報は、電話回線により画面へのテロップ挿入で伝えられていた。

主要株主はフジ・メディア・ホールディングス[注 7]、同社の持分法適用関連会社[5]。提携新聞は琉球新報[注 8]西日本新聞社[注 9]。なおフジサンケイグループ産経新聞那覇支局が社屋内に入居している。

2010年2月、本社老朽化のため、沖縄県那覇東町会館(県立郷土劇場:旧沖縄県労働福祉会館)を落札することに成功したことから、今後会館を解体・新築後に移転を予定している。2014年には新社屋の建設へ向けてプロジェクトを開始したが、2021年9月時点で移転の目途は立っておらず、2021年5月に現社屋でマスター設備を更新したため事実上計画が頓挫した格好となっている。

主な受賞歴に『OTV報道スペシャル 水どぅ宝』で2022年日本民間放送連盟賞番組部門テレビ報道番組優秀賞[6] を『1031首里城の消防士たち~いま明かされる火災の真実~』で2021年日本民間放送連盟賞番組部門テレビ教養番組優秀賞[7][注 10]『菜の花の沖縄日記』で2018年日本民間放送連盟賞番組部門テレビ報道番組優秀賞[8] をそれぞれ受賞した。同賞は過去にも多数受賞している。

所在地 編集

出典[1]
本社
沖縄県那覇市久茂地1丁目2番20号
東京支社
東京都中央区銀座4丁目9番8号 NMF銀座4丁目ビル9階
関西支社
大阪府大阪市北区梅田2丁目4番9号 ブリーゼタワー10階
福岡支社
福岡県福岡市中央区大名2丁目4番30号 西鉄赤坂ビル3階

沿革 編集

 
1960年代の沖縄テレビ社屋
3月31日以前はNHKを含めたフリーネット制をとっていたため、民間放送のネットワークに加盟していなかった。しかし、1968年(昭和43年)12月22日に、沖縄放送協会中央放送局 (現在のNHK沖縄放送局)がテレビ放送を開始したことを機に、民放のネットワークに加盟することにした。
  • 1971年(昭和46年) - 久米社屋を増築、同時に現行ロゴの原型となるOTVロゴを使用開始、通信タワーの形が首里送信所向けに塔の半分から三角形のユニークなデザインで目を引くようになる。
  • 1972年(昭和47年)5月15日
    • 沖縄県本土復帰に伴いコールサインをJOOF-TVに変更。チャンネルもUSチャンネル“10”から日本の8チャンネルに。同時に日本の民間放送として正式にFNN・FNSに加盟。合わせて、日本復帰と同時に民放連正加盟社となる(RBC・ROKも同日に正加盟社となる)。
    • これに伴い、電電公社のカラーによる同時ネット回線が開通[11][13][14]。当初、カラーは1回線のみで、それをNHK総合とRBCテレビと共に時間帯で分ける状況だったが、その後増設が行われ、同年12月には、完全にカラー回線に移行し、過去の再放送等を除き、放送の完全カラー化を達成した。[15][16]
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - OTV初の中継局である本部中継局が開局[17]
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - 腸捻転解消により、これまで放送されていた毎日放送の番組がすべて琉球放送へ移行、かわって朝日放送の番組が一部放送されるようになる( - 1994年3月)。
  • 1983年(昭和58年)3月1日 - 久米2丁目(現東京第一ホテル那覇シティリゾート、以前は沖縄ワシントンホテル)から久茂地の現社屋(元沖縄配電 (沖縄電力の前身の1つ) 跡地)に移転。
  • 1985年(昭和60年)6月1日 - 送信所を那覇市首里崎山町から豊見城村(現・豊見城市)高安のNHK沖縄放送局敷地内に移転[注 13]。同時に音声多重放送開始。
  • 1986年(昭和61年)4月19日 - 春闘などで自社でのニュースや番組配信ができず、丸1日フジテレビからのマイクロ回線をそのまま垂れ流しで放送していた(その日の『スーパータイム』のローカル枠はFNSの九州・沖縄の基幹局であるテレビ西日本のものを放送)。またその日前後にはローカルニュース部分を天気予報に差し替えたり、『スーパータイム』のローカル枠は関東ローカル枠をそのまま放送していた。通常編成とは大幅な変更となったが、視聴者保護の観点からこの対応にしたことで放送が全面休止になることだけは回避された[注 14]
  • 1993年平成5年)12月16日 - 宮古・八重山地域での放送を開始(琉球放送と同時)。
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 琉球放送とテレビ朝日との共同出資による琉球朝日放送の設立(1995年(平成7年)10月1日開局)に備え、民教協番組を除くテレビ朝日系の番組が姿を消す(同局系の番組は琉球放送のみとなり、琉球朝日放送開局と同時にすべて同局へ移行)。
  • 1998年(平成10年)6月 - マスター設備更新[18]
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 地上デジタル放送ワンセグ放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 開局以来続いた地上アナログ放送が終了。大東諸島の中継局(北大東島南大東島)がデジタル用新局の扱いで正式開局[注 15]
  • 2012年(平成24年)3月 - フジ・メディア・ホールディングスの持分法適用会社となる[19]

