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河内長野駅

日本の大阪府河内長野市にある南海電気鉄道・近畿日本鉄道の駅

河内長野駅(かわちながのえき)は、大阪府河内長野市本町にある、南海電気鉄道(南海)・近畿日本鉄道(近鉄)の

河内長野駅*
河内長野駅舎(2016年7月撮影)
河内長野駅舎(2016年7月撮影)
かわちながの
Kawachinagano
所在地 大阪府河内長野市本町
所属事業者 南海電気鉄道駅詳細
近畿日本鉄道駅詳細
備考 *1954年昭和29年)4月1日に長野駅から改称
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南海高野線の難波からの区間急行の一部、および各駅停車のほとんどは当駅で折り返しとなり、急行は当駅以南各駅に停車する。特急「こうや」「りんかん」も含めた全列車が停車する。

近鉄長野線では終着駅にあたり、主に準急が運行されていて、深夜には普通および古市止まりも運行されている。

また、「奥河内」の玄関口でもある[1]

目次

利用可能な鉄道路線編集

歴史編集

駅構造編集

河内長野駅 配線図

↑左1-4千代田駅 右1-2汐ノ宮駅

     
     
         
           
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
           
         
   

三日市町駅

橋上駅舎は南海と近鉄で共用しているが、互いの改札は分けられている。番線の数字も両者では連続していない。 橋上駅舎入口の駅名表示には、西口側は南海、東口側は近鉄のフォーマットが採用されている。

ローマ字表記は、南海がハイフンなしの「KAWACHINAGANO」、近鉄がハイフン付きの「Kawachi-Nagano」である。

出口の案内は西出口と東出口の2つしかないが、ノバティながの北館・南館それぞれに向かうペデストリアンデッキ、駅北側への階段、中2階への階段がある。また、西出口側にはエレベーターと上り専用エスカレーター、東出口側にエレベーター(改札内外共用)、中2階側に上り専用エスカレーターがある[5]

2010年のリニューアル工事以前まで、車いす昇降設備の設置が無く、案内板等の不整備、雨漏り等で老朽化もあった。工事により旅客案内サイン類の一斉更新やバリアフリー化、観光案内設備等の拡充、内装・外装工事などが行われ、2013年4月のペデストリアンデッキの屋根設置をもって完了した。

南海電気鉄道編集

南海 河内長野駅
 
改札口・案内所
かわちながの
KAWACHINAGANO
NK68 千代田 (2.1km)
(1.7km) 三日市町 NK70
所在地 大阪府河内長野市本町29-9
駅番号 NK 69
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 28.0km(汐見橋起点)
難波から27.3km
電報略号 ナカ゛
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
28,032人/日
-2017年-
開業年月日 1898年明治31年)3月29日
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島式2面4線のホームを持つ待避可能駅で、奇数番線(1・3番線)が本線、偶数番線(2・4番線)が待避線である。ホーム有効長は20m車8両分および17m車10両分であり、1995~2003年にかけて、平日朝ラッシュに2本設定されていた急行ズームカー10両編成運転では、当駅4番のりばで増結、当駅2番のりばで解結されていた[6]。列車の出発時には全列車に対して出発時機合図(≒発車ベル)が鳴動する。改札口は1箇所のみ。自動改札機日本信号製。各ホーム中央にエレベーターが設置されている[5]

以前はソラリー式の発車標であったがフルカラーLED式に交換され、改札上には時計・情報通知用の液晶表示機も併設されている。

半数の区間急行と各停が当駅で折り返しとなる。また、難波行き準急(平日朝ラッシュ時のみ)の一部に当駅始発列車がある。

当駅は、駅長が配置され、滝谷駅 - 天見駅の各駅を管轄している。

のりば編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2   高野線 下り 高野山方面
3・4   高野線 上り なんば方面 当駅始発の一部は2番のりば

当駅始発列車は4番線からも発車する[注 1]。なお偶数番線は、それぞれ難波側に渡り線があるため直接折返しができるようになっているが、時間帯によって2番線発着になるか4番線発着になるかはまちまちで、当駅以南は各駅に停車する前後の急行との乗り換えも必ず同一ホーム上乗り換えできるとは限らない(ただし相互ホーム間の乗り換え時間はある程度確保されている)。

近畿日本鉄道編集

近鉄 河内長野駅
かわちながの
Kawachi-Nagano
O22 汐ノ宮 (2.0km)
所在地 大阪府河内長野市本町29-1
駅番号  O23 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 O 長野線
キロ程 12.5km(古市起点)
大阪阿部野橋から30.8km
電報略号 ナノ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
6,877人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1902年明治35年)12月12日
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元々は島式1面2線のホームを持つ駅であったが、かつての1番線はホーム側に固定柵を設置の上で、架線場内信号機出発信号機ATS地上子などや古市寄り約60メートルより先の線路も撤去したので、事実上保線用車両しか入線出来なくなっており、現在はかつての2番線のみで発着を賄う1面1線の駅となっている。ホーム有効長は5両。改札口は1ヶ所のみ。ホーム南側にエレベーター(改札内外共用)とエスカレーターが設置されている[7]

