メインメニューを開く

沖縄県第1区(おきなわけんだい1く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。2002年(平成14年)に一部区割りの見直しが行われた。

日本の旗沖縄県第1区
衆議院小選挙区 沖縄県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 那覇市島尻郡渡嘉敷村座間味村粟国村渡名喜村南大東村北大東村久米島町
(2017年7月16日現在)
比例区 九州ブロック
設置年 1994年2002年区割変更)
選出議員 赤嶺政賢
有権者数 269,868人
1.13 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2018年9月登録日)
テンプレートを表示

目次

区域編集

区域の変遷編集

歴史編集

沖縄の中でも那覇市の住人が有権者の大半を占める人口密集区で、沖縄に本社を置く企業労働者も集中している選挙区である。

当初は新進党公明党と渡った白保台一地盤としていた選挙区で、那覇市内の創価学会票を手堅く取りまとめ第41回〜43回の衆院選で日本共産党赤嶺政賢自由民主党(のち離党し無所属)の下地幹郎らとの競り合いを制して3期連続で当選していた。

しかし、2005年第44回衆議院議員総選挙では無所属ながら民主党の推薦と沖縄社会大衆党の支持を取り付けた下地が白保を破り議席を獲得。僅差ながら比例重複していなかった白保はそのまま落選した。続く2009年第45回衆議院議員総選挙でも国民新党に籍を移した下地が自民党の擁立した國場幸之助を振り切り連続当選を果たすも、2012年第46回衆議院議員総選挙では國場が初当選し、与党民国連立政権)逆風の煽りを受けた下地は議席を失った。

2014年第47回衆議院議員総選挙は自民党の党議拘束によって普天間基地名護市辺野古への移転賛成に転じた國場に対して、これに反対する翁長雄志沖縄県知事は長年この選挙区から出馬していた共産党の赤嶺の支援に回り、翁長の県知事就任を後押しした元自民党の那覇市議会会派の「新風会」、社会民主党生活の党、沖縄社会大衆党ら保守革新の枠組みを超えた勢力も「オール沖縄」候補として赤嶺の推薦を決めた。この結果、赤嶺が國場と維新の党から出馬した下地を破り、小選挙区では初めての当選を果たした。共産党の小選挙区での議席獲得は1996年第41回衆議院議員総選挙高知1区山原健二郎京都3区寺前巌が当選して以来18年ぶりで、沖縄選挙区での当選は初めて。なお、赤嶺に敗れた國場と下地も惜敗率によって比例九州ブロックで議席を獲得し、出馬した3人全員が当選している。

沖縄1区を含む沖縄県では公職選挙法違反がたびたび指摘されている。2017年第48回衆議院議員総選挙では、沖縄1区から出馬した赤嶺政賢は、テレビ東京の取材で、公示前に那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼する様子などを(公職選挙法違反の)事前運動にあたるのではないか、と尋ねられると「沖縄では慣例的に、私だけでなく他党の候補もやっている」と答えている[1]

小選挙区選出議員編集

選挙結果編集

解散日:2017年9月28日 投票日:2017年(平成29年)10月22日
当日有権者数:269,675人 最終投票率:57.36%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
赤嶺政賢69日本共産党60,605票
39.9%
――社会民主党自由党沖縄社会大衆党緑の党グリーンズジャパン、「新風会」[2]支持[3]
比当國場幸之助44自由民主党54,468票
35.9%
89.9%公明党推薦
比当下地幹郎56日本維新の会34,215票
22.5%
56.5%希望の党推薦
下地玲子59幸福実現党2,594票
1.7%
4.3%

解散日:2014年11月21日 投票日:2014年(平成26年)12月14日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
赤嶺政賢66日本共産党57,935票
39.8%
――社会民主党生活の党沖縄社会大衆党緑の党グリーンズジャパン、「新風会」[2]支持
比当國場幸之助41自由民主党53,241票
36.6%
91.9%公明党推薦
比当下地幹郎53維新の党34,328票
23.6%
59.3%政党そうぞう推薦

解散日:2012年11月16日 投票日:2012年(平成24年)12月16日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
國場幸之助39自由民主党65,233票
43.1%
――公明党推薦
下地幹郎51国民新党46,865票
30.9%
71.8%民主党推薦
比当赤嶺政賢64日本共産党27,856票
18.4%
42.7%沖縄社会大衆党推薦
安田邦弘67日本維新の会11,514票
7.6%
17.7%みんなの党推薦

解散日:2009年7月21日 投票日:2009年(平成21年)8月30日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
下地幹郎48国民新党77,152票
46.5%
――民主党推薦
國場幸之助36自由民主党63,017票
38.0%
81.7%公明党推薦
外間久子71日本共産党23,715票
14.3%
30.7%沖縄社会大衆党推薦
平良成輝40幸福実現党1,958票
1.2%
2.5%

解散日:2005年8月8日 投票日:2005年(平成17年)9月11日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
下地幹郎44無所属72,384票
43.8%
――民主党推薦・沖縄社会大衆党支持×
白保台一63公明党67,540票
40.8%
93.3%自由民主党推薦
比当赤嶺政賢57日本共産党23,123票
14.0%
31.9%
上原秀之32無所属2,307票
1.4%
3.2%×

解散日:2003年10月10日 投票日:2003年(平成15年)11月9日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白保台一61公明党58,330票
37.0%
――自由民主党・保守新党推薦
下地幹郎42無所属52,374票
33.3%
89.8%×
島尻昇45民主党27,209票
17.3%
46.6%社会民主党・沖縄社会大衆党推薦
比当赤嶺政賢55日本共産党19,528票
12.4%
33.5%
  • 島尻は第42回・第44回で2区から立候補したが落選した。
  • 下地は自民党に籍を置いたまま無所属で立候補した。

解散日:2000年6月2日 投票日:2000年(平成12年)6月25日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白保台一57公明党86,255票
52.6%
――自由民主党・保守党推薦
比当赤嶺政賢52日本共産党50,709票
30.9%
58.8%沖縄社会大衆党推薦
前田清貴47自由連合27,168票
16.6%
31.5%社会民主党支持
  • 下地は比例九州ブロック単独立候補で当選。

解散日:1996年9月27日 投票日:1996年(平成8年)10月20日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
白保台一54新進党52,975票
30.2%
――社会民主党支持
比当古堅実吉67日本共産党47,379票
27.0%
89.4%沖縄社会大衆党推薦
比当下地幹郎35自由民主党44,488票
25.4%
84.0%
西銘順志郎46自由連合23,238票
13.3%
43.9%
島尻昇38新党さきがけ7,223票
4.1%
13.6%民主党推薦

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集