社史・記念誌 編集

  • 沖縄テレビ30年史(沖縄テレビ放送総合企画室・編) 1989年11月発行、201ページ。
  • 沖縄テレビ放送50年史(沖縄テレビ放送50年史編纂委員会・編) 2010年3月発行、327ページ。

ネットワークの移り変わり 編集

  • 1959年(昭和34年)11月1日 - 琉球政府からテレビジョン免許を交付され初のテレビ放送を開始。NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(KRT)・フジテレビ・日本教育テレビ(NET)の番組をネットする広範囲ネット方式を採用するが、開局当時は本土とのマイクロ回線が開通していなかったためテープネットであった。
  • 1960年(昭和35年)6月1日 - 琉球放送のテレビ放送開始によりラジオ東京テレビの番組が移行。民放局に限りテープネットを共有。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 1か月前に日琉マイクロ回線が開通(ただし白黒)。これにより東京・大阪からの同時ネットが可能になる。これを機にNHKを含めたフリーネットを採用。ニュース番組は『NHKニュース』と定める(NHKの番組にスポンサーを付けて放送していた)。
  • 1967年(昭和42年)6月 - 民間放送教育協会に加盟。
  • 1968年(昭和43年)12月22日 - 沖縄放送協会の開局によりNHKの番組の大半が姿を消す(一部は翌年まで、学校放送は復帰前まで放送)。ただし、この時点で日本のニュース系列に加盟していなかったため、しばらくは自社制作の『OTVニュース』でしのぐ。
  • 1969年(昭和44年)
    • 4月1日 - ニュースネットワークFNNに加盟。この日からニュース番組は『FNNニュース』となる。
    • 10月1日 - 番組供給ネットワークFNS発足と同時に加盟。琉球放送とTBSテレビ・フジテレビの番組を交換。これにより前者の番組が姿を消す。琉球放送と共有の形で日本テレビ・NET・東京12チャンネルの番組販売ネットを継続。
  • 1972年(昭和47年)5月15日 - 沖縄の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還される。免許事業が郵政省(現:総務省)に引き継がれ日本のテレビジョン免許を交付されて正式にFNN・FNS・民間放送教育協会に加盟。加えて、NHK教育テレビが沖縄本島で同日に開局したため、当局で残っていたNHKの学校放送が移行、これによりNHKの番組が完全に姿を消す。
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - 腸捻転解消により、琉球放送と毎日放送朝日放送の一部の番組を交換(これにより毎日放送の番組は姿を消す)。
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 琉球放送とテレビ朝日による琉球朝日放送の設立を2か月後に控え、テレビ朝日の番組(民教協制作分を除く)が琉球放送のみの放送となり、これまで本局で放送されていたテレビ朝日の番組が姿を消す。現在はフジテレビ系列局であるものの、琉球放送と共有での日本テレビ・テレビ東京の番組販売ネットを続けており[注 16]、ローカルセールス枠において日本テレビの番組をスポンサードネットすることもある。

資本構成 編集

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[20][21][22][23]

2021年3月31日 編集

資本金 発行済株式総数 株主数
2億8800万円 80,000株 129
株主 株式数 比率
フジ・メディア・ホールディングス 24,161株 30.20%
山城安博 04,222株 05.28%
大同火災海上保険 03,880株 04.85%

過去の資本構成 編集

チャンネル 編集

 
フジテレビ系列のリモコンキーID地図
地図上で赤く塗られている地域の局がID8である。

放送エリアは、沖縄県と鹿児島県奄美地方の一部地域。

デジタル放送 編集

出典[3]