当初は、当駅を途中駅として観心寺に至り、金剛登山電気鉄道に接続し千早方面まで延伸する構想があり、2線のホームを有していた[注 2]。1923年(大正12年)に当時の大阪鉄道が当駅から観心寺間の路線を申請し、1927年(昭和2年)に国より認可された。しかし工事が行われることなく1959年(昭和34年)に計画は失効している[8]。また、古市方に200メートルほど複線用地が確保されているが、現在のところは複線化の目途は立っていない[9]

近鉄では旧国名の部分が「河内国分」「大和西大寺」と小さく表示されることが多いが、当駅の駅名標や車両の行先方向幕は、市名に基づき旧国名も大きく表示される[10]

路線 方向 行先
O 長野線 上り 古市大阪阿部野橋方面[11]

駅設備・営業面編集

ダイヤ面編集

当駅に発着する列車は準急が大多数となっているが[13]、平日のみ急行も運転されており、朝の当駅始発が2本と夕方の当駅到着が6本設定されている[13]。夜間には大阪阿部野橋行きおよび古市行き普通列車もそれぞれ設定されている[13]。平日の日中と土休日の始発から終電まではほぼ15分間隔となっている。また、教祖祭PL花火芸術が開催される毎年8月1日は通常と異なるダイヤのため、昼間時間帯から大阪阿部野橋行きの普通・急行や古市行きの普通が運行されることもある。

利用状況編集

下記の表の通りに利用客数は南海が多い。河内長野市に隣接する和泉市東横山地区等からも当駅を利用しているなど、南河内の主要な駅となっている。

  • 南海電気鉄道 - 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員28,032人である。
  • 近畿日本鉄道 - 2015年(平成27年)度の1日乗降人員(11月10日調査)は12,563人である。

各年度の1日乗降・乗車人員数は下表の通り。

  • 南海のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
  • 近鉄のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
年度 南海電気鉄道 近畿日本鉄道 出典
1日平均 特定日
乗降人員 乗車人員 順位 調査日 乗降人員 乗車人員
1990年 37,948 19,067 - 11月06日 16,691 7,925 [14]
1991年 39,513 19,916 - - [15]
1992年 39,222 19,737 - 11月10日 17,997 8,925 [16]
1993年 39,287 19,736 - - [17]
1994年 39,105 19,651 - - [18]
1995年 39,211 19,726 - 12月05日 17,683 8,889 [19]
1996年 38,145 19,220 - - [20]
1997年 36,377 18,292 - - [21]
1998年 35,556 17,827 - 11月10日 16,766 8,439 [22]
1999年 34,366 17,092 - - [23]
2000年 33,392 16,603 - 11月07日 15,717 7,750 [24]
2001年 32,659 16,241 - - [25]
2002年 32,445 16,049 - - [26]
2003年 32,942 16,013 - 11月11日 13,528 6,769 [27]
2004年 32,060 15,616 - - [28]
2005年 31,980 15,571 9位 11月08日 13,140 6,503 [29]
2006年 31,842 15,515 9位 - [30]
2007年 31,495 15,326 9位 - [31]
2008年 31,033 15,154 9位 11月18日 13,637 6,873 [32]
2009年 29,910 14,537 9位 - [33]
2010年 29,968 14,585 9位 11月09日 13,101 6,551 [34]
2011年 29,584 14,392 9位 - [35]
2012年 29,551 14,342 9位 11月13日 11,613 5,761 [36]
2013年 29,851 14,466 9位 - [37]
2014年 28,495 13,857 9位 - [38]
2015年 28,594 14,024 9位 11月10日 12,563 6,260 [39]
2016年 28,279 13,859 10位 - [40]
2017年 28,032 13,736 11位 - [41]

駅周辺編集

 
高野街道 酒蔵通り

駅近くの8本の道路が交差する「七つ辻」は、車道における西高野街道東高野街道が合流する地点で、また駅周辺から三日市町駅にかけての高野街道は、宿場町としての歴史的な街並みなどが残っている。[42]そのため、改札付近は「ショップ南海河内長野」も含め、高野街道を意識した内装になっているほか、改札口には案内所、駅1階の西出口付近には河内長野市観光案内所がある。[43]

駅西側には各ニュータウンへとつながるバスターミナルがあり、観光名所へ向かうバスも運行されている。付近には、専門店街を中心としたノバティながの北館、飲食店を中心とした南館がそれぞれ駅舎とペデストリアンデッキで連結している[44]。その西には長野商店街が南北方向と東西方向に延びている。ただし、東西方向の旧商店街は駅前再開発の一環で駅出口が移動したことによる人通りの変化が影響して一部がシャッター街となっており、駅前商店の多くは国道170号旧道沿いが中心となっている。

駅東側は、主にマンションや住宅街になっている。また、その向こうを流れる石川の対岸には旧温泉街と大阪府営長野公園がある。

公共機関編集

商業施設編集

 
ノバティながの北館

教育機関編集