河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、ミス花子の楽曲および、同曲を主題歌とする映画シリーズ。

楽曲

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「河内のオッサンの唄」
ミス花子シングル
初出アルバム『ニッポンのオッサンの唄大全集
B面 サラリーマンぶるうす
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • LK-19
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 ミス花子
チャート最高順位
  • 週間5位オリコン
  • 1976年度年間40位(オリコン)
  • 登場回数22回(オリコン)
  • 売上27.9万枚(オリコン)
ニッポンのオッサンの唄大全集 収録曲
Side A
  1. 河内のオッサンの唄
  2. 或るオッサンの唄 破瀾の前編
  3. 或るオッサンの唄 破瀾の後編
  4. 山の手のオバサマの唄
  5. よっぱらいのオッサンの唄
Side B
  1. 河内のオバサンの唄
  2. 有名なオッサンの唄
  3. ハワイのオッサンの唄
  4. 或るオッサンの唄 哀愁編
  5. ワンダー島のオッサンの唄~ソウルキングゴング
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河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、ミス花子の楽曲。シングルは1976年8月1日日本コロムビアより発売された。ミス花子のオリジナルアルバム『ニッポンのオッサンの唄大全集』のほか、コミックソングや時代別のヒット曲を収めたコンピレーション・アルバムに多く収録されている。

ディスコ・ファンク風のバンドサウンドによる伴奏を持ち、題名を連呼する部分およびサビ以外はトーキング・ブルース英語版のような河内弁の語りとなっている。ギターは、エディ藩が演奏している[1]

歌詞に登場する河内弁を話す人物は、家族や友人には親切な好人物なのだが、ミス花子はあえて荒れた声質で歌う(語る)ことで、「下品さ」を強調している。比較対照として東京方言も歌詞に取り入れている。

当初、テイチクからの発売が決まっていたが、上層部から「品が無い」と断られたため、日本コロムビアから発売された[2]。累計で80万枚を売り上げている[2]

オリジナルシングル盤収録曲
コロムビア(LK-19-A) 全作詞・作曲・歌:ミス花子
  • A面:河内のオッサンの唄 - (3:10)
  • B面:サラリーマンぶるうす - (3:19)

カバー

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河内のオッサンの唄
  • 嘉門達夫 - アルバム「元気が出るCD!!」(2005年)収録。

映画

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1976年の秋から年末にかけ、東映配給の映画シリーズとして『河内のオッサンの唄』および『河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』のシリーズ2作が製作・公開された。第1作は川谷拓三の初主演作品。

河内のオッサンの唄 (映画第1作)

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河内のオッサンの唄
監督 齋藤武市
脚本 関本郁夫
高田純
製作 坂上順(企画)
出演者 川谷拓三
岩城滉一
夏純子
奈美悦子
室田日出男
ミヤコ蝶々
田中浩
音楽 鏑木創
主題歌 『河内のオッサンの唄』(ミス花子
撮影 中島芳男
製作会社 東映東京撮影所
配給 東映
公開   1976年11月17日
上映時間 89分
製作国   日本
次作 河内のオッサンの唄 よう来たのワレ
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河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、1976年11月17日に公開された日本映画。封切り時の同時上映作品は『新・女囚さそり 701号』。

キャスト(第1作)

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スタッフ(第1作)

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ビデオ(第1作)

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発売日 規格 規格品番 レーベル
VHS
2013年3月21日 DVD DSTD03623 東映ビデオ

河内のオッサンの唄 よう来たのワレ

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河内のオッサンの唄 よう来たのワレ
監督 齋藤武市
脚本 松本功高田純関本郁夫
製作 坂上順(企画)
出演者 川谷拓三
岩城滉一
夏純子
篠ヒロコ
室田日出男
田中邦衛
音楽 鏑木創
主題歌 『河内のオッサンの唄』(ミス花子
撮影 中島芳男
製作会社 東映東京撮影所
配給 東映
公開   1976年12月25日
上映時間 93分
製作国   日本
前作 河内のオッサンの唄
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河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』(かわちのオッサンのうた ようきたのワレ)は、1976年12月25日に公開された日本映画。封切り時の同時上映作品は『トラック野郎・天下御免』。

前作公開日の38日後という驚異的な短期間で公開されている。併映作品と合わせた配給収入は翌年までに12億8200万円に達し、1977年の邦画収入ランキングで7位となった(1977年の映画#日本配給収入ランキング参照)。また、主演の川谷は本作を含む各作での演技が評価され、第1回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞にノミネートされた(最優秀賞は『幸福の黄色いハンカチ』の武田鉄矢)。

キャスト(第2作)

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スタッフ(第2作)

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外部リンク

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映画第1作
映画第2作

脚注

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  1. ^ 【昭和ロックを語る時が来た!】エディ藩が語るカップス解散後 ショーケンから頼まれた松田優作への伝言 東京スポーツ、2021年7月4日(紙面は2021年7月1日分18面)
  2. ^ a b 「河内のオッサンの唄(おおさか歌物語:7)」、『朝日新聞』2000年1月13日付朝刊、23頁(大阪)
  3. ^ 製作発表時のプレスシート等の資料を元にキャスト情報を記録しているキネマ旬報映画データベースでは、平尾の役柄を「タイヤキ屋」としており、撮影段階で変更があったとみられる。