リモコンキーID:8

  • 那覇本局[24]
  • 佐敷 31ch・3W(2007年12月1日放送開始)
  • 今帰仁 15ch・30W(2007年12月1日放送開始)
  • 久米島 31ch・3W(2007年12月1日放送開始)
  • 本部 50ch・100 mW(2008年12月1日放送開始)
  • 沖縄石川 31ch・300 mW(2008年12月1日放送開始)
  • 久米島東 22ch・10 mW(2008年12月1日放送開始)
  • 宮古島 15ch・100W(2009年10月21日放送開始)
  • 多良間 45ch・10 mW(2009年10月21日放送開始)
  • 石垣 35ch・100W(2009年10月21日放送開始)
  • 石垣川平 20ch・30W(2009年10月21日放送開始)
  • 祖納 42ch・1W(2009年10月21日放送開始)
  • 与那国 35ch・1W(2009年10月21日放送開始)
  • 内道 21ch・10 mW(2009年10月21日放送開始)
  • 宜野湾 48ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 胡屋 31ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 具志川 23ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 伊是名東 30ch・50 mW(2010年3月31日放送開始)
  • 伊是名西 33ch・50 mW(2010年3月31日放送開始)
  • 大度 22ch・0.01W(2010年3月31日放送開始)※デジタル新局
  • 高原 31ch・10 mW(2010年7月24日放送開始)
  • 北中城 40ch・10 mW(2010年7月24日放送開始)
  • 南大東 36ch・3W(2011年7月22日放送開始)※デジタル新局
  • 北大東 46ch・3W(2011年7月22日放送開始)※デジタル新局
先島中継局は当初2009年5月に放送開始予定だったが、技術的トラブルにより先送りとなり5か月半余遅れて10月21日に本放送開始。
大東諸島(南大東・北大東の両中継局)は海底ケーブル敷設の関係で設置時期は長らく明らかにしていなかったが、2011年初頭に海底ケーブル敷設工事が行なわれ、同年7月22日に正式開局。
鹿児島県和泊町にあるケーブルテレビ局「和泊町有線テレビ」では他の在沖民放2局とNHK沖縄放送局の総合テレビとともに区域外再放送を行なっている。

コールサインについて 編集

アナログ放送 編集

2011年7月24日停波時点

  • 那覇本局
    • コールサイン:JOOF-TV
    • チャンネル:8ch
      • 映像周波数:193.25 MHz
      • 音声周波数:197.75 MHz
    • 空中線電力
      • 映像出力:5 kW(最大実効輻射電力44kW)
      • 音声出力:1.25 kW(最大実効輻射電力11kW)
    • 送信所:豊見城市字高安1019(旧NHK沖縄放送局敷地内。現・豊見城高安テレビ・FM送信所)
      • 送信鉄塔はNHK(アナログテレビ、デジタルテレビ、FM)・琉球放送(アナログテレビ)と共同。送信局舎は琉球放送のアナログテレビと共同。デジタルテレビの送信局舎とは別位置となる)

沖縄本島および周辺

先島諸島(1993年12月16日放送開始)

大東島には最後まで中継局は設置されず2010年6月までフジテレビを代替送信していた。

番組 編集

現在放送中の番組 編集

太字は字幕放送[25][注 22]

主な自社制作番組 編集

フジテレビ系列番組(遅れネット) 編集

制作局の表記のない番組はフジテレビ制作。

他系列番組 編集

日本テレビ系列番組 編集
特別番組 編集
  • 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(毎年8月下旬。フジテレビ系がローカル枠の時間帯は同時ネットでデータ放送も連動する。一部スポンサードネット。スペシャルドラマは“土曜ドラマ”枠での時差ネット。エンディングは時差ネットだが年度により割愛となる場合もある。また、沖縄県への台風の接近が予想される場合は、街頭での募金活動などが自粛される[注 27]。)。2016年度以降は日曜9:00台の「沖縄ローカル」部の時間が短縮。さらには2017年度 - 2019年度は沖縄テレビの玄関前、2020年度以降は同スタジオ内でパーソナリティー2人のリポートに固定されている。ただし、日本テレビが設けている長時間ローカル枠のうち、沖縄テレビが放送できる時間は朝しかないため、必ず放送される。
2023年度の場合 沖縄地区パーソナリティ:ベンビー佐藤さくら(両者、『ウィンウィン♪』出演中)
日曜 2:15 - 2:20(土曜深夜)「沖縄地区オープニング」
日曜 2:20 - 6:00(土曜深夜)「PART.2-3(一部)」飛び乗り飛び降り付きの同時ネット
日曜 9:35 - 9:45「沖縄版」(ローカルゾーン)
日曜 9:45 - 11:14「PART.4」同時ネット
日曜 12:24 - 16:54「PART.6」同時ネット
月曜 1:00 - 2:54(日曜深夜)「PART.7(19時以降部分)」時差ネット
日時不明「スペシャルドラマ」時差ネット
テレビ東京系列番組 編集
その他 編集

過去に放送した番組 編集

自社制作番組 編集

平日朝10時枠 編集
  • スタジオ8 10時です OTVです(1980年10月6日 - 1985年9月27日)→すくらんぶる8(1985年9月30日 - 1986年3月28日)
平日夕方枠 編集
月曜19:00枠 編集
  • 沖縄発われら地球人→世界ウチナーンチュ紀行(1987年4月12日 - 2000年3月27日) (スカパー!110AQステーション[注 28] で再放送された。またハワイケーブルテレビ日本語専門チャンネルNGN (Nippon Golden Network) ch677でも放送された。2009年4月-11月には開局50周年記念として月曜深夜に再放送されていた。)
  • 不思議!なぜ?沖縄の生物たち(1993年1月11日 - 5月3日)
  • 人間万歳!明日への息吹き(1993年5月10日 - 9月22日)
  • 万国チャンプルーワッター友!(1994年4月11日 - 9月19日)
  • クイズ・不思議列島ヌー?(1995年4月10日 - 1996年9月23日)→不思議列島ヌー?ふるさと再発見(1997年4月28日 - 9月22日)→ヌー?DEネット!(1998年4月20日 - 9月28日)
  • はばたけ!南の群生(2005年4月25日 - 2006年3月13日)
  • ディキヤーズ(2006年4月24日 ー 12月11日)
  • シェフ道筆のまーさん堂(2007年10月22日 ‐ 2011年3月28日)
  • ゆがふぅふぅ(月曜→金曜 19:00 - 19:27[注 29]、2011年4月11日 ー 2016年3月18日)
金曜17:00枠 編集
  • ウチナー通信
  • こだわってウチナー情報(2000年10月6日 - 2002年9月20日)
  • ズームアップOTV(1991年4月5日 - 2004年3月26日)
土曜18:00枠 編集
土曜18:30枠 編集
  • 新・おきなわ昔ばなし(1993年10月2日 - 1994年9月24日)
  • HABU(1995年10月28日 - 1996年3月30日)
  • まんが沖縄歴史ものがたり(1996年7月6日 - 12月21日)
  • るーずぼっくす(1997年4月12日 - 1998年3月28日)→流行通信PTA(1998年4月11日 - 1999年3月20日)
  • BOOM BOOM(1996年5月4日 - 2001年9月) - 開始当初から1999年3月までは土曜14:00 - 14:30。1999年4月~最終回は土曜18:30 - 19:00。
  • 灼熱音楽サロン DEEP BEAT(2001年10月 - 2005年3月) - 開始当初は土曜18:30 - 19:00だったが、半年後の2002年4月に18:00へと繰り上げ。2004年1月に金曜24:55 - 25:25に移動。
深夜枠 編集
  • ガチャウマ!→プレミア(木曜25:45 - 26:15→金曜25:00 - 25:30、1999年11月 - 2002年3月29日)
  • ez!anゴーゴー(土曜25:15 - 25:45、2001年4月28日 - 2002年6月29日)
  • ジェイコブの屋根(金曜25:10 - 25:15、2003年10月24日 - 12月27日)
  • FEC沖縄○○バラエティー(金曜25:20 - 25:50、2006年7月7日 - 9月・2007年5月4日 ‐ 9月28日) ‐ 2シリーズ放送
  • なんじゅね?[注 30]
  • 池田免税店(火曜25:35 - 25:50、2006年10月3日 - 2007年3月27日) ‐ 2シリーズ放送
  • 週刊キングスTVbjリーグのシーズン中のみに放送)
  • オバー自慢の爆弾鍋(2012年)
  • BANG☆NIGHT Hi〜Pu〜(土曜 26:05 - 26:20(第1・3土曜深夜))
  • GONGON(日曜 2:05 - 2:20(第2・4土曜深夜)[注 31]
  • 素顔のBOSS(2シリーズ放送)
  • 098TV
その他 編集

他多数

フジテレビ系列番組(遅れネット) 編集

フジテレビ系列番組(同時ネット) 編集

他系列番組 編集

日本テレビ系列番組 編集

他多数

テレビ東京系列番組 編集

他多数

テレビ朝日系列番組 編集

他多数

民間放送教育協会 (民教協) 編集
その他 編集
沖縄放送協会 (OHK) 開局まで放送されたNHKの番組 編集

etc.

※大半の番組は、OTVサイドで独自にスポンサーを付けて、番組の前後にCMを流した。

アナウンサー 編集

出典[39]

現職 編集

男性 編集

女性 編集

過去 編集

男性

  • 島袋秀光(1940年に具志川市出身。在籍中に琉球大学法文学部非常勤講師、沖縄総合事務所職員研修講師。解説委員→沖縄市農業委員会副会長→沖縄県広報アドバイザー→うるま市南城市八重瀬町外部委員)
  • 前原信一(1973年-、世界中の沖縄県系人を長年取材。キャスター室長→報道部長→報道局次長→報道制作局長→取締役(報道制作局担当)→常務(報道制作局・編成局担当→報道制作局・編成局・番組推進室担当)、常務時代にハワイ大学マノア校名誉人文学博士号。退任後は古巣でラジオナビゲーターなど。ラジオ沖縄より)
  • 仲里一美(報道制作局ライブラリー部部長待遇)
  • 中安章雄(編成局編成運行部長待遇→番組推進室部長→現:報道制作局報道部付部長)
  • 松田彰夫(1974年[41] - )
  • 山川文樹(報道制作局次長→営業局次長・営業促進部長→現:営業局次長)
  • 大兼連理
  • 伊藤彰伸(1993年 - 2011年3月、報道制作局報道部副部長→営業局業務部副部長→営業局営業促進部副部長→事業局事業部副部長→報道制作局報道部記者)
  • 三好ジェームス(2005年 - 2014年6月、現在はRKB毎日放送アナウンサー)
  • 古川貴裕(1997年4月 - 2017年3月、営業局へ異動)

女性

マスコットキャラクター 編集

ちなみに、両者とも沖縄で「木の妖精」という意味を持つキジムナーをモチーフにしている。

ロゴマーク 編集

  • OTVでは同局のアナログ親局チャンネルが由来の「8」を図式化したシンボルマークを本土復帰後に8chとなるのを逆手に取る形で使用。ちなみに、OTVのキー局であるフジテレビは、「8」をモチーフとしたマーク(通称・8マーク。亀倉雄策の作)をシンボルマークとして社章として用いられ、1986年4月以降から使用を開始した目ん玉マークフジサンケイグループ共通書体の「フジテレビ」と併用した現行ロゴ以前の「フジテレビ」ロゴに併用する形として積極的に用いられ、社旗局名告知番宣紙媒体の局紹介などに活用例があった。また、同じフジテレビ系列でアナログ親局(生駒山)が8chであった近畿広域圏準キー局である関西テレビ放送でも「8」を図式化したシンボルマーク(早川良雄の作)も辛うじて社章として用いられ、2015年4月以降の「カンテレ」のロゴタイプと影付きの新「8マーク」と併用したCI以前に使われた「関西テレビ」・「関西テレビ放送」ロゴとの併用も多くみられた。
    • ただし、違いとしては、フジテレビは曲線基調、関西テレビは直線基調、本局OTVは直線ベースながら曲線も取り入れたデザインと、各局差別化がなされている。

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 従来はOkinawa Television Broadcasting Co., Inc.。かつてはトップページ左上のロゴマーク下の表記もそのままだった。
  2. ^ 沖縄県では、南西放送日本テレビ系列局(NNN/NNS)としての開局を目指す予定だったが、日本テレビの沖縄進出計画の凍結に伴って計画が頓挫し、放送免許の申請も取り下げられ、南西放送は破産した。なお、沖縄県の日本テレビ系列(NNN)による報道取材は日本テレビ那覇支局が担当している。
  3. ^ 沖縄県での日本テレビ系列(NNS)の番組は本局で放送している他、一部はTBSテレビ系列局(JNN)の琉球放送でも放送している(本局が枠の関係で放送できない番組を協定に反しない形で一部ネット)。
  4. ^ 理由は当時、沖縄はアメリカの統治下だったため、番組の購入は認めるものの資本はしないという条件だったためである。
  5. ^ ノイタミナの放送実績がないフジテレビ系フルネット局では他に富山テレビのみ。クロスネット局も含めてもテレビ大分テレビ宮崎のみ。
  6. ^ ただし、その地域の系列局がある局のキー局のみとなる。
  7. ^ フジテレビの完全親会社、2012年4月時点で30.2%。
  8. ^ 資本関係はそれ程深くはないものの、最近では社長や会長が非常勤取締役に就任しているため関係を強化している。
  9. ^ イベント共催などFNS九州を通した関係のみ。現在これに該当するものは九州一周駅伝金鷲旗高校柔道大会及び玉竜旗高校剣道大会
  10. ^ ナレーションは、田口トモロヲが務めた。
  11. ^ これは当時の琉球政府主席の太田政作が「本土復帰がかなわないなら、せめて本土と同時にテレビ放送が見たい」と日本政府に要望したことによるものである。
  12. ^ 7時の『NHKニュース』及び連続テレビ小説たまゆら』は本土と同時ネット、7時25分-『スタジオ102』。
  13. ^ 元の送信所はラジオ沖縄の送信所として1998年7月まで使用していた。
  14. ^ 現在では万が一のストライキがあっても放送業務は管理職や外部からのスタッフを派遣することによって対応するため、このような影響はまったくない。その一方で、過去には停波ストライキに至ったケースもあり、1955年(昭和30年)に高知放送でストライキが決行された際は、3日間にわたって停波するという事態に発展した。
  15. ^ 1998年(平成10年)4月から地上アナログ閉局までの間は、沖縄本島からの距離が離れており中継回線の設置が困難であったため、フジテレビジョン小笠原諸島中継局から分波する形で、フジテレビジョンの中継局を設置していた。
  16. ^ 日本テレビの番組は当局が優先で編成の都合で放送不可能となる場合、琉球放送にまわされる。1995年(平成7年)10月に琉球朝日放送開局後はテレビ東京の番組を同局も共有。
  17. ^ a b 沖縄テレビ放送 代表取締役社長
  18. ^ 沖縄テレビ放送 代表取締役副社長
  19. ^ 沖縄テレビ放送 代表取締役会長(非常勤)
  20. ^ 沖縄テレビ放送 代表取締役会長
  21. ^ アナログVHFのテレビ単営局には通常JO*X(一部テレビ局ではJO*Y)が割り当てられている。
  22. ^ 日本テレビ系列の遅れネット番組は稀に民教協の番組に表示される字幕放送のテロップが使用される場合がある。(フジテレビ制作番組の遅れネットや再放送にも同様)
  23. ^ 開始当初は日本テレビ系列の『いつみても波瀾万丈』をネットしていた関係で11:25から放送されていたが、のちに『笑っていいとも!増刊号』を同時ネットに切り替えたため現在の時間に変更。
  24. ^ 同番組が休止になった時もその時間帯に放送されたスペシャル番組も一部放送。
  25. ^ タイトルからNNNの冠を外し、オープニングとエンディングの映像を一部差し替えて放送。CM終了後の映像でNNNの冠が見えないように独自で隠している。NNN系列外唯一のネット局。
  26. ^ この番組で沖縄県の内容を取り上げる場合は日本テレビが取材を担当し、沖縄テレビは制作には一切関与しない[26]
  27. ^ 過去に数例あり
  28. ^ のちにインターローカルTVに改称し2010年9月に放送終了となった。現在、インターローカルTVを運営したインターローカルメディアが運営するホームドラマチャンネル松竹ブロードキャスティングから受託)と歌謡ポップスチャンネルWOWOWプラスから受託)の「インターローカルアワー」として沖縄テレビが制作した「郷土劇場」などを放送している。
  29. ^ 開始から2015年3月までは月曜 19:00 - 19:30に放送されていたが、「ネプリーグ」を同時ネットへ切り替えたため、2015年4月より金曜へ移動。
  30. ^ 「FEC沖縄○○バラエティー」休止期間のつなぎ番組として放送。
  31. ^ 2011年9月までは土曜 1:05 - 1:20(金曜深夜)に放送。
  32. ^ 2016年12月18日(日)放送分(※CXの放送日)で『そんなバカなマン』とのコラボSP回はカット(『そんなバカなマン』はOTVでは未放送)

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j 会社概要 - OTV 沖縄テレビ放送
  2. ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、494頁。 
  3. ^ a b 沖縄テレビ放送・デジタル放送局 - OTV 沖縄テレビ放送
  4. ^ 『沖縄テレビ30年の歩み』(1990年刊行)より
  5. ^ 有価証券報告書-第75期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)” (PDF). フジ・メディア・ホールディングス (2016年6月28日). 2021年8月6日閲覧。
  6. ^ 2022年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月1日閲覧。
  7. ^ 2021年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月29日閲覧。
  8. ^ 表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ a b c d 『民間放送十年史』(日本民間放送連盟・1961年発行)第2部各社史644頁「沖縄テレビ放送 年表」。
  10. ^ 『民間放送十年史』(日本民間放送連盟・1961年発行)、「全国民間放送一覧」。
  11. ^ a b 軍用無線のブログ JA2GZU Suzuki Shinichi 2020年1月22日付「沖縄ではカラーテレビを持っていても、カラーは映らず、全て白黒であった歴史がある」(2023年11月1日閲覧)
  12. ^ 1965年9月12日付琉球新報12面及び1965年9月13日付同紙4面(開始告知広告)より。
  13. ^ 関東電友会東京無線支部「本土-沖縄間マイクロ回線工事の思い出 関東電友会東京無線支部会報誌むせん37号抜粋」山根 信義(PDF)(2023年11月1日閲覧)
  14. ^ アメブロ「ウオッチング ウェ~イブ」2022年9月19日付「沖縄へテレビ番組と電話を届けてい"た"マイクロ波回線電波塔の現役時代と沖永良部島の航空自衛隊基地」(2023年11月1日閲覧)
  15. ^ NHK年鑑'73 P.321
  16. ^ 沖縄テレビ放送 沿革・受賞歴(沖縄テレビ放送公式サイト)(2023年11月1日閲覧)
  17. ^ 日本民間放送連盟(編) 『日本放送年鑑'75』 千秋社、1975年、25頁。
  18. ^ OTV - 沖縄テレビ放送”. Facebook. 2022年3月16日閲覧。
  19. ^ フジ・メディア・ホールディングス 第71回定時株主総会招集通知 (PDF) 2012年6月1日
  20. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、486頁。 
  21. ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、342頁。 
  22. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、465頁。 
  23. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、500頁。 
  24. ^ 沖縄テレビ放送デジタル放送所・無線局免許状 - 総務省
  25. ^ 番組表・タイムテーブル - OTV 沖縄テレビ放送
  26. ^ 丹羽美之 編『NNNドキュメント・クロニクル1970-2019』東京大学出版会、2020年、74-82頁。 
  27. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年12月号、学研、94頁。 
  28. ^ a b c 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年9月号、学研、83頁。 
  29. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1987年3月号、学研、81頁。 
  30. ^ a b 「全国放映リスト」『アニメージュ』1978年10月号、徳間書店、49頁。 
  31. ^ a b c 「全国放映リスト」『アニメージュ』1980年4月号、徳間書店、65頁。 
  32. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1979年3月号、徳間書店、48頁。 
  33. ^ a b 「全国放映リスト」『アニメージュ』1979年10月号、徳間書店、71頁。 
  34. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1980年8月号、徳間書店、94頁。 
  35. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、113頁。 
  36. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1990年4月号、学研、101頁。 
  37. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年6月号、学研、60頁。 
  38. ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1988年7月号、徳間書店、118頁。 
  39. ^ アナウンサー - OTV 沖縄テレビ放送
  40. ^ “日本初親子3代アナ2代目 テレビ大阪・植草結樹アナが13日DT戦でラスト実況!江夏氏とコンビに「縁」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2019年8月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/08/12/kiji/20190812s00041000213000c.html 2019年8月12日閲覧。 
  41. ^ NHKウィークリーステラ全国アナウンサー名鑑

外部リンク 編集